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劇中では固有魔法は明かされていないが、ドラマCD1巻ではほむらに身体能力の上昇の魔法を使い、ポータブル版では回復魔法を扱い、中にはソウルジェムの濁りを消すものもあるなど、何を固有魔法とするかの解釈の余地は大きい。 まどかの願いは各時間軸で違うためそれぞれの時間軸で能力も変わると思われるが、その本質は「浄化」であると思われる。 まどかの弓矢はホーミング性能があるようで敵を追尾する軌道で飛ぶ。 マジカルスタッフ スーパーマジカルスタッフ トゥインクルスタッフ 魔法の杖で敵を殴る攻撃魔法。 なのだが、まどかの武器は弓であるのでこれらは弓が杖に変形して使うと思われる。砂漠での戦闘で、ガメグロスを撃破。 パニエロケット 自分をふくらませ、敵に体当たりして攻撃する。 元ネタはOPのワンシーン。攻撃範囲が特殊だが複数の敵を攻撃できる。 「行くよ、パニエロケット!」 マジカルアロー トゥインクルアロー スターライトアロー 前方1列に魔法の矢で貫通攻撃する。 スプレットアロー 前方広範囲に矢を連射する。 「これで終わりだよ!スプレットアロー!」 マジカルスコール 天上から魔法の矢の雨を降らす。 「降り注げ、天上の矢!どこにいたって逃がさないよ!」 シューティングスター 無数の矢を前方に飛ばし、大爆発を起こす。 ポータブル版で唯一アルティメットまどか状態で攻撃するまどかの最強魔法。 恐らく歴代魔法少女の中でも最高火力を誇る。 「祈りを絶望で終わらせたりしない・・・この一撃で!」 「貫いて、シューティングスター!」 癒しの光 味方1人のHPを回復する。 浄化の光 味方1人の状態異常を回復する。 上記の癒しの光とこの魔法は同じ効果のものをさやかは習得できる。 まどかが使えるようになると魔力の都合上余程のことがない限りさやかの回復魔法は使われなくなることが多い。 転生の福音 戦闘不能になった味方1人を回復する唯一の蘇生魔法。 「癒しの光よ・・・」 天上の祈り 味方1人のソウルジェムを少し浄化する。まどかのレベルが上がるとともに永久機関となる魔法。こんなんチートや! 「大丈夫、諦めないで!」 救済する白き光 周囲の敵を浄化し、消滅させる月光蝶のような恐ろしい魔法。その範囲は障害物を無視する。 「絶望しないで・・・因果は私が受け止める!」 名前 コメント
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QB「…」 杏子「!…この野郎、人が良い気分の時に現れやがって…」チャキ さやか「…丁度良いじゃん、こいつには聞きたい事いっぱいあるし」チャキ ほむら「ワルプルギスの夜という脅威は去った…あとはあなた達だけね」ジャキッ 武器を構え、キュウべえを睨みつける三人 マミ「ちょ、ちょっと待って!そんな脅すようなことせずに…」 ほむら「…甘いわね、マミ」 ほむら「あなたはキュウべえと一番長く一緒に過ごしていたようだけど…」 杏子「そいつが何か企んでんのは分かってんだ!」 さやか「脅しが効くような相手とは思えないけど…無理やりにでも吐かせてやる!」 ほむら「さぁインキュベーター…答えてもらうわよ」 ほむら「あなた達の目的が宇宙の延命だということ…らしいけど」 ほむら「あれは本当なの…?」 QB「…」 ほむらの質問に答えず、 あらぬ方向を見つめて動かないキュウべえ さやか「答えたくないってか!?」 ほむら「正直言って…今のあなたはこれまで私が別の時間軸で接触してきたインキュベーターとは違う」 ほむら「執拗に契約を持ちかけてくることはあったけど…まどかを連れ去るなんて強行策は初めてよ」 QB「…」 杏子「だんまりかよ、おい」 さやか「まどかを返してよ!」 マミ「キュウべえ…お願い、鹿目さん達を返して?」 ほむら「あなたに出来ないのならあの黒服に頼むわ…アイツを出しなさい」 ほむら「まどか達を連れ去ったあの能力はアイツの物なんでしょう?」 杏子「…なんとか言えよ!」 QB「…うん」 さやか「…!」 マミ「…」 ほむら「…インキュベーター…あなたは…」 QB「うん…そう…」 QB「そうだよ。予想は外れたみたいだ」 QB「ああ。やっぱりそうなるだろうね」 ほむら「!?」 さやか「え…え?」 マミ「キュウべえ?」 杏子「こいつ…誰と話してるんだ…?」 QB「…そうかい」 QB「たしかに三人のウルトラマンのデータを取れなかったのは残念だけど」 QB「彼女達を残しておくのは…確かにね…」 QB「わかった。命令が出たのならそうしよう」 QB「それじゃ」 キュウべえが四人に向き直る QB「待たせちゃったね」 ほむら「…今誰と話していたの!?」 杏子「お前また何か企んでんのか!!」 QB「いや…はっきり言って君達は先の戦いで全滅すると思っていた」 QB「大したものだよ!」 マミ「っ…!」 さやか「マミさん…」 ほむら「…もういい…話が噛み合わない」チャキッ 銃を構え、キュウべえを睨みつけるほむら ほむら「あなたが知っていることを洗い浚い全部教えなさい」 QB「…今から排除される君達にそんな事を教える必要は無いみたいだよ」 さやか「な…!?」 杏子「…やるってのかい?」 マミ「そんな…」 咄嗟に身構える四人 ほむら「本性を現したってことね…」 QB「本星からの命令が出た以上そうするしかない」 杏子「…アンタ本気かい?一匹でこの人数に…」 ほむら「あなたが戦う術を持っているとは思えないのだけれど?」 QB「そう、今まではね」 QB「だが異次元人ヤプールの力を借りて…僕自身はとてつもない力を手に入れた」 QB「これを使ってしまえば…君達が全滅するまで暴れまわることになる」 ほむら「ヤプール?…それがあの黒服の…?」 シュゥゥゥウウン… さやか「…なんの音?」 マミ「…!」 マミ「暁美さん!上!!」 ほむら「…!?」 上空からキュウべえのいる場所へ巨大な赤い球体が落下してくる 杏子「退がれ!!」 ガシッ ほむら「うっ…!」 ほむらの腕を掴み、後ろへ飛び退く杏子 マミ「美樹さん!!」 さやか「わぁああっ!?」 ドゴォォォオオオン! …………………………………… ドゴォォォオオオン ズゴゴゴゴ… アスカ「うおっ!?」 我夢「なんだ…!?あの光は…!」 ダイゴ「あの位置には…みんなが…!」 球体の落下による衝撃波でよろめく三人 ゴゴゴゴ… アスカ「…!!」 我夢「!…あれ…は…?」 ダイゴ「…怪獣?」 …………………………………… さやか「なん…だよ…なんだよコレぇ…!」 マミ「キュウべえ…!?それは…」 ほむら「…魔女?…違うわね…」 杏子「おいおい…こんな隠し玉が…」 ガラガラガラ… 四人の目の前にワルプルギスの夜以上の巨大な影が立ち塞がる QB『…すごい…ね…これは…』 QB『ヤプールの怨念が体の中から溢れ出してくるようだよ…!!』 QB『ふふ…ふふふふ…』 杏子「でっ…けぇ…」 ほむら「…?」 ほむら(インキュベーターが…笑った…?) 杏子「おい!あれ見ろ!」 さやか「うっ…!?」 杏子が指差した先、 怪獣の額にある赤い結晶体にキュウべえがその半身を同化させていた QB『こんなもので驚いてもらっちゃ困るよ』 バキバキバキッ!ゴキッ… QB『まだまだ変わるよ…!!素晴らしいね…!』 ドゴゴゴゴゴ… 周辺の建物を押し潰し、怪物はその大きさを増していく 巨大な下半身の側面から新たに足が二本生え、昆虫を思わせる姿へと変貌し、 黄金色の上半身からは大小さまざまな大きさの不気味に蠢く触手が飛び出す さやか「こんな…こんなのって…!」 杏子「なんだ……何なんだよその姿は!!」 QB『…ウルトラキラーザウルス・ネオ…』 QB『ウルトラマン抹殺の為の力を…君達から手に入れたエネルギーで少しばかり強化した』 マミ「キュウべえ…どうして…」 QB『マミ…君には随分世話になったけど…』 QB『君達を消すことはもう決定されてしまったんだ』 QB『運が悪かったと思って…死んでよ』 ほむら「…ここまできて…!」 杏子「ふ…ふざけんな!そんなワケわかんねー理由で…!!」 QB『君達に許される唯一の行為は』 QB『これから見せる僕の新しい力に恐怖し』 QB『絶望することだけだ』 グオッ 巨大な足を上げ 四人に向かって振り下ろす さやか「き、来たっ!!」 マミ「…」 ほむら「!? マミ!何をしているの!?」 Uキラーザウルスの姿を見上げたまま、呆然と立ち尽くすマミ さやか「マミさんっ!!」 杏子「ッ…!!」 ガシャン! ドゴォォオオオオォン!! ガガガガッ! QB『おや』 杏子「ぐっ…おあああ…!!」 さやか「!! 杏子!」 振り下ろされた足を障壁で受け止める杏子 杏子「ボサッとしてんじゃ…ねぇっ…ぞ!!」グググッ マミ「あ…!さ、佐倉さん!!」 杏子「こいつはっ…アタシ達を殺しにきてんだ!!」 杏子「油断してたら……死ぬぞ!!」 マミ「!…」 ほむら「障壁が砕けるわ!」 バキン!! …………………………………… ヤプール「始まったか」 ???「そうみたいだ。君はどうなると思う?」 ヤプール「…魔法少女だけであれを倒すことは不可能だ」 ???「だろうね…剣や銃でどうにか出来るようには思えないし」 ???「どちらにしろ…地球へ向かわせたあの個体は…」 ???「鹿目まどかはどうなったんだい?」 ヤプール「まだあの空間にいる。ソウルジェムにも少しづつ穢れが溜まっているようだ」 ???「彼女があの空間で魔女化するのも時間の問題かな」 ヤプール「…さて」 ヤプール「どうだろうな?」 ???「早いとこ魔女化して欲しいんだけどね。大したエネルギーを持ってるわけでもないし」 ???「まぁ今となってはどっちに転んでも…」 ヤプール「…なら絶望させて止めを刺すとするか」 ヤプール「終わりだ、鹿目まどか」 ヤプールの目が怪しく輝き、空間が歪む …………………………………… バババババッ ほむら「く…!」 マミ「これならっ!!」 重火器の一斉射撃がUキラーザウルスの上半身に直撃し、 辺り一面が爆煙に包まれる Uキラー「グルルルルル…」ズンッ QB『無駄だというのが解らないのかな?』 二人の魔法少女の攻撃をものともせずに、爆煙の向こうからその巨体を現す ほむら「!…駄目…」 マミ「止まらない…っ!!」 ダンッ 杏子「うぉぉおおおおおっ!!」 さやか「このぉぉおおお!!」 ドガガッ QB『…なんだいそれは?』 杏子とさやかが同時に足に斬りかかる しかし、黒く硬化した外殻に難無く受け止められてしまう 杏子「ちぃっ!!」 さやか「う…ぅっ!ビクともしないっ!!」 QB『そろそろ反撃するよ!』 Uキラー「グァオオオオオオオオオオオオ!!!」 ヒュヒュン! 杏子「な…ッぐうっ!?」ドガッ さやか「うっ…くあぁ!!」ドゴッ 防御が間に合わず、無数の触手に弾き飛ばされ、ビルに叩きつけられる ドシャッ… ほむら「さやか!杏子!」 さやか「うぅ…」 杏子「ぐっ…一発当たっただけで…バラバラになりそうだ…」 マミ「待ってて!今治療を…」 QB『ほらほら休んでる暇なんてないよ!』 Uキラー「グガァァアアアア!!」 バシュシュシュン! 背中の大量の棘が生体ミサイルとなり、四人の上に降り注ぐ 杏子「なっ…!!?」 さやか「避け切れない…!」 ほむら「!…」 ほむら「マミ!こっちに!」ガシッ マミ「え!?ちょ、ちょっと…」 カチン 生体ミサイルが空中で静止し、 同じくUキラーザウルスもその動きを止める マミ「!?…止まってる…?」 ほむら「私の能力よ…私達以外の時間は今は停止している」 ほむら「あなたも私に触れている限りは止まった時の中を動けるから…」 チャキ マミに体を密着させた状態で銃を構える ほむら「この間にミサイルを撃ち落とす…離れないで!」 マミ「!…そういうことね…わかったわ!!」チャキ ババババッ ほむら「…」 マミ「よし…!」 バンバンバンバンッ マミ「…!」 ほむら(これは…!) ミサイルへ銃を撃ち続ける しかしその数は二人の予想を遥かに上回っていた ほむら「うっ…くっ…!!」ガクッ マミ「暁美さん!?」 ほむら(迎撃が間に合わない…っ!) ほむら「マミ…もう限界よ…時間停止が…!」 マミ「え!?」 カチン マミ「!!?」 ドカァァアアン QB『!!…』 杏子「な、何だ…!?」 さやか「ミサイルが…」 シュゥウウウウン… ほむら「油断しないで!次が来るわ!」ガシッ マミ「二人ともこっちへ!一旦退くわよ!!」ガシッ ほむらが杏子を、マミがさやかの手を引き、その場から飛び退く ドゴゴォォオオオン…! ほむら「っ…!!」 …………………………………… …………………………………… …………………………………… まどか「…」 まどか「……みん…な…」 まどか「戦ってるの……かな…」 まどか「ワルプルギスの夜……」 まどか「………」 ビクンッ まどか「…!」 まどか「な、何…?今何か…」 マミ『鹿目さん』 まどか「!!?」 杏子『よう、まどか』 さやか『久しぶり…かな?』 まどか「さやかちゃん!?な、なんで…」 ほむら『まどか…』 まどか「あ…」 まどかの目の前に、 巴マミ、佐倉杏子、美樹さやか、そして暁美ほむらが現れる まどか「よ、よかった…ほむらちゃん…!」タッ ほむらに駆け寄るまどか ほむら『…』 ドシャッ まどか「………え?」 まどかがほむらに手を伸ばした瞬間、 ほむらの体は真っ赤な血を流し、力無く崩れ落ちた まどか「ほ、ほむらちゃん…?ほむらちゃんっ…!!?」 まどか「やだ…やだ…!!」 目を開いたまま力尽きたほむらを抱きしめ、絶叫する まどか「いやぁぁぁあああああああああっっっ!!!!」 まどか「なんでぇ…?」ジワッ まどか「なんでこんな事に…」 ドカッ まどか「ッ……!」ドシャ 杏子『解ってんだろ?』 杏子が涙目のまどかを蹴り飛ばし、さやかが耳元で囁く さやか『あんたのせいだってね』ニコ まどか「!!!」 マミ『所詮あなたは自分じゃ何も出来ないの』 マミ『何かあったら誰かが何とかしてくれると思ってるような人間と…一緒にいたくないわ』 杏子『誰かの為にとかそんなんでよく言えるよな?』 さやか『魔法少女になったのに…足引っ張って迷惑掛けるだけなんだから』 うずくまり、耳を塞ぐまどかの周りに魔法少女達が集まる まどか「……」 ほむら『まどか…』 まどか「あ…ほむらちゃん」 地面に転がったほむらの顔がまどかを見つめ、 ゆっくりと口を開く ほむら『全部あなたのせい』 ほむら『あなたのせいで…私は……』 まどか「う…うううぅぅぅ………!!!」 ピシッ…ピキピキッ… 穢れの溜まったソウルジェムに少しづつヒビが入る ほむら『あなたが…あなたさえいなければ……』 まどか「うぅ…うあぁぁああ……!!」 まどか(…もう…いやだ…) まどか(悲しくて……) まどか(辛くて……) まどか(痛い………) まどか(怖い……) まどか(もう……) まどか(こんなの………) ピキピキ ほむら『ねぇ…まどか…』 ほむら『消えて……?』 まどか「…!!」 まどか「ぁぁぁぁぁああああああっっ!!!!」 ビキッ 『闇に惑わされるな』 シュォォオオオッ… 杏子『なに…!?』 マミ『…!!』 さやか『あ…』 ほむら『…』 ほむら『ちっ…』 まどか「え……?」 まどかの頭の中にほんの一瞬、銀色の巨人の姿が浮かび上がり 目を見開き、驚いた瞬間には辺り一面が真っ白な世界へと変わり 耳元で囁いていたさやかと杏子 少し離れていたところで嘲笑っていたマミ そして血塗れでまどかに語りかけていたほむらは 跡形もなく消滅していた まどか「な、何が…?」 まどか「……あ…れ?」 まどか「わたし…さっきまで砂漠に…」 ???『鹿目さん…』 まどか「…?」 ???『いえ…まどか…』 まどか「…!」 真っ白な世界に取り残されたまどかの目の前には 眼鏡を掛けた三つ編みの少女が立っていた まどか「………」 まどか「ほむら…ちゃん…?」 …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… ~裏通り~ マミ「…はい、どう?佐倉さん」 杏子「ああ…悪い、助かった」 杏子の傷を魔法で治療し、裏通りで身を寄せ合う四人 マミ「美樹さんは?あなたも傷を…」 さやか「あたしは…もう大丈夫です!自分の能力である程度は…」 さやか「それに…あの時とっさに杏子が庇ってくれたし…」 マミ「…そう」 杏子「へっ……気付いてたのか」 さやか「へへ~…まぁね」 お互いの顔を見て、自嘲気味に笑う ほむら「体勢を整えたところで相談なんだけど…どう戦いましょうか…」 杏子「…グリーフシードのストックは?」 ほむら「もう無いわ…全員連戦でかなり消費してる」 ほむら「それに加えて…あの怪物相手に結構使ったもの…ね」 杏子「…くそっ」ドンッ 握りしめた拳を壁に打ち付ける杏子 さやか「魔力を込めた攻撃じゃないとアイツの体にダメージ与えるのは難しいと思う…」 マミ「でしょうね…普通の攻撃じゃ駄目…あの巨体にはビクともしないわ」 さやか「あたし達…あとどれくらい戦えるんだろ…」 マミ「…」 杏子「普通の攻撃じゃ駄目…か」 ほむら「ええ、それにいくら強力な攻撃を繰り出してもヤツを倒せなければ無意味よ」 さやか「…じゃあどうするのさ!?」 マミ「狙うなら…最大火力の攻撃を弱点に…かしら?」 杏子「弱点って…あの化け物にそんなのあるのかよ?」 ほむら「弱点…?」 ほむら「…………!!」バッ ほむら「あるかもしれない…!ヤツを倒す方法が!」 ほむらが突然顔を上げ、提案する 杏子「マジかよ…!?」 ほむら「ええ…アイツの弱点…」 ほむら「額よ」トントン 自分の額を指で突きながら三人に説明する さやか「額?……あっ!」 杏子「なるほどな……そういうことか」 マミ「…キュウべえね」 ほむら「そうよ、あの怪物が現れた時…額の結晶体と一体化したインキュベーターを見たわね?」 ほむら「あの怪物はおそらくインキュベーターの意思で動いている…」 ほむら「一体化したあの部分は…言わば脳みたいなものね」 さやか「そこを潰す…ってワケ?」 ほむら「ええ」 マミ「…それは無理よ」 さやか「えっ?」 杏子「…」 ほむら「…」 マミ「確かに…そこを狙えば勝機はあると思う」 マミ「けど…どうやって狙うの?」 険しい表情でほむらに問う マミ「見上げるほどの巨体なのよ…!?」 マミ「あの弱点を突くには下からじゃ射線が通らないわ…!」 さやか「じゃ、じゃあ!アイツより高い所から狙えば…」 杏子「あの化け物より高い建物なんて滅多に無いよ…あったとしても今日の戦いで破壊されてる」 さやか「そ…そんな…」 提案も空しく、がっくりと肩を落とすさやか ほむら「あるわよ…アイツより高い所から攻撃する方法が」 マミ「!?」 杏子「何…!?」 さやか「ほ、ホント!?」 ほむら「本当よ」 ほむら「ただ…かなり危険…賭けみたいなものよ」 さやか「…この際だ!アイツを倒せるなら何だってやる!!」 マミ「…嫌な予感しかしないのだけれど?」 ほむら「鋭いわねマミ」 杏子「勿体ぶってないで教えてくれよ!その方法ってやつをさぁ!」 ほむら「…わかったわ」 ほむら「じゃあまず…」 ほむら「マミ、杏子…あなた達には待機していてもらうわ」 杏子「はぁ!?」 マミ「ちょ、ちょっと待ちなさい!あなたと美樹さん二人でやると言うの!?」 さやか「…!」 作戦を聞いた二人がほむらに詰め寄る ほむら「もちろんあなた達にもやってもらうことはある」 ほむら「でも…今のところソウルジェムの穢れが少ないのは私達二人…」 ほむら「これが最善の策なのよ…さやか、いけるわね?」 さやか「お…おー!もちろん!」 ほむら「…よし」 さやか「でもさ…」 さやか「どうやってアイツより高い位置に行くのさ?」 さやか「あの体をよじ登っていくとか?」 ほむら「いいえ…それじゃあ途中であの触手に叩き落とされるのがオチだわ」 杏子「…触手……」 杏子「…!!」 マミ「…佐倉さん?」 杏子「おいほむら…アンタまさか……」 ほむら「…」 …………………………………… …………………………………… ほむら「……」 マミ「め…めちゃくちゃだわ…正気の沙汰とは思えない……!」 作戦を説明し終えたほむらに対し、声を荒げて反論するマミ マミ「無茶よ!…そんなことをして…攻撃する前に限界が来てしまったら…」 ほむら「無茶は百も承知よ」 さやか「…」 杏子「何か別の策は無いのかよ…?」 ほむら「無いわね。ダメージ覚悟で行くしかない」 杏子の問いに、キッパリと言い放つ ほむら「そうでもしなきゃヤツは倒せない…」 ほむら「さやか…覚悟を決めなさい」 さやか「…」 さやか「…分かったよ!」 さやか「もう逃げないって高らかに宣言しちゃったしね!!」パシン! 気合いを入れるように自分の頬を叩く ほむら「あなた達二人には…私達がヤツを倒した後に触手を攻撃してもらいたい」 杏子「…わかったよ」 マミ「……任せて」グッ ゴゴゴゴゴゴ… マミ「…近いわ!」 ほむら「来たようね…頼むわよ、みんな…!」 杏子「…ちゃんと仕留めろよ…?」 さやか「わかってるって!」 ドゴォォオオォン Uキラー「グギャォオオオオオオ!!!」 QB『…見つけたよ!!』 建物を触手と扇状の手で破壊し、Uキラーザウルスが出現する さやか「ほむら!」 ほむら「ええ!こっちに!!」 ダッ 杏子「マミ!アタシ達はこっちだ!!」 マミ「分かってる!」 さやか「…」 ほむら「…」 武器を構えず、Uキラーザウルスの前に立ちはだかる二人 Uキラー「グゥ……?」 QB『…何のつもりだい?諦めたとでも?』 ほむら「さぁ?どうでしょうね?」 さやか「…」 QB『あとの二人はどうしたんだい?』 ほむら「答える必要は無いわ。私達だけで十分」 QB『…ふぅん』 QB『じゃあ…死んでよ!!』 Uキラー「グガァァアアアア!!!」 グオッ ほむら「!…」 さやか「うわぁああ…!」 ガシッ カチン 足が振り下ろされる瞬間、 ほむらがさやかの手を引き、時を止める ほむら「こっちへ!」 さやか「!…う、うん!!」 カチン QB『…!』 ドズゥウウウウン… 巨大な足による踏みつけを間一髪で回避し、 狭い路地へと飛び込む QB『逃げられると思っているのかい!?』 シュルルルッ ほむら「…!」 さやか「来たっ!!」 ガシィッ! 路地に入り込んできた細い触手が二人の腰に巻き付き、 そのまま引きずり上げられる QB『捕まえた…!』 ヒュン ブンッ ドゴォン! さやか「うっ…!がっ、あぁっ!!」 ブンッ グシャッ! ほむら「ぐぅっ!?…あっ!」 鞭のようにしなる触手が二人を振り回し 勢いよくビルの壁面に叩きつける ほむら「がふっ!!…っあ!」ブシュッ さやか「ぶっ!?がっ!」ゴンッ 真っ赤な鮮血が飛び散らせ、成すがままの二人 ドゴッ ゴッ さやか(こりゃあ…予想…以上…にっ……)ビチャ さやか(きっつ……) 血を吐き、頭を庇いながら振り回されるさやか ドシャッ ガンッ ほむら「ぐっ、あ……」 ほむら(視界が…霞む……) 薄れゆく意識の中、ほむらの瞳はUキラーザウルスの姿を捉え続ける Uキラー「グォオオッ!!」 ドゴンッ! 杏子「…く…ぅ…!」 杏子「さやか……ほむら…っ!!」グググッ 建物の影に隠れ、拳を握りしめる杏子 その視線の先には一方的に叩きつけられる二人の魔法少女 マミ「耐えなさい…佐倉さん!」 杏子「でも…っ!!」 マミ「…っ…!」 唇を噛み締め、杏子を制止する マミ(早く…早くっ!!) Uキラー「グルルル……」 QB『随分しぶといね…』 ほむら「あ…ぐぅ…」ギシッ さやか「っ……あう…」ギシッ QB『だが…そろそろ終わりにしよう』 グンッ ほむら「…!!」 細い触手に拘束された二人が Uキラーザウルスの頭より高い位置に上げられる QB『あれだけ叩きつけられてまだ息があるんだ…』 バリバリバリッ!! Uキラー「グゥゥウ…」 QB『この一撃で消し炭にしてあげよう…!!』 Uキラーザウルスの背中に生えている一際巨大な触手の先端が開き 帯電を始める 杏子「!!」 マミ「暁美さん!美樹さん!!」 ほむら「!!…」 ほむら「ぅぅうう…!!」バッ ジャキン ほむら「っっ……さや…かぁぁっ!!」 盾からディバイトランチャーを取り出し、 さやかに向かって声を絞り出すほむら さやか「わかっ……てるよぉぉおおおっ!!」 シャキン! 剣を左腕に生成し、握りしめるさやか QB『……!!』 ほむら「これでぇぇええっっ…!!」 バァン!! さやか「トドメだぁぁあああああっ!!!」 ゴウッ! ほむらの放った魔法弾とさやかの投擲した剣 その二つが強烈な強烈な風切り音を発し、 一直線にUキラーザウルスの額…キュウべえに向かって飛んでいく 杏子「いけーーーーっっ!!」 マミ「お願いっ…当たって!!」 QB『…』シュイン バチッ!! ほむら「…え」 さやか「あ…れ…?」 魔法弾と剣は直撃する寸前に、 Uキラーザウルスの頭から首部分まですっぽりと覆い尽くす灰色の障壁に弾かれ 粉々に砕け散ってしまう Uキラー「グルルルゥ…」 QB『亜空間バリアー…なんとか間に合ったよ』 QB『なるほどね…やけに簡単に捕まってくれると思ったら…』 QB『触手を利用して僕自身をその位置から狙うためかい…』 さやか「そ…そんな…そん…な…」 ほむら「…」 QB『残念だったね』 QB『ここを狙うっていう考えは悪くなかったんだけど…』 QB『バリアーを張られることは予想外だったんだね?』 ほむら「…」 QB『所詮君達じゃこの力には手も足も出ない』 QB『それじゃ、お疲れ様』 Uキラー「ギャォオオオォ!!!」 バリバリバリッ!! さやか「ひっ…!!」 ほむら「!…」 バァン! ドグシャッ! さやか「え…?」 ほむら「…」ジャキッ QB『!』 ほむらがディバイトランチャーを撃ち、さやかを縛る触手を切断する さやか「…ほむ…ら…?」 拘束が解かれたさやかは宙に投げ出され 地上へと真っ逆さまに落下していく マミ「!! 美樹さん!」 シュルルルッ ガシッ さやか「うっ…!」 マミが拘束魔法でさやかを空中で受け止め、 抱き寄せる さやか「ほむら…が…ほむらがっ…!」 さやか「あたしを…助けるため…に…!」 マミ「佐倉さん!!」 杏子「っ…ほむらぁぁああっ!!」ダッ 杏子がUキラーザウルスへと跳躍し、ほむらを助けに向かう ほむら「あっ…か…」ギシギシッ QB『…大したものだね』 QB『残り少ない魔力を仲間を助けるために使うとは…』 ほむら「まどか…をっ…!」ジャキッ QB『ん?』 ボロボロの体で、なおも武器に手を伸ばす QB『…やめたほうがいいよ?』 QB『いくら魔法少女の身体が頑強でも…もう限界だろう?』 ほむら「ま…ど…か……を…」 うわ言のように友の名前を呟き 焦点の定まらない瞳をキュウべえに向ける ほむら「まどかを…返して…!」 QB『うーん、あれだけ叩きつけられたんだから…』 QB『きっと内臓のどこかが相当なダメージを負ってるんじゃない?』 QB『口の中が血の味でいっぱいだろう?』 QB『大人しくしていればソウルジェムを砕いて楽に――――』 バァン バチッ! QB『…おやおや』 ほむら「く…くぐぐっ……!!」 魔力を絞り出した決死の一撃も バリアーに阻まれ、キュウべえには届かない QB『そうか。それが君の答えか…』 ほむら「……ッ!!!」 ほむら「ぁぁぁぁああああああっ!!!!」 ほむら「まどかを返せぇぇぇええええっっ!!!」グッ ドババババァン! 錯乱し、ディバイトランチャーのトリガーを引く QB『な…!!』 バチチチチッ!! 放たれた大量の魔法弾、 命を削る攻撃もバリアーの前には全くの無力だった ほむら「ううぅっ!!ぅぅぅぁぁあああ!!」 バンバンバンッ! QB『暁美ほむら!君は…!!』 QB『そんなに撃ち続ければ君は……!』 ほむら「返せっ!返せっ!」 ほむら「まどかをかえ―――――」 ゴキッ QB『…』 ほむら「かっ……!」 ほむら「………」ピクピク QB『…最後まで手こずらせてくれるね…』 QB『だがこれで…』 バリバリバリッ!! 赤い稲妻を帯びた触手がほむらに迫る 杏子「だらぁあああっ!」ブンッ!! QB『!!』 ズバッ! ほむら「…」グラッ 杏子「ほむらっ!!」ガシッ 杏子の投げた槍が触手を切り落とし 支えを失い、落下してきたほむらを杏子が受け止める QB『…杏子か!』 QB『逃がさないよ!二人まとめて…!』 マミ「キュウべえっ!!」 QB『…マミ?』 マミ「喰らいなさい…!」チャキッ バンッ! QB『…?』 QB『何を考えているんだい…今更こんな銃弾一発が…』 バチュン!! QB『うっ!?』 Uキラー「グガッ!?」 QB『目が…!』 マミの撃った銃弾がUキラーザウルスのバリアーに接触する直前 強烈な音と共に破裂する Uキラー「グゥ…ガルルル……」 QB『今のは…』 QB『炸裂弾だね』 QB『目くらましが目的だったってワケかい…』 キュウべえの視界が回復した時、すでに四人の魔法少女達はその場から消えていた QB『…逃げたか』 …………………………………… ガラガラガラ… ゴゴゴゴゴ… ダイゴ「…」 我夢「圧倒的だ…」 アスカ「……」 暴れ回るUキラーザウルス 傷つく少女達を遠方より見つめる三人 アスカ「…くっそぉぉおお!」 アスカ「もう我慢できねぇええっ!!!」 ダッ ダイゴ「待て!アスカ!!」 駆け出すアスカを引きとめるダイゴ ダイゴ「…行くのかい?」 アスカ「…当たり前っすよ」クルッ アスカ「助けに行くに決まってんでしょ!!」 ダイゴに向き直り、怒鳴るように言う ダイゴ「…変身する気かい?」 アスカ「そうです!」 アスカ「確かに俺達のエネルギーはほんの少ししか戻って無い…」 我夢「…」 アスカ「でも…俺は…」 アスカ「黙って見ているだけなんて耐えられないっ!!」 ダイゴ「解っているのかい?」 ダイゴ「少ないエネルギーで変身して…もし負ければ…確実に…」 我夢「…だったら」 黙り込んでいた我夢が口を開く 我夢「簡単なこと…負けなければいいんですよ」 ダイゴ「…!」 アスカ「あいつらは今…自分に出来ることを精一杯やってる…!」 我夢「僕達も…やるべきことをやるんだ」 町を破壊し続けるUキラーザウルスを睨みつけ それぞれの変身アイテムを握りしめる ダイゴ「どうやら皆…気持ちは同じようだね」 アスカ「!…ダイゴさん…」 我夢「…はい!」 ダイゴ「…決まりだね」 ダイゴ「……行こう!」 アスカ「よっしゃ!待ってろよ!!」 我夢「必ず助ける…それまで無事でいてくれ…!」 ダッ 少女達の元へ 三人の男たちが駆け出す …………………………………… 半壊したビルの中に身を隠す四人の魔法少女 その内の二人はボロボロに傷つき、すでに戦える状態ではなかった 杏子「マミ、治癒魔法だ!早く!!」 マミ「もうやってるわよ!…やってるけど…っ!」 キュゥウウン… ほむら「…」 さやか「…んっ」ピクッ 杏子「さやか…よかった…!」 さやか「あ…?あたし…」 杏子「マミ!さやかが目を覚ました!!」 マミ「ええ…恐らく美樹さん自身の能力も加わってのことでしょうね」 マミ「でも問題は…」 ほむら「…」 血に塗れ、ピクリとも動かないほむら その身体になおも手をかざし、治癒魔法を掛け続ける さやか「マミさん…ほむらは…?」 マミ「ソウルジェムが無事なら…まだ助かるハズだけど…」 マミ「肉体へのダメージが大きすぎる…完全に回復するにはまだ…」 ドゴォォォオオオン!! マミ「!?」 杏子「もう来やがったか…!」 さやか「不味いよ…!このままじゃここが…」 ビルのフロアの床を巨大な触手が突き破り、 半壊状態だったビルが完全に崩壊し始める ガラガラガラッ! マミ「く…!」 ほむら「…」ガシッ …………………………………… さやか「いっ……たぁ…」 杏子「…ま…マミ…ほむらは…?」 ガコッ マミ「大丈夫…ここに…」 瓦礫を押し退け、マミが現れる その腕にはしっかりとほむらを抱き締めていた ほむら「っ…あ…」ピクッ マミ「!!…暁美さん…」 ほむら「…ここ…は…?」 杏子「よぉ…最悪のタイミングで起こしちまったな…」 ズンッ ズンッ Uキラー「グォオオオ…!」 QB『やあ、ようやく見つけたよ!』 倒壊したビルの前に、 追い打ちをかけるようにUキラーザウルスが迫る バリバリバリッ!! QB『今度こそ終わりだ』 バシュシュシュゥウウ!! ほむら「インキュ……ベーター…」 マミ「こんな…こんなところで…!」 さやか「…」 杏子「…!!」チャキッ 触手から放たれた赤い雷撃が 瓦礫の上の四人に迫る ガシャン! ドガガガガガガッ!! ほむら「…!!」 マミ「…あ…れ…?」 さやか「攻撃が…こない…?」 さやかとマミがきつく閉じた目を恐る恐る開く 杏子「…………」ドサッ マミ「!!」 さやか「うそ…」 開いた瞳に映し出されたものは 粉々に砕けた赤い障壁と その場に倒れ込んだ杏子の姿だった さやか「杏子ぉぉおおおっ!!」 タタタッ… 倒れた杏子に駆け寄る 杏子「無事…か…へへ…」 杏子「ギリギリ…間に合ったみたいだ…」 さやか「あ…あああ…やだ…」 ドクン… 杏子「!…やべ…え…な…」 杏子「これ…死んじまうか…な…」 さやか「杏子…やだ…やだ!」 さやか「マミさん!!杏子を…」 ドクン… さやか「うっ…!?」 ドクン… ほむら「あ…」 ドクン… マミ「そん…なっ!」 マミ「この…タイミングでっ…ソウルジェム…が…!」 全員のソウルジェムが真っ黒に染まり、 苦痛に耐えられなくなったマミとさやかが崩れ落ちる ほむら「はぁっ…はぁっ…」 ほむら「このままじゃ…全滅…」 ガシッ 再び時を戻すため、 左腕の砂時計に手を伸ばす QB『…また繰り返すの?』 ほむら「…!」ピクッ キュウべえの一言で、手が止まる QB『まぁそれもいいかもね』 QB『鹿目まどかは契約してしまったんだし…』 ほむら「…?」 ほむら「…今…なんて…」 QB『おっと…』 絶望の表情を浮かべ、Uキラーザウルスを見上げるほむら QB『まぁ教えてあげてもいいか…』 QB『鹿目まどかは契約したよ…君達を守るために』 ほむら「?……?…」 QB『理解できないって顔だね…』 QB『契約させるのは簡単だったよ』 QB『今、この状況』 QB『君達全員が僕の力の前に屈服している…』 QB『これと全く同じ破滅のビジョンを見せてあげたんだよ』 ほむら「…!!」 QB『それで僕はこう言ってあげたんだ』 QB『彼女達を助けたい?…ってね』 ほむら「……」 QB『それなのに…』 QB『彼女からはロクなエネルギーが取れなかったよ』 ほむら「…え?」 ほむら「なん…で?だってまどかは…」 QB『そう、君のおかげで最強の魔法少女になったはずなんだけどね』 QB『どういうわけか…彼女に集中した因果の力は消えてしまったみたいだ』 Uキラー「グルルルル…!」 QB『…お喋りが過ぎたようだね』 ほむら「!!…」ガシッ QB『時を戻すなら無駄だよ』 QB『僕達は回収した記憶とエネルギーを次の時間軸へ持ち越せる』 QB『ヤプールのおかげでね』 ほむら「!?…じゃ、じゃあ」 ほむら「私が何をしようと…」 QB『うん。どこに逃げようと、どう足掻こうと…』 QB『もう無駄ってこと』 ほむら「……」ガクン 糸の切れた人形のように、力無くその場に倒れ込む ほむら「うっ…くっ…」ジワッ ほむら「う…うう、っく…」 ほむら「…あ、ああ…あ、ああああ、うっ、うう、う…」ポロポロ 恐ろしい喪失感 恐怖と絶望の表情を浮かべ その瞳から悲しみの涙が溢れ出す QB『まぁそう悲観することは無い』 QB『君の絶望はエネルギーとなって宇宙の糧になるんだからね』 ザッ Uキラーザウルス「グゥ…」 QB『?…君達は…』 ほむら「…?」 少女の瞳から涙がこぼれおちたその時 Uキラーザウルスの前に 三人の男達が立ち塞がる アスカ「うぉお…近くで見るとでけぇ!」 ダイゴ「やっと着いた…思ったより離れていたね」 我夢「みんな!大丈夫!?」 ほむら「……!」 マミ「我夢…さん…?」 さやか「…お兄さん達…」 ほむら「あなた達…なんで…」 アスカ「あーあー!起きなくて大丈夫だって!」 我夢「後は僕達に任せて!」 優しい笑顔で少女達に語りかける QB『…君達、まさかとは思うが…僕と戦う気かい?』 ダイゴ「そのまさかだよ」 さやか「…!」 マミ「無茶ですよ…っ!その残り少ないエネルギーじゃ…」 アスカ「それでもやるんだ!」 マミの言葉を遮るアスカ 我夢「ああ…無茶かもしれないけど無理じゃない」 ダイゴ「その通り」 ほむら「!…なんっ…で…」 ダイゴ「?」 ほむら「なぜあなた達は…」 ほむら「別の世界の住人なのに…ここまで…」 QB『まったくだね!』 キュウべえが会話に割り込む QB『僕達に協力してくれれば元の世界に帰してあげることもできるよ?』 QB『ヤプールとインキュベーターの科学力があれば次元を超えることも―――』 ダイゴ・アスカ・我夢「「「断る」」」 QB『……わけが解らないよ…』 QB『なぜメリットの無い方に味方するのかな…』 QB『熱くなって一時の感情に身を任せると後悔することになるよ?』 アスカ「うるせぇ!熱くならなきゃ後悔するときだってあるんだ!!」スッ 巨体を見上げてアスカが叫ぶ その右手にリーフラッシャーを握りしめて QB『…』 QB『解らない…解らないよ…』 QB『魔法少女達は…滅びる運命にあるんだよ…!!』 ダイゴ「もしそうだとしても」スッ ダイゴ「そんな運命なんて…変えればいい!」 スパークレンスを握りしめ、身構えるダイゴ QB『そんなことが出来ると思っているのかい!?』 我夢「出来る出来ないじゃなくて…」スッ 我夢「やるんだ。僕達が」 我夢がエスプレンダーを手に取り、胸の前に構える QB『…やれやれ』 QB『どうせ戦うんならワルプルギスと戦って欲しかったよ』 QB『僕が君達と戦ってもデータは取れないからね…』 Uキラー「グガァァアアア!!」 バシュゥウウン! 赤い雷撃が、七人に向けて放たれる ダイゴ「…」 アスカ「…!!」 我夢「…!」 バッ ダイゴ「ティガァァアアアアアッッ!!!」 アスカ「ダイナァァァアアアア!!!」 我夢「ガイアァァァアアア!!!」 バチッ ドガガガガッ Uキラー「グゥゥ!!?」 QB『なに…!!』 暗雲が立ち込める空へ、一直線に伸びる三本の光の柱 その光は雷撃を弾き返し、巨人の形を形成する ズンッ ティガ「…」 ダイナ「ジュアッ!!」 ガイア「ディヤッ!」 クルッ ティガ「…ジャッ!」 キュィイイン… ほむら「……?…この…光は…」 マミ「!…ソウルジェムが…」 さやか「…わぁ…」 ティガの額のクリスタルから照射された光が魔法少女達を包みこみ 体の傷を癒し、ソウルジェムの穢れを浄化する QB『…馬鹿な…残り少ないエネルギーを他人の為に…!?』 QB『君達のエネルギーは三分の一にも満たないというのに…』 QB『まるで生き急いでるようだね』 ダイナ『お前みたいな卑怯者をぶちのめすまで俺達は死なねぇ!!』 ガイア『僕は彼女達を守る…この星から出ていけ!!』 QB『…こっちの台詞だよ!!』 Uキラー「グォァアアアアアッ!!」 バシュゥウウン ティガ『!…君達は離れていて!』ダッ ほむら「……」 マミ「あっ…!」 …………………………………… ドガッ ガガガッ バシュッ ほむら「……」 マミ「…ダイゴさん達が…戦ってる…」 Uキラーザウルスの周囲を飛び回りながら戦う三人のウルトラマン その姿を呆然と見詰める二人 杏子「…遅れている場合かよ……!」ググッ さやか「!!…杏子…!」 槍を杖代わりに体を起こし、立ち上がる杏子 杏子「アタシも一緒に戦うんだ…!」 さやか「!…」 チャキッ さやか「そうだ…!別の世界のみんなが戦ってるんだから…」 さやか「あたしだって!」 マミ「そうね…!」 マミ「こんなところで…何もせず終わってしまっていいはずがない!!」 ほむら「……」 杏子「ほむら!」 さやか「ほむらっ…!」 マミ「暁美さん…」 三人がほむらへ瞳を向ける ほむら「…彼等と力を合わせて…この戦いで勝利すれば…」 ほむら「運命を…変えれるかもしれない…!」ジャキッ 再びディバイトランチャーを手に取り 足を踏みしめ、立ち上がる ほむら「…行きましょう」 杏子「!…へへっ」 マミ「ええ!」 さやか「そうこなくちゃね!!」 ~次回予告~ …………………………………… ガイア『亜空間バリアーの突破…多方向からの同時攻撃!』 マミ「届いて…!!」 …………………………………… まどか「迷惑ばっかり掛けてきたわたしが…」 まどか「最後に…少しだけみんなの力になって…」 まどか「一人孤独に死んでいく…」 まどか「それがあなたへの…せめてもの罪滅ぼし…」 ほむら『…まどか……』 …………………………………… まどか「私は……」 BACKまどか「…ウルトラマン!」 9 NEXT まどか「…ウルトラマン!」 11
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女神まどかラシ 11月03日 22:58:01(準決勝) 10月30日 22:48:01(準々決勝) ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■┃ ━┫■┃ ━┫■┣━━┫■ 女神まどかラシ テンプレ1┃┏━┫■┃┗┛┃■ 自由にAAを入れて下さい┣━┻┫■┃┏┓┃■┃┣┫┃■┣┻┻┫■┃ ┃■┃┃┃┃■┣┻┻┫■┗┓┏┛■┏┛┗┓■┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■┃┏┓┃■┃┣┫┃■┣┻┻┫■ 女神まどかラシ テンプレ2┃┣┓┃■┃┣┛┃■ 自由にAAを入れて下さい┣━━┫■┃┏┓┃■┃┗┛┃■┣┳┳┫■┃┗┛┫■┃┣┓┃■┣┻┻┫■┃┏┓┃■┃┣┫┃■┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫ ■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛ ■ | 女神 |[[コードをいれてね]] ■ |__________________| ■ /乂_| |ソ ___∧ __ ∨i| ト, ■ ,ノイ | | |\/ ∨ VⅥ_| |.| ■ | ,| |小. ┃ ┃ | |_| N ■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓ ■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ Lv1用 ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ く ⌒フ ,ハ. . .Vハ } ) ‘,┃ ━┫■ \ / , } レi弋冖ヽ ヾ、_,ノ / `ヽ }┃ ━┫■ 〕ト、,′. . . . ./ j / jハ,从,ハ,j ヽ ∨ .\\┣━━┫■ / _,.. i .! .i ,//jノ!/ ,x行芥ア'リ ',人 j,1 i メ、\┃┏━┫■. / / | /i | .Ⅸ / ' '辷ソ / リ \/ | '}/ `┃┗┛┃■ / / ; イ | l 从 xi行ハ 勹' , \/┣━┻┫■ ' / |i |! '. 、 父 'ヾソ 丶 _ ,仏イ. . . .、┃┏┓┃■ i i' |ト、 | 刈\i ≧=‐ く ノ ,仆; j .、 \ \┃┣┫┃■. ‘'{ ‘, \ / , ∧父o。.,_ _,. 仆='^i_‐-ミ, 、 .\ \┣┻┻┫■-‐…‐-= ..,,_ -=≦ /勹{ )}  ̄辷彡个 、 ( Ⅵ,_ \ \┃ ┃■ _,..⊇ .;_/ |.{ ⌒ヽ.,_ レ'{⌒ソ  ̄ ``丶、\┃┃┃┃■-‐…=ニ⇒'´ ` i )}` iY -=ミY┣┻┻┫■ _∧ 、 、 Y⌒ヽ、,jリ ( ┗┓┏┛■ f ⌒} '. } ∧ 、 i 厂┏┛┗┓■. ゝ ,八 ' ; ∨ . j (ハ┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] ┣┻┻┫■ ∧ -―-┃┏┓┃■ 「~ヽ ´ ` '´ ̄〈フ┃┣┫┃■ /〉 〃 | K⌒ヽ┣┻┻┫■ / / / ! | 丶┃┣┓┃■ / 人,/ / / ハ ト、 i| | ゝ、_ノ 、┃┣┛┃■ / 〃 / ,斗-/ リ ヽカナメ、|  ̄`ヽ、┣━━┫■ / / | λ /ムミ、 ァ=ミ、 ト、__厂´ \┃┏┓┃■ / / ノイ从〃r'_ハ r'_ハ Y ! | ヽ\ \┃┗┛┃■ // / 八 Ν ゝ-′ ゝ- ' リ ハ } \┣┳┳┫■ ′ / / ハ人 "" ァ―‐ 、"" ,_ノ/ j/\ 丶、┃┗┛┫■ / / / 〃> .ゝ _ノ . ィ゙ j/\ \≧=一┃┣┓┃■ / / / / / /⌒r~' ゞ=彳 ̄√ヽ\ \┣┻┻┫■ / / / / / └ヘ、 r┘ ハ \ \┃┏┓┃■ / / / / / / ゝ、 ,ζ ゛、 \ 丶┃┣┫┃■ 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ | ヽ |゙{ ヽ/. . \{ ´ ̄ フ ノ . 1┃ ━┫■ | \ y' /. ハ|ヽ |、{、 { ヽ-、 /ニゝ . 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' ヽ、 ./\ }┗┓┏┛■ l/{ ヽ{/ヽ__/⌒}_/ ハ__{-{、 {, <}/ r<! }┏┛┗┓■ { `ー--t‐ ' } ト、 ヽ }、\{ }ヽ /┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ | | / / ノ \ | |i / |┃┏┓┃■ \ \| | / / // 八 |⌒\/ |/┃┣┫┃■ \ \ ,// ' / / /|i |r<¨¨¨¨Y\ \ / /┣┻┻┫■ \ / 厶 / -‐/ //─八 |i\ | ‘, \ /┃┣┓┃■. /\ | /| / / ∨ |i \ |i | \ ┃┣┛┃■ ノ廴ノ|/,ノ∨斗=ミ ァ=≪ Ⅵ | \ノ| | i⌒廴_┣━━┫■ 二ニ=─ / // // Ⅳ _ノハ _ノ心/ 八 ノi | | | / ─=ニ二┃┏┓┃■ / / // j/ 从 乂ソ 乂_ソ /⌒i i | |ノ 八__/┃┗┛┃■ // / // >'' ` '''/ / ソ ノ i 廴彡イ┣┳┳┫■. ─────/ // | 八 、 , 厶イ 厶イ゚ i \ } ─────┃┗┛┫■ /∨ノ个 . ノ /|i | ∨\ ┃┣┓┃■ / / | > -=≦/( |i | i , \┣┻┻┫■ / (__ノてス ノ───| |i | i ,\ \┃┏┓┃■ / 厂 _ノ¨¨⌒'ー──'⌒\;儿厂\ i , \ \┃┣┫┃■ / /⌒ ( ‐- -‐ r─匕} /⌒i , \ \┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ 、 \i }/ \ {┃ ━┫■ .} Y ヽ./}┃ ━┫■ ' } , / / }、 i ヽ 、 V┣━━┫■ / / { ,〃_/_/_/! i l|_|_ ! i ヾ、┃┏━┫■ 、 ハ/ , l'// i/ / | }' }イ/ヽ | } i | \┃┗┛┃■ イfi i i | i/,.ィチミ. | / ィ=ミ、 | l /||\┣━┻┫■ /' ! i {| | | l |イ (_, ` j/ i (_, }}j/,'| ||i `┃┏┓┃■ { | , | | | ト{ ヒ ソ ヒ リ j/ l| ;/!ヽ┃┣┫┃■ ! / / ル{ l i{ ヽ ' ムイ'j,イ || `┣┻┻┫■ / / ' 八 {ヽ{l>... ー ' ..ィ'i / リ、┃ ┃■ ,/ , --ミiハ \ ト .. _ ..ィチ/ ルj/ ヽ _ \┃┃┃┃■ ../ `^´)´ ̄ゞニニニイ,-‐^}、イ Vヽ´┣┻┻┫■ ' ヽ ヽ-、  ̄` { ゚} ( { i . }=┗┓┏┛■ } i ゚⌒ー、`1_r ´ Vノ ハ┏┛┗┓■ Y ^ _ ヽ ノ/ 、┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ /~`.......v´ ハヽ\ィ<`、、丶、ヽミヽヽ、 _ -┃┏┓┃■ ヽ | l ハ゛ヽ\| _、、、\\|\ |ヽ~ /_-ー'''~┃┣┫┃■ 入、 | |'几| ヽ ' _ ヽミヽ、_ __ /∠ -‐ー-、┣┻┻┫■ / />| ハ| | _、- , '"、 ゛ / ミヽ、`ニ=====´-…'''''゙¨┃┣┓┃■ l /-、 入 |丶 | " /´ ν/l\ヽ` ~~¨'''''ー-ー'''''゙¨~~¨'┃┣┛┃■ l || 丶| ヘヽ 丶__ イ、 \ V \ _______ ┣━━┫■ 丶 ヽ_丶 `_ハ --==- 'ヽ 彡 ~ ヽ~ヽ 丶 ‐‐‐‐‐┃┏┓┃■ ヽilli`- 、くiiヽ ~'レw-...\\_ \ ┃┗┛┃■ /| _/~ \ ~ \ ゚ ゚ | /‐-_ \ ┣┳┳┫■ _ __ / レ´/ _ -くl|||l} ll/_へ ......... |/ __∠_` ゝ、 `ヽ ┃┗┛┫■ i _ Z∠´ `´~~~^l | | |丶 Y \ `ゝ__ヽ、 ┃┣┓┃■ / .-─¨~ | | | | 丶 ヽ `ヽ ` ``` ┣┻┻┫■ / / | | | | ヽ ` \ \_.-‐─┃┏┓┃■ / //| /| / | | | 丶 } ~`´┃┣┫┃■ └´// | / v | | | | /┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■ __________________┣┻┻┫■ | |┃ ━┫■ | 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ |┃ ━┫■ |__________________|┣━━┫■. | | -─- | |┃┏━┫■ r‐ | |´ \‐x.| |┃┗┛┃■ /乂_| |ソ ___∧ __ ∨i| ト,┣━┻┫■ ,ノイ | | |\/ ∨ VⅥ_| |.|┃┏┓┃■ | ,| |小. ┃ ┃ | |_| N┃┣┫┃■ |/∨| | | ' ' _ ' '〉| | |┣┻┻┫■. | | N{≧‐┴┴r≦‐ミ| |_┃ ┃■. |(___) 〈__〉 ! (___)┃┃┃┃■ ノム| | | | | ト、〉┣┻┻┫■ |├| |ノ| ├<二ノ┗┓┏┛■ |八`゙/ミ ノ⌒ヽⅣ┏┛┗┓■ / \ [[コードをいれてね]] ┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]]┣┻┻┫■ ' / X_i { | i \ ‘ . / ┃┏┓┃■ /// / / . | | | | | | ヽ | ’, / ┃┣┫┃■ /′ ' / / . | | .斗─! |、 ┼i┼;-i| 廴人\ ( ̄ ̄┣┻┻┫■ | . \ . i〉 八 |八从\| \j八| | } V \ `\┃┣┓┃■ | ' | |_ノ j! ヘ{`ー'" `ー'"ムイ } \┃┣┛┃■ | / | | ̄¨'7i | ⌒ヽ`` ' ```イ j ト、 ; \ .. \┣━━┫■ ∨ 八 | /八 {\\> .._ ` ´_.ィ´ノィ/∨ ∨ \\ .... ミ\┃┏┓┃■ \/ / / \´ ⌒∨¨}=ニ={⌒}  ̄⌒\ \\ ``┃┗┛┃■ /// . / / 廴__ ___ ノ ‘; ...┣┳┳┫■ / / / . / ノ 入_´ ,.イ /x,.ニニニフ┃┗┛┫■ // /.. // 辷‐<__/__ ノ// \┃┣┓┃■ // // /|\ ____,/二_У V⌒ヽ\_/又 \ \┣┻┻┫■ / / // // | トr r‐ '" ( (/`ー-、 ノ}___ ̄´ } ..\ \┃┏┓┃■ / , ' // // / |/ _夊⌒7{ //|__ 乂___ノ ..\┃┣┫┃■ 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]]┣┻┻┫■  ̄ ̄厂 ̄⌒¨/ / /// | | | | r‐ / ,'┃ ━┫■ / イ /-/─-/ | | | | | } / /── <┃ ━┫■ ⌒\ |/ | //斗=ミ. | . 八‐-ミ. | . |/ | / . . . . \┣━━┫■───- ....... ___廴__/ /i/'〃ん/ハ ∨ x=ミ、\ ../ | .八__/\ \__ \┃┏━┫■  ̄ ̄ ───‐〃. | Vしソ んrv;ヾ ∨ |/ \ . /廴_ \ ̄ ̄ ̄⌒┃┗┛┃■ i | { { rjノリ i}/ / | \ノ  ̄ ̄┣━┻┫■ /| /| |\ ` ´ / / 八 . \┃┏┓┃■ / 八/ 乂 ... ` ー ー=彡 / / V⌒ヽ_ノ⌒┃┣┫┃■─────────‐=彡. > .. ___ -/ / / . ‘,┣┻┻┫■ ─- .... __ ,. -=ニ  ̄ ̄〉ー─ヘ ` ー--/ ムィノ}/ \ ,┃ ┃■  ̄ ̄ ̄ '" . ) _ r 「{  ̄ ̄{ ´ | \ ′┃┃┃┃■ __/ / (\\ヽ\ \ ... | \ \┣┻┻┫■───‐=二厂/ / / (\ ` ` } 厂⌒\ |┗┓┏┛■ ノ廴{⌒\/. / / / \ |⌒⌒ ゚ ,八┏┛┗┓■ 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■-‐…!ー=彡 / | ト、ヽ、 } | ̄´ /7777┃┏┓┃■ \ 〃, ′ j / \; }, \~、j /////┃┣┫┃■ ヽ/ / /_ハ / ,x ≦、 i ヽ \ z´ ∠イ┣┻┻┫■…==‐-z´ / ,イ ムr! / ´ r'ハYト、 ハ/ _r≠¨L、 /┃┣┓┃■ ー=≦´ | ,.イ/ト Yr'ハj/ ゞ-' | ヽ / /ヽ´ /ソ´┃┣┛┃■ く|// / ∧ ゞ-' ′ '" 八/j/⌒) | /‐´┣━━┫■ ヽ/――`⇒ "" ー ′/ /ゝ、ノ ̄┃┏┓┃■. |\ ̄ ̄¨フ ヽ`冖…‐=≦ヽ "´ ̄/ |┃┗┛┃■. ! \r<´ \ `ー'′/ ノ┣┳┳┫■ _,..-‐ ´ \ /ヽ `~Yマ r'⌒ 「´┃┗┛┫■´ _,..-‐…く-‐ ´ 。o ゝ' ゚、゚!~′┃┣┓┃■_ -‐ >一、 ζ 八 } }┣┻┻┫■ _,. / \ ,ζ ヽ ソ ∧┃┏┓┃■ / `ヽ/ | Y / Y⌒ヽ┃┣┫┃■ /  ̄ ̄` ヽ、| / / \┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■. / / ., , < /, イ i / / .| ヽヽ、┃ ━┫■ ./ , イ / , イ , / i ___|,/,/─‐/i- 、i |┃ ━┫■. ム ' ム-ァ ,>' `/<--|./ |,/ .i / .| , .トi!ト┣━━┫■ イ' ,フ /' / `-!' i ,>‐ァッx i .ハ .i.乂`┃┏━┫■ / ./ / ,イ .| / ' イ,}V Y┃┗┛┃■./ / , / i i i ,,,` (┣━┻┫■ / / /.ヽ! .ハ , '┃┏┓┃■ ,/ ./ /`.--i.マ .! ゝ,- '┃┣┫┃■ ./ ' , --<`ヽ-x.| V/ヽイ┣┻┻┫■ /, ' Y ヽ 、 .ヽ ヽ|┃ ┃■ ,イ i .ハ. ヽ┃┃┃┃■ // , | ヽ ヽ、┣┻┻┫■ / ./. ' ,.! `ゝ-'─`ヽ、┗┓┏┛■ / i. i^i \┏┛┗┓■ , ' i ハ ゝ' .i┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[コードをいれてね]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ / // \ 〃 / / i ! Ni |ー=≦==~ミ、 //┃┏┓┃■ / -―=≠アi | / / / ハ | | { | ヽ ,. '′/┃┣┫┃■ / ´ ⌒>女彡1 从」i -―/| / ヽ―-= ; 乂__/‐-=ニ二ニ=孑うソ==-‐=≠┣┻┻┫■≧=‐-‐=⇒x≪ _彡ヘ.〃!八 /∠=ミ|ノ ァ-=ミ、 / |\ヽ、 ,.イ / /┃┣┓┃■_ ̄三二ニ孑く / | |||゙Y Yて、 Yて、Y |rく〉、\`≧=‐-=ニ二ニ=孑≦┃┣┛┃■≦==-‐=≦ 〉 /⌒i !!|ト、 ゝ-' ゝ-' 从 i!、ノ ,ヘ 〉 !┣━━┫■ ⌒´ ノ从人込、""" ′ """イ } リ `~レ' \ ノ 乂 ノ┃┏┓┃■≧=‐ -====- ‐=孑彡イ乂乂ノ > 。`__´.。<乂ニ坏辷≦二ニ=ミ < ` ‐-匕┃┗┛┃■ ノァ=ミ ヘ~'`ー―‐'`ーz~⌒>―-=≡=ミ、、≧=‐-=ニ二二ニ=┣┳┳┫■三二ニ===-― =孑彡' 〉 `~^YoY^~´ 〈 ヽ ソ~ぇ´ ̄ ̄ ̄ ̄Τ`┃┗┛┫■(⌒ヽ)\ ̄``'ー- . _ , O◯ ゝイ ◯O 、 \ / ∠ノヽ ノリ┃┣┓┃■ \  ̄ ) `゛ ′ _)´ `(_ 丶、 \ 〃 /‐-=ニ=孑彡イ┣┻┻┫■ ,. ` 、( ―- ‐=彡人 ( ノ ゝ ) ノト、 ヽ /)ノ / ` <┃┏┓┃■´ >ミ~‐=≦ .,__ ハ ノ ) ( ヽ ′\У\´ / 二ニ=‐- .,_┃┣┫┃■_,. ´ >‐=⇒――' ∧ノ `(_ _)´ Y _ \ヽ\/ `ヽ>┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[AST113-uSm9hGE6-AF]]-00167┣┻┻┫■荒らしに負けるな┃┏┓┃■┃┣┫┃■ ; ., , ;\\ これぞ 女神 の輝き //┣┻┻┫■ ’, ;.; ;┃┣┓┃■ ., .; ,; ;. ;┃┣┛┃■ ; . ; . ∴ _ 〉⌒≫-‐…━…‐-ミX⌒ヽ┣━━┫■ ; . : .’, {〈___. /⌒/ ヘ . ト ⌒くヽ┃┏┓┃■. ; ∴ ’ ;. ゚‰,〉,〉⌒ヽ /ィ∠ / ┃ \|┃ヽ \ jノ┃┗┛┃■ ; . ;. ; : . : ; . ; { , .‘。: 八 | / |/ | }∨ \┣┳┳┫■ ; . ;.; : ; .∵ . ;.八, . ;.,.‘, ヽ|′ト マフ | / )┃┗┛┫■ ; ; ; ; .; . ; . ; . ; . ヽ ;. ; : } レ ー-------‐ |/¨┃┣┓┃■ :丶; . ; . ; ∴ . ;.乂,___:_ ,ノ / ハ,,..,,..,. ヽ┣┻┻┫■ ; ∵ ; . ; . ;・ : ; . , . \と,_゚゜-‐く; ;l ; ;l; ; l; ; 〉 〉┃┏┓┃■ ; \. ; ; ..・ ; . ; ∵ (__r┘ ___}; ; l; ; l;//┃┣┫┃■ r‐…:: “¨” < ̄ ̄】 ‐─‐┴ ─一′┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[AST113-jcsU5LXE-WJ]]-00700 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ ,' . ‐、_〉-r ‐ ∧ \ ´ \ | ヽ┃┏┓┃■ i ⊥/ | | ', . \ ./」._ _i r─‐ 、┃┣┫┃■ ! { / . | | ヘ 、 . , | / ヽ j i┣┻┻┫■ ', У i . | | i . \ . . レヘ _j┃┣┓┃■ '. / i | | | \ \ ヽ l ヽ ∠ノ┃┣┛┃■ . ′ | || | | |! l\ \.  ̄! / ゙ ー' `┣━━┫■ . i | || | | l! . 斗‐ l\ \.\ \_/フ!┃┏┓┃■ \ | i | || | ! / ィ ヾ ア\ ゛ !ヽ人´/ | ̄ 了T´┃┗┛┃■ \ ! ! ! ! 斗┼__ ゝ‐ " {r‐イ! | i ヽ/ /「\ /\_/、/┣┳┳┫■ | |l | V 7r‐1`  ̄ ./| | / //|、_/ |\\┃┗┛┫■ | |l | |_ヽ ゝ‐' . /丿ノ/ . イ ! | | ', ┃┣┓┃■ | | 」 イ T! ` / /l | | | | ┣┻┻┫■ V´ | l ゝ. っ /∠i l | | | | ┃┏┓┃■  ̄| > 、 _r‐≦<}`y‐、l | └‐z__ト---┃┣┫┃■ | ! . " フ(/  ̄ ̄ \ノ-、 | | ┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[AST113-QfONPC8o-WJ]]-00647 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ . ,ィ/ / / / ;イ / 、┃┏┓┃■ / / / / ///// / ┃┣┫┃■ / /,-y' / / /⌒/ ! / ! / !┣┻┻┫■ / / { ^ /| /テ勹ヽ | / | メ!、 l |┃┣┓┃■ /イ ∨ |/ んク |/ |/'/ ; ト{┃┣┛┃■ { ,' / ゝ-′ zx/ / }¨ヽ/ ゝ┣━━┫■ ∨| | / ~^` /v´}/ } } まどか、頑張れ!!┃┏┓┃■ И| /\ ' └′/ 丨 }┃┗┛┃■ /⌒\jハ/ \丶 ` - ~^ハ/'| {┣┳┳┫■ / 、 ヾ 、 \_`_┐ ―┬ 升 / } ヽ┃┗┛┫■, -‐´ } 「⌒` 、 || {/レ'| /r‐く__/ , ヘ┃┣┓┃■|\ | } `ヽ‐、 ='^| /人_ノ/ {┣┻┻┫■| \ { { ` ノ'\{ (_ / }┃┏┓┃■| ヽ ; ∟__,ィイ¨ヽ // λ_ (_/ !┃┣┫┃■ ` ノ ┗// ━ | lヽ} | ハ`ヽ(_/ /┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[AST113-lA1bnOrE-WD]]-10152 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■ / l , "´ `丶、 z/´`ヽ、┃ ━┫■ |ヽ、 / /| l / \ l l┃ ━┫■_ll\/ z| | ./ A | \_.j j_┣━━┫■´ ̄`\/j j l ./ / /丶 .|ヽ l ヽ ヽノ__<┃┏━┫■ ヽノ l./ / /_ヽノ´ | ヽ `ー ', ヽヽ\`┃┗┛┃■ 'l .l' /  ̄/ \ | \ l\. l ヽヽ iヽ┣━┻┫■ ヽ l l / .zチニニiミ ヾl_ \ l ヽヽl ヽ┃┏┓┃■ | .|ヽヽ l / /´ l || l l `ト lヾ ', l┃┣┫┃■/ l | ヾ l .l !! j l || l .l l\ l |┣┻┻┫■ l |下ヽ ,l  ̄ ̄ ̄_ _ _ ー- l l l | l┃ ┃■ ,l |ヽ ('l l -- , `丶 .l l l | ヾ┃┃┃┃■ l | |\\.l l l l l | マミさんは円環の理に導かれてくださいよ┣┻┻┫■ l .lヽ| \ヽ l. ノ l lリリ ウェヒヒヒ┗┓┏┛■ヽ l / _ ≦l .lヽ、. _-_-、 ∠´l lリ┏┛┗┓■ ヾl / `ヽ、', ', `≧ - ..___... ≦´V ヾj\l┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■ ∠二二_`丶、 `丶、┣┻┻┫■ .. ´ 丶、\ \┃ ━┫■ / ヽ 、 \ ヽ \┃ ━┫■ / ;斗ァ } } \ Ⅵ .┣━━┫■ ー==ニイ / / ∧ 八 ト、 \トミ ==- 、 |┃┏━┫■ / / / x尤ア  ̄Τ Y⌒ ! 八┃┗┛┃■. l | { /´{{ トイi | | | \__┣━┻┫■. { ト 乂( Vソ ノ j __.ノノ <_┃┏┓┃■ ∨ \ j` .. . 厶イ / r< -=二┃┣┫┃■ ノ レ / 〉 < ̄┣┻┻┫■ '、 / `ヽ / イ ト、 ゞ^ヽ まど神様がんばって┃ ┃■ 〈{ ノ 厶< 人ト( ∨┃┃┃┃■ \`ー -‐=≧=‐- 、┣┻┻┫■ \__ -- 、 ,.イr' >--┐┗┓┏┛■ ∨ /{ -─  ̄..-─< ___┏┛┗┓■ / / 〈 / -─ >=-、┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓[[AST113-0kwtZ.zo-WB]]-00599. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ 高原歩美@神のみぞ知るセカイ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ━┫■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┣━ ┃■ | | ├――┤ l |┣━━┫■ | 」.ィ ┴――┴‐- L |┃┏┓┃■ |´ | , -‐ 、 ‐- 、| `T ト、┃┗┛┃■ l |{ じ じ } V } 今日は忙しいな…┣━━┫■ 〃! | ー ー | i }_/┃ ━ ┃■ / | i ; | u ' jイ ハ┃ ━ ┃■ l ト、 ト . ^TTIト .イ/ / ヽ┣━━┫■ | ヾ ィ>イl川´}∨∠ェー ´┃┏┓┃■ _.. ヘ ヽ 川||/ ハー- ._┃┣┫┃■ , ィ''´ } ンrtく { /ヽ┣┫┣┫■ / l 、\ {_/ |o| \_} / ,┃┗┛┃■ {、 l --\ |o| 、 ,′ 、┗┓┏┛■ ハ_} / _二ヽ \ Ll V/ ヽ┏┻┻┓■ { / -- 、ン‐ヘ {i __}┃┏┓┃■ に7 ‐ァ-一'’_¨二\二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ノ┃┣┫┃■ // /ヽ、<´ ミ=三ゝ=ミ `>ノ ノ `ヽ |┗┛┗┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■[[AST113-K8.nPRzw-AH]]-00189 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ┣┻┻┫■┃┏┓┃■ ,.. -y======┐.、┃┣┫┃■ / / ヽ \┣┻┻┫■ / ノ  ̄ ̄ ̄ \ ヽ┃┣┓┃■ /__/ ∞ \', ┃┣┛┃■ [___________]┣━━┫■ | l /-/_|///,' | /| i; | ┃┏┓┃■ | ,/| l /,__!_-`/ レ-rA | |┃┗┛┃■ l i、 | r' {,J/` z-r.l | ! 勝つのよ、まどか┣┳┳┫■ / i | ,,,`´ じ' / lレ'┃┗┛┫■ / l |ト、 __ ' ,,, ノ /┃┣┓┃■ / r -、_|l ||ヽ、ヽ、 __ ,.. イ /┣┻┻┫■ . / / 、 |ゝ、` ̄7 L、/ /┃┏┓┃■ / / r'´ヾ{ ̄ヽ--t- イ /┃┣┫┃■ / / ヽ ヽ ヲ, {` / ,イ┗┻┻┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. ☆ .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫ ┏━━┓■┃┗┛┃┗━┫┃┏┛┗┫┃┃┃┣┫┃┃┃┃ ━┫┃ ┃■┗━━┻━━┻┛┗━━┻┻┻┻┛┗┛┗┛┗━━┛┃┃┃┃■ [[AST113-7WmGeVXs-CR]]-00233┣┻┻┫■ ,‐X ´ ̄"夂‐、┃ ━┫■ / ,イiムィvリトソヾli やめてー┃ ━┫■ リNylc> <リN┣━━┫■ '゛ィミzァ元ァチ (^^ ) まどっちー^^┃┏━┫■ (っΣ⊂≡⊂= ⊂≡ ⊂)┃┗┛┃■ / ) ババババ ( \┣━┻┫■ ( / ̄∪ ∪ ̄\ )┃┏┓┃■┃┣┫┃■ ,‐X ´ ̄"夂‐、┣┻┻┫■ / ,イiムィvリトソヾli やめろって言ってんだろ┃ ┃■ リNylc(0) (0)リN┃┃┃┃■ '゛ィミz ^/∥ ━゚ )━ ┣┻┻┫■ (つ E) ⊂ ⊂) ボスッ┗┓┏┛■ ./ \∥ / / ┏┛┗┓■  ̄∪ ∪ ( /( /┗━━┛■┏┓┏┳┓┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓. 円 .■┃┃┃┃┃┗┓┏┻┓┏┫ ┃┏┓┣┓┏┫ ━┫
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鹿目まどか . { ト. | /⌒ / |-‐…・・・‐- // , |^´Уハ/ /__,,.. / / __\ \|\ /∨ / ` {′/ Ⅵ__/ /⌒\ '⌒≧=-`ヽ .,. /// \__i{/斗r…ミ / ≧=―一' / /-=ミ / / _ ,.. '"⌒ `⌒ヽ Χ \ ___彡′ // ⌒\ / / ´/./ .. -‐ / i \/{ \ } / / /.// / / i 、 \ {\ \ 丶 ≧=一 / / | / / / -=ニ=‐|八/ ハ \‐- |\ _ヽ\ \厶-‐\ \ー‐‐ァ ー‐=彡′| / / -=ニ=‐. |/´ / / i i ヽ斗= }\ \ヽ孑=ミ、 `、 i .< ヽ / / ‐=ニ=-. / / i , ノ V i i i しノ ヽ i i i しヾ\ト、| \| \ \____彡' ,/ -=ニ=‐ ∧ | /, / / 弋_り 弋_り ノ 、ノ \ ___\ `、_,. -=ニ=‐ i { .{厶イ ノ / \ ≧=- , /, \{\ \、... ≧=一 -=ニ=‐/ .. -‐====‐- |\ \\| |/i{ . \ヽ _ _ 八 \ \ ハ/} -=ニ=- ..斗r '"__,,.. -‐=ニ, \| |{ `トミ .k |}ノ < \ 〉 -=ニ=- /// ノ 乂 ノ` ヽ| } ア爪 { \ \ -=ニ=- -‐ __ ‐- .../// / __ ,,.. ノ^ー―=彡.. __ ヽ \ -=ニ=-__ _,.. -‐==ニ二三 ̄ __,,.. -‐\_,. '" / / ( ` ̄ ̄ _) { ̄ -=ニ=- /ニニ〉-‐ ./ / ´ ____`、 ,.. / / , { ) __ ( ‐=ニ=- ... -‐ァニニ/ /__/_,,... -‐==ミ-‐ ´ / / / ∧ `⌒Y´ハY´.へ,∩=ニ=- .,ニニ/ / ____/ } __ ' /| __ -‐= 、 / ∧ 0 0乂ノへ ヽ ` } __\ }ノ´ \ _.. ´ .′ 〈 / `゙./ { \ x==ミ } ハ /\つ} ./ /´\〉〉 /. . / / . /ー‐ァ / 八 (ニニニ\ / /´∨ニ,〉 へ.\)ク / 〉-= { . . `¨ . . ./ニ} i / / ` ̄)ニニニ〉ー=彡 . |/ /ー‐ァ‐'ノ人 '" ` ..,,___ . . . . /ニ/ / | /.\ r‐'ニニニ/. . . . | /ニ// . ヽ _..ノ_,ー'^ー=ニニノ´ \ / |__,./、 `ー\ニア´一(. . . /ニ/^´ \ r' } ト、 \ |ニニニニ/ ∨ /⌒ 決勝 11月23日 2名中1位 優勝 1位 277票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 191票 美樹さやか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:48:00 参加25レス 有効投票18票 AA 合同ラシ【ワルプルギスの夜ラシ】21:21:21 参加26レス 有効投票10票 AA 準決勝 11月20日 2名中1位 準決勝進出 1位 191票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 116票 佐倉杏子@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:35:00 参加27レス 有効投票23票 AA 準々決勝 11月16日 2名中1位 準決勝進出 1位 272票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 250票 黒猫(五更瑠璃)@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:35:00 参加42レス 有効投票38票 AA 決勝トーナメント1回戦 11月8日 2名中1位 準々決勝進出 1位 272票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 145票 新垣あやせ@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:35:00 参加37レス 有効投票32票 AA 敗者復活決勝 11月2日 2名中1位 決勝トーナメント進出 1位 251票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 139票 千反田える@氷菓 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:35:00 参加27レス 有効投票24票 AA 敗者復活2回戦 10月27日 2名中1位 敗者復活決勝進出 1位 192票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 93票 白井黒子@とある科学の超電磁砲S 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:35:00 参加24レス 有効投票20票 AA 敗者復活1回戦 10月23日 2名中1位 2回戦進出 1位 198票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 88票 赤座あかね@ゆるゆり♪♪ 本ラシ【アルティメット☆ラシ】22:35:00 参加30レス 有効投票27票 AA 2回戦 9月20日 3名中2位 敗退 敗者復活戦出場 1位 438票 新垣あやせ@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 2位 413票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 3位 201票 暁美ほむら@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 合同ラシ【少女たちの願いラシ】22:30:00 参加26レス 有効投票9票 AA 1回戦 8月28日 3名中1位 2回戦進出 1位 249票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 207票 秋山優花里@ガールズ&パンツァー 3位 37票 平松妙子@これはゾンビですか? OF THE DEAD 本ラシ【まどっちラシ】22:30:00 参加10レス 有効投票7票 AA 一次予選16組 8月08日 157名中1位 本戦進出 1位 209票 鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 2位 206票 巴マミ@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 3位 194票 イカ娘@侵略!!イカ娘 4位 174票 秋山優花里@ガールズ パンツァー 5位 169票 宮永咲@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 6位 157票 桐ヶ谷直葉(リーファ)@ソードアート・オンライン 7位 150票 杉浦綾乃@ゆるゆり♪♪ 8位 146票 香椎愛莉@ロウきゅーぶ! 9位 136票 結城美柑@To LOVEる -とらぶる- ダークネス 10位 121票 松前緒花@劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME 11位 120票 宮本来夏@TARI TARI 12位 100票 綾野珪子(シリカ)@ソードアート・オンライン 13位 98票 沙織・バジーナ(槇島沙織)@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 14位 96票 内田ユカ@みなみけ ただいま 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 15位 92票 一色もも@ビビッドレッド・オペレーション
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鹿目まどか(関連)のbotリストです。 以下のまどか以外やカップリングbot等ありましたらご自由に編集していただいて構いません。 鹿目まどか まどかさん(bot) 女神(アルティメット)まどか アルティメットまどかさん(bot) 黒まどか ごまどか
https://w.atwiki.jp/madomagi_portable/pages/34.html
特徴 育成指針初期 後期 魔女戦 初期パラメータ,レベル マジックツリー 格闘スキル 射撃スキル 補助スキル 自動スキル 射程範囲 特徴 回復に長け、射撃・攻撃範囲・燃費、基礎となる因果値にも優れたバランス型。 単純なHP回復以外にも状態異常回復、蘇生と回復魔法が充実。 更にインキュベーターの技術欠陥を疑うソウルジェム浄化魔法も唯一覚える。 マミの魔女化を防いだり暴風圏などで延々と稼ぐのであれば、早めに覚えさせておくと便利。 攻撃範囲に関しては5人中、ナンバーワンと言ってもいい程の範囲の広さ&使い勝手の良さを誇る。 基本射撃系が全て4マス貫通で広範囲の射撃攻撃を主に覚えるので、対複数相手に攻撃面においては真価を発揮する。 一番強い格闘攻撃の「パニエロケット」は射撃系のまどかのパラメータには合わないものの、魔法自体の威力に対して燃費は悪くない。 「マジカルスコール」による範囲攻撃の殲滅力は強烈で雑魚をほぼ一掃出来る。 「浄化」スキルを覚えれば、各種貫通攻撃や範囲攻撃で使い魔を即死させる事も。広範囲多段HITの「マジカルスコール」とは相性抜群。 ただ、近接斜め前への攻撃手段が格闘攻撃の「トゥインクルスタッフ」のみなので、STRを上げない場合この部分の対応力に不安が残る。 通路を利用するなどして上手く縦に並べ、射撃技で貫いていこう。 基礎ステータスは5人の中では低くなるが、MPの基礎値や因果値上昇イベントの多さから魔法を多く使えることでカバーできる。 同じ射撃タイプのマミと比べると、単純なアタッカーとしてはどうしても見劣りする。強化ポイント投入は必須。 特にDEX値がかなり低めなため、フォロー無しでは辛い。ミス連発で接近されると非常に厳しい。 射撃タイプ故に被弾が少ないせいで忘れやすいが、状態異常を防ぐオートスキルを覚えられないこともあり、回復力はともかく耐久面も貧弱。 特に芸術家の魔女の使い魔の「幻覚」には細心の注意を払うこと。 「ドレイン無効」を持っているので、基礎パラメータを下げられてしまう「パラメータドレイン」には強い。 「アルティメットまどか」は最後の必殺技「シューティングスター」のカットインでのみ登場。 育成指針 マミシナリオの30日目ワルプルギスの夜の前の階 (ジャンプでグルグルまわってまだ夜は攻撃してこない暴風圏6階が上下に歩くだけで次の敵が沸くので楽)で粘ればSTR3、CON3、スペルブjックが入手可能でショップに全魔法販売開放可能 (スペルブックを出す敵は3階から出現する) 初期 「癒しの光」ルートから「天上の祈り」を真っ先に狙おう。 まどかといえば「天上の祈り」によるサポートといってもいいほど、この技の価値は高い。 攻撃面の補強で貫通属性を有し威力がある「トゥインクルアロー」「スターライトアロー」を覚えると使い魔を処理しやすくなる。 マミルートだと、「パニエロケット」「マジカルスコール」あたりを覚えておくとボス戦での火力が増す。 敵が複数居たら通路まで戻るなどして一列に並べると一度に攻撃出来る。 後期 チャージ2の「シューティングスター」はロマン技。 「マジカルスコール」連発の方が効率は良いが、そもそも、まどかがソロで戦わなければいけない局面は少ないので無理に攻撃させるメリットがあまりない。 マミルートでマミ魔女化の後のワルプルギスの夜でもない限りはソロで戦う事はないので、「天上の祈り」でSGをろ過する役回りになりがち。 謎の魔女結界等でアタッカーとして用いる場合は基礎ステータスが低い事、スキルが射撃Lv1までしか覚えない事から強化ポイントによる底上げが必要。 通常は貫通属性を持つ「マジカルアロー」をメインにこつこつとダメージを稼いでいく。 対複数相手ならば「スプレットアロー」「マジカルスコール」を的確に使い分けていこう。 射撃ばかり目にいきがちだが、チャージなしで斜め前をなぎ払える「トゥインクルスタッフ」、 そこそこの威力範囲を誇る「パニエロケット」も優秀。 格闘も鍛えておけば、射撃系のマミ、ほむらと比べて攻撃の死角がないという独自の強みが活きてくる。 魔女戦 魔女の取り巻きは「スプレットアロー」「マジカルスコール」で一掃出来る。 しかし、魔女相手には火力の低さが他キャラと比べてどうしても響いてくる。 ダメージ効率でいうのであれば「スターライトアロー」連打が有効でこれでコツコツダメージを積み重ねていこう。 受けに回ると、実はかなり不味い。 他キャラの様に防御や回避に使えるスキルを持たず、 まどか自身の耐久力も高くないので、一撃で劣勢になりかねない。 きついと思ったら、他キャラに素直に交代しよう。 初期パラメータ,レベル まどかシナリオ、杏子シナリオ 未契約(感情エネルギー精算時にレベル1) マミシナリオ 未契約→レベル3 習得済魔法:マジカルスタッフ、マジカルアロー さやかシナリオ レベル5 習得済魔法:マジカルスタッフ、マジカルアロー ほむらシナリオ 未契約 番外編 レベル8 習得済魔法:マジカルスタッフ、マジカルアロー 謎の魔女結界 レベル1 習得済魔法:マジカルスタッフ HP 206(成長度10.0) MP 110(成長度8.3) STR 27(成長度1.4) COM 32(成長度1.6) VIT 30(成長度1.5) DEX 30(成長度1.5) AGI 28(成長度1.4) 潜在魔力値 140 因果値 100 マジックツリー S=格闘 C=射撃 B=補助 A=自動 ┌[B]転生の福音――[A]経験値増加――[A]自動回復Lv1――[B]天上の祈り―――[A]浄化――――――[B]救済する白き光 | | ┌[B]癒しの光―――[B]浄化の光―――――――[A]命中Lv1――――――[A]底力 | | | |[S]マジカルスタッフ―[C]マジカルアロー―[S]パニエロケット ├―[A]ドレイン無効 ├―[C]シューティングスター | | | └[A]射撃抵抗Lv1―[S]スーパーマジカルスタッフ―[S]トゥインクルスタッフ―[A]射撃抵抗Lv2 | | | └[C]スプレットアロー―[C]トゥインクルアロー―[A]射撃Lv1―[C]スターライトアロー―[C]マジカルスコール―[A]魔力コントロールLv1 格闘スキル 名称 威力 消費MP 属性 解説 チャージ 備考 マジカルスタッフ 28 0 衝 魔法の杖で敵を殴る スーパーマジカルスタッフ 55 4 衝 魔法の杖で敵に中ダメージを与える トゥインクルスタッフ 40 6 衝 魔法の杖で前方3マスを薙ぎ払う パニエロケット 200 45 衝 自分をふくらませ、敵に体当たりして攻撃する ×1 効果範囲は障害物無視 射撃スキル 名称 威力 消費MP 属性 解説 チャージ 備考 マジカルアロー 26 2 突 前方1列に魔法の矢で貫通攻撃する トゥインクルアロー 52 8 突 前方1列に魔法の矢で貫通中ダメージを与える スターライトアロー 84 16 突 前方1列に魔法の矢で貫通大ダメージを与える スプレットアロー 70 20 突 前方広範囲に矢を連射する ×1 効果範囲は障害物無視 マジカルスコール 180 85 突 天上から魔法の矢の雨を降らす ×1 効果範囲は障害物無視 シューティングスター 480 250 突 無数の矢を前方に飛ばし、大爆発を起こす ×2 効果範囲は障害物無視 補助スキル 名称 威力 消費MP 属性 解説 チャージ 備考 癒しの光 200 116 無 味方1人のHPを回復する 浄化の光 0 40 無 味方1人の状態異常を回復する 転生の福音 500 60 無 戦闘不能になった味方1人を回復する ×1 天上の祈り 0 150 無 味方1人のソウルジェムを少し浄化する ×1 救済する白き光 0 50 無 周囲の敵を浄化し、消滅させる ×1 浄化されなかった敵には「攻撃不能」の状態異常を与える「攻撃不能」は9ターン持続。ただし、攻撃不能にしたターンにはその効果が無い効果範囲は障害物無視 自動スキル 名称 解説 条件 備考 経験値増加 敵を倒した時の経験値が少し増える AGI40 まどかが得られる経験値が1.1倍{小数以下切り捨て}に。他のキャラには影響無し 自動回復Lv1 HPとMPの自動回復力を1.5倍にする VIT42 命中Lv1 命中率を10%アップする DEX40 射撃Lv1 与える射撃ダメージ10%アップ CON45 DEX40 射撃抵抗Lv1 受けた射撃ダメージ15%ダウン VIT32 AGI32 射撃抵抗Lv2 受けた射撃ダメージ30%ダウン VIT43 AGI40 魔力コントロールLv1 消費MPを5%ダウンする STR40 CON50 DEX45 底力 HPが少ないときに相手に与えるダメージが増える VIT45 AGI42 ドレイン無効 『魔力吸収』『ドレイン』効果無効 VIT49 AGI46 『魔力吸収』『ドレイン』を追加効果として持つ攻撃そのものは有効 浄化 攻撃した時、まれに相手を消滅させる STR42 DEX45 射程範囲 +格納 ※□が空白、■が攻撃範囲、「ま」がまどか。 癒しの光、浄化の光、転生の福音、天上の祈り ※すべて味方一人に効果あり ま マジカルスタッフ、スーパーマジカルスタッフ ■ま トゥインクルスタッフ ■■■□ま□ バニエロケット ※障害物無視 □■□■■■□■□□□□□ま□ マジカルアロー、トゥインクルアロー、スターライトアロー ※すべて貫通攻撃 ■■■■ま スプレットアロー ※障害物無視 ■■■■■■□■□□ま□ マジカルスコール ※障害物無視 □□□■□□□□□■■■□□□■■■■■□■■■■■■■□■■■■■□□□■■■□□□□□■□□□□□□ま□□□ シューティングスター ※障害物無視 ■■■■■□■■■□□■■■□□□■□□□□■□□□□ま□□ 救済する白き光 ※障害物無視 □□■■■□□□■■■■■□■■■■■■■■■■ま■■■■■■■■■■□■■■■■□□□■■■□□
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/186.html
…………………………………… …………………………………… さやか「…………」 大超獣『魔法少女はいくら肉体が傷付こうがソウルジェムを砕かれない限り完全には死なない……』 大超獣『だがその体で立ち上がることはもう無理だ』 強靭な尾を打ちつけられたさやか 持っていた剣は粉々に砕け、マントはズタズタに千切れ、 血に塗れた足は異常な方向に曲がっていた 大超獣『もう一撃……それで止めだ』 大超獣『まぁ安心しなよ、佐倉杏子もすぐに――――』 カッ! 大超獣『!!』 超獣1「グルルゥ……」 超獣2「!?」 大超獣『………?』 街の中心部 まどか達Aチームが戦っている地点からの強烈な閃光 大超獣は振り上げた腕を下ろし、完全にその光を見つめたまま動きを止め、 後ろの二体も同じく静止する …………………………………… …………………………………… シュゥウウ…… まどか「………っ……え?」 マン『…!!』 きつく閉じた目を見開き、辺りを見回すまどか 大超獣によって発射された光線は二人に当たることは無く、 上空から飛んで来た稲妻のような光線によって相殺され、土埃を巻き上げるだけに終わっていた 大超獣1『なんだ……どこからの攻撃?』 大超獣2『!!……上だ!』バッ マン『この…砂漠の砂一粒を狙い撃ちにするかのような精度…』 メビウス『まさか…!』 バッ 二体の大超獣が同時に上を向き、 それに続く様に一同が空を見上げ、光線を放った何者かを探す エース『……ジャック兄さん…あの光線はまさか…』 ジャック『間違いない、Z光線だ………つまり』 エースの問いに現在の状況を完全に理解したような口振りで答え、 空を見続ける まどか「……!……あ、あれ!!」 大超獣1『!!』 大超獣2『……援軍か…面倒だね』 まどかの指が空の一角を指し示す そこには光線の構えを解き、上空に留まる巨人の姿 その胸には六対のリベット状の突起、 武功の証であるスターマークが輝いていた まどか「新しい…ウルトラマン?」 マン『………来てくれたか』 ???「…………」 巨人は敵を一瞥した後、 地に伏すウルトラ兄弟と未だに状況を理解できずに呆然と立ち尽くすまどかへ視線を移す ゾフィー『遅くなった』 …………………………………… …………………………………… ~インキュベーター・母艦~ ヤプール「!!………来たか!」 インキュベーター「彼らの仲間……?どうなっているんだ?」 インキュベーター「あの地域には干渉フィールドが……」 ヤプール「……見ろ」 艦内の状況を示すモニターが切り替わり、 粉々に粉砕された干渉フィールドの放射中枢を映し出す インキュベーター「……やってくれたね」 ヤプール「………」 …………………………………… …………………………………… エース『ゾフィー兄さん!』 ゾフィー『すまない、エネルギーのチャージに想像以上に時間が掛ってしまった』ズン ゆっくりと地上に降り立つゾフィー 大超獣1『……』 大超獣2『……なるほど、君は彼らを纏め上げる存在か』 ゾフィー『……私は、M78星雲光の国、宇宙警備隊隊長のゾフィーだ』 大超獣に向かい名乗りを上げるゾフィー その背中には堂々とした隊長の風格が漂っていた ゾフィー『インキュベーター……他者の命を弄び、少女達を消耗品の如く扱うその蛮行……見逃してはおけんぞ』 大超獣1『…それで?君達は何が言いたいんだい?』 驚き見開かれていた大超獣の瞳が、ゾフィーを鋭く睨み付ける ゾフィー『……投降しろ、お前達はやり過ぎた』 あらゆる建物が破壊され、死の街と化した見滝原 その変わり果てた光景の街を流し目で見ながら話し続ける 大超獣2『投降?わけが解からないよ』 ゾフィー『!………お前達はヤプールに唆されているだけだ!』 大超獣は投降勧告を受け入れず、目の前のゾフィーに牙を剥く 大超獣1『違うね、彼の言っていることは真理だ』 大超獣2『強いものが他者を管理する……これ以上無い単純で効率の良いルールだ』 ゾフィー『馬鹿な…それではまたいつか別の脅威が生まれるぞ』 大超獣1『だからこそ僕達の元にヤプールがいるんだよ』 大超獣2『何者にも壊されることのない力を手に入れる……そうすれば他者に脅かされる心配は無いだろう?』 まどか「そんなの……絶対おかしいよ……」 エース『……狂気の発想だな』 大超獣1『……それに僕達はこの宇宙の為にエネルギーの回収を続けているんだよ?』 大超獣2『同じ宇宙生命である君達にもこの宇宙に寿命が近付いていることに気付いているだろう?』 ゾフィー『当然だ、我々の同志達がすでにその事態についての対策を研究している』 ゾフィー『だからこそ我々と君達の技術力を提供し合ってこの事態を……』 大超獣1『君達の手を借りる必要は無いね』 大超獣2『そして人類を間引くことはもう決定している』 ゾフィーが粘り強く説得を試みるも、 大超獣はそれを冷たく撥ね退ける ゾフィー『…………互いに相容れぬということか』 大超獣1『こっちは最初からその気は無いんだけどね』 大超獣2『もう魔法少女達には絶望しか残されていないんだ。諦めなよ』 シュゥウ まどか「っ……!!」 目の前の目障りな存在を消すべく、 一方の大超獣が再び光線の発射態勢に入る ゾフィー『…………ならば』 バッ メビウス『!……あの構えは!!』 まどか「…?」 ゾフィー『去れ、絶望!!』 言い放つと同時に、伸ばした手の平ををカラータイマーに近づける その瞬間、両手の間に輝く十字の光 そのまま右腕を手刀の様な構えで大きく振り上げる キュォオオオン… 大超獣1『これは……!?』 雄叫びの様な音を響かせ、 ゾフィーが右腕に莫大な量のエネルギーが一気に集中する 大超獣2「グォォオオッ!!」 バシュウン! 異様な空気を本能的に感じ取り、 次なる行動を阻止すべく、巨大な破壊光弾を放つ ゾフィー『そして起これ、奇跡よ!』バッ 大超獣1『なんだ……このエネルギーは…!!』 エネルギーのチャージが完了すると同時に、真っ直ぐに突き出される右腕 そこから強烈な閃光を発しながら放たれる、 ウルトラ兄弟最強の必殺の一撃 ソフィー『M87光線!!!』 カッ! 大超獣2『!!!』 ドガァァアアアアン…… 大超獣1『な………!?』 ゾフィー「………」 大超獣に向けて放たれた必殺光線 それはバリアーを易々と砕き、その巨体を一直線に貫く 圧倒的な破壊力を持つ一撃はは大超獣を跡形もなく消し去り、 巨体が立ち塞がっていたその場所には灰が残るのみ まどか「あれが……隊長……」 ゾフィー「………ジュアッ!」ダッ 大超獣1『?…』 光線の構えを解き、 一呼吸置いた後空へと飛び、一同を見下ろす 大超獣1『何をする気だ…!?』 ゾフィー「ハァァァアッ……!!」 シュィィイイン… 大超獣1『……あの光は!?』 ゾフィーがカラータイマーに添えた両腕にエネルギーを宿し、 そのまま一気に解放 街中に拡散する光の筋 その内の六つが地上に倒れた戦士達へ宿る セブン『!……』 ジャック『……』 エース『よし……これなら』 メビウス『力が……戻った!』 地に伏し、力尽きようとしていたウルトラ兄弟 しかしその胸に赤く点滅していたカラータイマーは再び青い輝きを取り戻し、 地にしっかりと足をつき、立ち上がる まどか「体が軽い……!」 ズシン マン『どうやら助かったようだな』 まどか「!…ハヤタさん……!!」 離れたところで倒れていたとこにいた二人も同様に立ち上がる 大超獣1「グォアアア!!」バシュン マン「!……シュワッ!」 バシィン! 大超獣1「!!…………」 大超獣の放った光弾をマンは避けようともせず、 腰に手を当て、その分厚い大胸筋で軽々と受け止める まどか「すっ……ごい……」 大超獣1『本来の力を取り戻したとでもいうのか……!?』 爆煙の中から無傷で現れたマンの姿を見て驚き、後ずさる セブン『形勢逆転か』 メビウス『……負ける気がしません!』 大超獣1『そんな…彼一人のどこに全員分回復させるほどの力が……』 ゾフィー『光の国の太陽……プラズマスパークのエネルギーを溜めこんできた』 ゾフィー『おかげで時間が掛ったがな』 大超獣1『っ……ならば』 シュゥン… セブン「!!」 大超獣の周りの景色が歪み、 少しづつ空間にヒビが入り、広がっていく ジャック「!?」 エース『不味い!増援を呼ぶ気だ!』 大超獣1『それだけじゃないよ…これからインキュベーター全戦力を地球に降下させる』 まどか「えっ!?」 セブン『なんだと……!?』 まどか「やだ……やめてぇっ!!」 まどかが悲痛な叫びを上げるが、 無情な大超獣にその声は届くことは無い マン『何も知らない人間達を盾にするつもりか!!』 エース『汚いぞ!インキュベーター!!』 大超獣1『何とでも言うがいいさ!なんだったら降伏でもして―――――』 ゾフィー『断る』 大超獣1『!!………そうかい、だったら…!』 まどか「!?…ちょ、ちょっと……!?」 ジャック『ゾフィー兄さん!?人間達を見捨てる気ですか!?』 ゾフィー『安心しろ、地球にインキュベーターが降下することはない』 まどか「え……ど、どうして」 状況が飲み込めないまどかに、 落ち着いた口調で淡々と話すゾフィー ゾフィー『宇宙には彼らがいる』 マン『!!』 セブン『まさか……地球全域を守れるほどの戦力を…!?』 大超獣1『何を…何を言っているんだ!』 大超獣1『もうじき地球の主要都市は全て火の海に……』 ゾフィー『ならば試してみろ……彼らがいる限りそんなことはさせない』 大超獣1『………!!』 地球周辺に待機するインキュベーターの同胞達 大超獣はテレパシーを使い接触を試みようとした瞬間、 その赤い瞳は驚きに見開かれる …………………………………… …………………………………… ~地球周辺宙域~ 真っ暗闇の宇宙空間に青く輝く星、地球 その星の全体をを疎らに覆う白い影、 それはインキュベーターの歪んだ姿である超獣のものだった 超獣「グァギャ!!」 ドガァン! 次々に爆発し、消滅する超獣達 地球への降下が指示される十数分前、 突然地球周辺の各所に出現した赤と銀色の巨人 凄まじい実力を持った歴戦の勇志達に阻まれ、 超獣の姿に変身したインキュベーター達は未だ降下することが出来ずにいた 超獣「クワァアアッ!!」シュン ???『ストリウム………光線っ!!』 バシュゥゥッ! 超獣「!!!」 ドガァァアアン…… 妨害を潜り抜け地球へ侵入しようとした超獣に、 気合いの入った掛声とともに放たれた七色に光る光線が直撃し、粉々に砕け散る 超獣『馬鹿な……あれだけいた超獣達がこうも簡単に…』 その光景を目にした別の超獣が驚愕し、 目の前に立ち塞がる赤い火の如き体を持った巨人へと視線を移す その巨人の頭に生えた二本の雄々しい角は、 太陽の光を受けて鋭く輝いていた タロウ『インキュベーター!ここは絶対に通さんぞ!』 シュシュンッ ネオス『タロウ教官に続け!我々も行くぞ!!』 セブン21『ああ、我ら勇士司令部の実力を見せる時だ!』 タロウの放った光線を皮切りに、二人の巨人が名乗りを上げて超獣の群れに突っ込む その姿は現在地球で魔法少女達と共に戦う戦士、 ウルトラマンとウルトラセブンに酷似していた 超獣『まだだ……!数ではこっちが圧倒的に有利――――』シュン ???「シェァッ!!」 ズババババッ! 超獣『!!……』 自身満々に言い放つと同時に、 あらゆる方向から戦士達に迫る数十体の超獣達 しかし、その全てが超高速で突然飛来した分身したブーメラン状の刃に切り裂かれ、 一瞬の内に動かぬ肉塊と化す マックス「………」シャキン 高速で回転しながら分身した刃はやがて一つに纏まり、 その持ち主である巨人の頭頂部の突起へ収まる 超獣『は……速い…』 ゼノン『マックス、遠慮することはない!マックスギャラクシーで吹き飛ばせ!!』 マックス『言われなくともそのつもりだ!みんな離れろ!!』シュゥン 後方で戦いながらマックスに呼び掛ける巨人、ウルトラマンゼノン その声に応えるようにマックスは右腕に装着された不死鳥を模したアイテムから、 自身の身長の数十倍はある光剣を生成 マックス「デェェィイイァアア!!!」 超獣『!!』 ズバンッ!! 仲間達が退避したところを見計らい、 巨大な光剣を振り上げ、周囲を取り囲むおぞましい数の超獣達を、一撃の下に薙ぎ払う マックス『どうだ……!!』 シュゥゥウ… タロウ『!…油断するな!合体してまた襲ってくるぞ!!』 …………………………………… …………………………………… パワード「シュワッ!!」 超獣「グァギャ……!!」 ドガァン… 青い瞳の銀色の巨人が放つ十字架状の光、メガスペシウム光線 その一撃が地球へ向かう超獣達の群れを纏めて蒸発させる パワード『……まだいるのか…こいつらの全員を相手にするのは骨が折れるな』 超獣『……今だ』バシュン パワード『!?』 構えを解いた一瞬の間 その瞬間、数体の超獣達がパワードの背後から一斉に光弾を放つ パワード『しまった…!』 反応が遅れたためにバリアーの展開が間に合わず、 腕を交差させ、防御の構えを取る シュゥウゥ… パワード『………?』 超獣『?………あれは……』 グレート「ハァァ………」 一瞬の内に射線に割り込んだもう一人の銀色の巨人 大量の光弾は巨人の目の前の空間で一つに合わさり、完全に停止する 超獣『受け止めた…?この数を……』 グレート「ジェアッ!!」 超獣『!!』 ドガァァァァン… 両腕を前に突き出し、受け止めた大量の光弾を凝縮、 マグナムシュートとして撃ち返す 何倍にも強化された破壊のエネルギーが超獣達を消し飛ばす グレート『………油断するな』 パワード『ああ、すまん助かった』 シュゥゥウウ…… 大超獣「………」 パワード『!!……合体だと!?』 宇宙空間に四散した超獣達の肉片が霧のように変化し、 一ヶ所に集まって少しづつ巨大な超獣の姿を形成する グレート『不味いな……この数が一体に融合するとなるとどれほどの強さに…』 ドガガガッ! 大超獣『!?』 ???『ならば融合させなければいいんですよ』 グレート『!……君達は…』 肉体の形成途上の大超獣に直撃する三筋の光線 驚くグレートの背後に三人の新たなウルトラマン スコット『確かに融合を許してしまえばこいつらは驚異的な強さになる……』 チャック『しかし集まった肉体が固着する前を攻撃すれば…倒すことは容易い!!』 べス『あと一撃……急いでください!』 ???『我々に任せてくれ!』シュン 少しづつ完全な姿を形成しつつある巨体に、 怯むことなく名乗を挙げる二人のウルトラマン 80『ユリアン!敵は複数の体を合体させて何倍ものパワーを出している!我々も力を合わせて攻撃するんだ!!』 ユリアン『分かったわ、エイティ!』 シュン ガシッ! 襲い掛かる超獣を蹴って飛び上がり、 高速で交差する二人の体 80「トァアーーーッ!!!」 大超獣『………!!』 ドガガガッ! 超獣「グギッ!!?」 回転によって生み出されたエネルギーが刃となり、大超獣の体を両断 その勢いに乗って一瞬の内に辺りに蔓延る超獣達を殲滅する パワード『よぉし!!』 グレート『……この辺りは片付いたか。一度合流すべきだな』 80『休んでいる暇は無い!急ごう!』 …………………………………… …………………………………… ~見滝原~ まどか「すごい…すごい!…いろんな人達が…!!」 ゾフィー『そう、戦っている……この星のために……君達のために』 ゾフィーが空に映し出したヴィジョンを見つめ、 瞳を輝かせるまどか マン『希望の光はまだ消えてはいない』 セブン『形勢逆転といったところか……』 ズシン… 大超獣『!!』 小さなまどかを中央にして、 大超獣の前に並び立つ七人のウルトラマン達 エース『インキュベーター……最期の時だ!』 …………………………………… …………………………………… ~インキュベーター・母艦~ インキュベーター「なんだこの強さは……数ではこちらが圧倒的に有利だったはずが……」 ヤプール「宇宙警備隊を総動員か……やってくれる」 巨大なモニターに映し出された宇宙空間での激戦 その映像を眺めながら呟く一人と一匹 インキュベーター「……完全に彼らを甘く見ていた」 ヤプール「地球にいる奴等だけなら数で圧し潰すことも出来ただろうに」 ヤプール「一気に形勢が不利になったな。はっきり言って最悪だ」 食い入るようにモニターを見つめるインキュベーターに、冷たく言い放つ ヤプール「こういった最悪の状況を逃れるために前の時間軸では隠密に事を進めていたというのに…」 インキュベーター「この時間軸でもそのつもりだったさ……」 インキュベーター「そもそもおかしかったんだよ」 インキュベーター「どういうわけか…僕達が鹿目まどかと接触する前に宇宙警備隊の数人が地球に送り込まれていた」 インキュベーター「それだけじゃない。別世界からのイレギュラー……彼らがどのような手段でこの世界に来たのかも解かっていない……」 視線を動かさず、思考を巡らせるインキュベーター 感情の無い声色は言葉とは裏腹に落ち着いていた ヤプール「さて、どうするつもりだ?こちらの戦力はほぼ壊滅状態だ」 ヤプール「全滅は時間の問題だぞ?」 インキュベーターの小さな体を見下ろし、 口元にいやらしい笑みを浮かべる インキュベーター「そうだね……とりあえず残りの個体を全て見滝原に送り込もう」 インキュベーター「あそこへのゲートだけは開いている。直接降下させる必要はないから宇宙にいる彼らに邪魔される心配もない」 ヤプール「それでは宇宙にいる敵を誰が抑える?」 インキュベーター「……大超獣に変身した個体が一体いる。時間稼ぎには使えるだろう」 ヤプールの顔を見上げ、表情一つ変えずに答える ヤプール「……残りの戦力で先に地球を押さえようということか」 インキュベーター「ここまで追い詰められた以上これしかない……それが成功すればこの艦を地球に降下させ―――」 ???『聞こえるか!?インキュベーター!!』 インキュベーター「!?」 ヤプール「!……」 母艦の周囲を映すモニターが、 大声で叫ぶ青いウルトラマンの姿を映し出す …………………………………… …………………………………… ヒカリ「ヌンッ!!」 ザシュッ! 襲い掛かってきた数体の超獣を右腕の光剣ナイトブレードで斬り払い、 目の前の巨大な球状の母艦へ叫ぶ青い巨人、ウルトラマンヒカリ ヒカリ『聞こえているだろう!返事をしろ!!』 インキュベーター『……そんなに叫ばなくても聞こえているよ』 ヒカリ『……!!』 艦内にいるインキュベーターの声が、宇宙空間に響き渡る ヒカリ『インキュベーター!貴様らの狂気に満ちた計画……全て調べさせてもらったぞ』 インキュベーター『……この艦に潜入していたのか』 ヒカリ『そうだ!貴様らが地上の戦闘に気を取られている隙に私はゾフィーとともに潜入し、データを探らせてもらった』 インキュベーター『データを探る…?それだけ?』 インキュベーター『なぜ内側からこの艦を沈めようとしなかったんだい?その気になれば不可能でもないだろう?』 ヒカリ『……お前達に全面的に降伏してほしい』 右腕のブレードを収め、 構えを解いて落ち着いた口調で話し出す インキュベーター『戦いを止めて投降しろと?』 ヒカリ『……我々はいかな敵同士であろうと命を奪わずに済むことが出来るのならその道を選びたい』 インキュベーター『ふうん……仮に僕達が降伏したとして……それからどうするんだい?』 母艦から姿を見せず、探るような口調で尋ねる ヒカリ『宇宙の為とはいえ、生命を弄んだお前達の罪は決して軽くは無い』 ヒカリ『だがその罪を悔改め、我々と共に宇宙延命のための別の道を探すというのならばその罪も……』 インキュベーター『…………』 シュゥン…… ヒカリ『……む?』 ヒカリ(超獣が……消えた?) 交渉を続けるヒカリの周りで待機していた超獣達が空間に空いた穴の向こうへ消え、 辺りが静寂に包まれる インキュベーター『………』 ヒカリ『!!……インキュベーター!これは……』 交渉に応じたと判断したヒカリは歓喜の声を上げ、 完全に警戒を解き、母艦との距離をゆっくりと詰める しかし… ドガッ! ヒカリ『ぐぉあっ!?』 無防備な背中に攻撃を受け、大きく仰け反る インキュベーター『降伏するとでも思った?』 超獣1「グルルル……」 超獣2「……」 ヒカリ『な…!?貴様ら……!!』 自分を攻撃した二体の超獣を睨み付けた後、 再び目の前の母艦に視線を移すヒカリ インキュベーター『その申し出を受け入れる気は初めからないよ』 ヤプール『間抜けなやつめ。油断して後ろに現れた二体に気付かんとは』 ヒカリ『!……貴様、ヤプールか!!』 母艦から響く冷厳な声 卑劣な騙し打ちを受けたヒカリは怒りに拳を握り締める インキュベーター『こちらにはまだ手は残されているんだ。そう簡単に降伏は出来ないなぁ』 ヤプール『貴様が好き勝手に話している間に残りの超獣は見滝原へ向かった……残念だったな』 ヒカリ『卑怯者め……』 バチバチバチッ… ヒカリ『許さん!!』 怒りのままに掲げた右腕に青い稲妻の光が宿り、 インキュベーターの母艦へ向けて必殺のナイトシュートを解き放つ ヒカリ「セァアーーーーーッ!!!」 インキュベーター『………』 ドガァァアアン…… ヒカリ『……なに!?』 超獣を一撃で葬り去るほどの威力を持った光線 その直撃を受けたにもかかわらず目の前の母艦には傷一つ付いていなかった ヒカリ『無傷だと……馬鹿な!』 インキュベーター『外部からの攻撃ではまともに傷を付けることは出来ないよ……一度目に侵入したときに破壊しておくべきだったね』 ヤプール『さぁ遠慮はいらんぞ超獣よ!今すぐそいつを―――』 ドグシャッ! 超獣1「ギッ!!」 超獣2「………!!」 ヤプール『!?』 ヒカリ『!………お前は…』 命令とともにヒカリに襲い掛かろうとした二体の超獣は、 光を纏った強烈な蹴りを受け爆散 赤いマントをなびかせた深紅の獅子がヒカリの前に現れる レオ『退がれ、ヒカリ』 ヒカリ『レオ!………すまない、助けられたな』 レオ『構わん、それより一旦退くぞ』 ヒカリ『!……なにかあったのか?』 レオの言葉に声を荒げる レオ『我々の仲間が合体した超獣を相手に手こずっている。加勢せねばならん』 ヒカリ『……やむを得んか』 シュン! インキュベーターの母艦を一瞥し、 仲間達の元へ飛び立つ二人 …………………………………… …………………………………… ~インキュベーター・母艦~ インキュベーター「?……なんだ?やけにあっさりと退いたみたいだけど……」 ヤプール「………」 ドガァァアアン!! インキュベーター「!?……なんだ!!」 ヤプール「………やはりな、侵入されていたか」 各所で起こる爆発 手を掲げると同時に巨大なモニターの画面が切り替わり、 艦内の一室、機関室が映し出される そこには艦内を縦横無尽に暴れ回る、 青と赤色の体色をしたウルトラマンの姿があった インキュベーター「やはり?………君は侵入者に気付いていたのか?何故教えなかった?」 ヤプール「聞かれなかったからな」 インキュベーター「!!……」 …………………………………… …………………………………… ~機関室~ ドガガガガッ! ???『ぉぉおおおらぁぁぁあああああ!!!』 重要な機器がむき出しの壁、床、天井 雄叫びを上げながら薙ぎ払う様に光線を放ち、 その全てを徹底的に破壊する ???『へへ……ここまでチマチマ潜入したんだ!思いっきりやらせてもらったぜ!』 燃え盛る爆煙と崩れ落ちる瓦礫の中で、 腰に手を当て、誇らしげに言う ???『さってと……ぶっ壊したらさっさと脱出しろってレオのジジイに言われたしな……行くか』 ???『待ってろよ、魔法少女!………あと親父!』 ドゴォォオオオン! …………………………………… …………………………………… インキュベーター「まずい……このままじゃ地球に落ちる…!」 ヤプール「……さてどうする?」 激しい振動とともに地球へと進むインキュベーターの母艦 切迫した状況下にも関わらず、 不気味な笑みを消すことなく静観するヤプール インキュベーター「……君はまるで諦めているみたいだね?」 ヤプール「私はこの状況でお前達がどう判断するのかが気になるだけだ……降伏するか、しないのか」 インキュベーター「………とりあえず反重力装置の復旧が急務だ」 ヤプール「だろうな。だが地上の敵に姿を曝すことは覚悟しておいた方がよさそうだ」 インキュベーター「…………」 …………………………………… …………………………………… ???1『う、うわぁ……なんかすごいことになってる……』 ???2『これって協力した方がいいのかな…?』 インキュベーターの大超獣と激戦を繰り広げるウルトラ戦士達 その光景を遠くから眺める二人の赤い巨人 ???1『あったりまえじゃん!本物のウルトラ戦士達と一緒に戦えるなんて……あぁ~!なんてツイてるんだ!!』 ???2『戦いが終わってからでいいじゃん』 シュン! ???2『!! ちょっと!?』 相方の制止を聞かず、 片方が激戦地にむかって一気に飛び出す ???1『待ってらんないよ!君も早く!!』 ???2『……分かったよ!』 …………………………………… …………………………………… ~見滝原~ 大超獣『……!?』 ググググッ… ダイナ「ウォォオオオ………!!」 ティガ「ハァァアア……!!」 下敷きになっていた二人に力が戻り、 大超獣の両足が少しづつ持ち上がり始める ネクサス「…………」グッ そのそばで倒れていたネクサスの目とエナジーコアに光が宿り、 ゆっくりと、力強く立ち上がる マミ「なに…?ソウルジェムの穢れが……?」 ほむら「街の中央からの光………あそこで何があったの…?」 街の中心部でゾフィーが解放した光エネルギー それは離れたところで戦う他のチームの者達にも届き、 再び戦う力を取り戻させていた ネクサス『……この際深く考えるのはよそう』キュイン ほむら「!……孤門、あなたも力が……」 シュォォン… ネクサス(J)「………」 左腕を胸のエナジーコアに当て、光に包まれるネクサスの体 生体甲冑が体を覆うとともに銀を基調とした体色が赤く変化 アンファンス形態から更に力を解放した姿、 ジュネッスへとフォームチェンジする 大超獣『まだ何かするつもりかい……?』 ググググッ… ティガ『!……アスカ!!』 ダイナ『分かってますってダイゴさん……!!』 大超獣の足に踏みつけられながらもお互いの名を呼び合い、 足を受け止める腕に、より一層の力を込める ダイナ『本当の戦いは……ここからだぜ……!!』 ティガ「ハァァアアアアッ……!!」 キュイィィン… 大超獣『な……!?』 ズズゥウゥウン…… 踏み付けられていた二人の姿は光に包まれ、 それとともに爆発的に上昇する二人の力 大超獣『なんだ…!?このパワーは……』 その力に耐え切れず、仰向けに倒れる大超獣 マミ「!!…あの姿は!?」 ほむら「……これで赤いウルトラマンが三人ね」 呆然と見上げる二人 その視線の先には、 真っ赤な体色で、先ほどよりも筋肉質に変化したティガ、パワータイプとダイナ、ストロングタイプの姿があった ティガ(P)「………」 ダイナ(S)『さっきまでの借り……千倍にして返してやるぜ!!』 大超獣『………力を取り戻したくらいでいい気にならないでほしいな』 シュゥウン マミ「!……またバリアーを…!!」 巨体を起こし、 五人の前で再び亜空間バリアーを展開 ほむら「あれがある限り……ダメージを与えることは……」 シュン ダイナ(S)『だったら力づくでブチ破る!!』 ティガ(P)『……とどめは君達に任せるよ』 大超獣『……』 相変わらず余裕めいた態度を崩さない大超獣に対し、 同じく余裕の態度で進み出る二人 マミ「!…待ってください!あのバリアーは正面からではいくら攻撃しても……!!」 ガシッ マミ「!?」 ほむら「……」 マミ「暁美さん!?」 二人へ駆け寄ろうとしたマミの肩を掴み、 険しい表情のほむらが無言で首を振る ほむら「今私達が前に出たところでどうにもならない」 マミ「っ……!で、でも!!」 ほむら「……大丈夫、彼らならきっとやってくれる」ジャキッ マミ「!……」 ディバイトランチャーを握り直し、 魔翌力を込めながら迷いなくマミに言い放つ ネクサス(J)『チャンスは一瞬だ。外したら笑い話にもならない』 ほむら「ほら、早く構えて」 マミ「………ええ!」ジャキ 大超獣の巨体を見上げるネクサス その足元には武器を構えた二人の魔法少女 大超獣『まだ理解できないのかな?このバリアーは……』 ダイナ(S)『やってみなくちゃわからねぇ!!』 シュゥン ダイナ(S)「ディァァアアア………!!」 胸の前に発生したマグマのように赤いエネルギーを右拳に凝縮 腕を引き、腰を落として構える ティガ(P)「ハッ!……ハァァアアアア……!!」 そこに続く様に、 両腕を左右から振り上げ、胸の前に灼熱のエネルギー粒子を集約し、 球状に練り上げる 大超獣『たった二人の攻撃で破ろうだなんて甘く見ないでほしいな』シュゥン 目の前でエネルギーを溜める二人に対して怯みもせず 絶対の自信を持つ自身のバリアーを周囲に張り巡らせると同時に、 大きく開いた口にエネルギーを集中 ネクサス(J)「…………」グッ ほむら「……マミ、大型相手には……」 マミ「わかってる……」チャキッ 互いに目配せする二人 呼び掛けに答えたマミの両手には二丁のメテオールショットが握られていた ティガ(P)「………ジェアァッ!!!」 ダイナ(S)「ディアァッ!!」 ドシュゥン! 静寂を破り、 二人に腕から一気に放たれる赤いエネルギー弾 熱風を巻き起こしながら大超獣の体を覆い尽くす亜空間バリアーに向かって進む バチチチッ!! 大超獣「グッ………!!」 爆裂する真っ赤な粒子 直撃を受けた灰色のバリアーの向こうで、腰を落とし衝撃に耐える大超獣 ダイナ(S)『いけぇぇええーーーーーっ!!!』 ティガ(P)「………」 大超獣「グッ!……グッグ……ウゥ……!!!」 ピシッ 大超獣『!!!』 ほむら「!!………」チャキ 大超獣『な…!?あり得ない……!!このパワー……!!』 バキィィン…… 驚愕し、よろめく大超獣 二人の攻撃を受けた位置から亜空間バリアーに亀裂が走り、 一瞬の内に全体へと広がった亀裂により、形を維持できずに砕けるバリアー ティガ(P)『今だ!!』 ネクサス(J)「フンッ!!ウォオオォォオオッ………!!」シュイン 大超獣『!?……く…』 バリアーの消滅と同時に、 ネクサスが両手首を交差させ、エネルギーをスパークさせる 大超獣「ガァッ!!」 ネクサス(J)「ディェアァァアアッ!!!」 バシュゥン!! バチッ!! マミ「うっ……!!」 大超獣が咄嗟に口から発射した赤黒い破壊光線 それはネクサスが渾身の力を込めて放ったオーバーレイ・シュトロームと激突、 爆発とともに辺りに閃光が走る ネクサス(J)「オォオオオオォ!!!」 大超獣『………!!』 バシュン!! 互いの力が拮抗するのはほんの一瞬 一気にエネルギーを解き放ったネクサスの光線は、 大超獣の光線を押し返し、破壊力を保ったまま顔面に直撃する 大超獣「グガァァアアアアッ!!?」 マミ「! 暁美さんっ!!」 ほむら「ええ…!!」ジャキッ バァン!! ネクサス(J)「ハァァアアア……!!」 大超獣『か、体が……!!再生能力が……!!!』 なおも光線の照射を続けるネクサス 少しづつ青い光に包まれる大超獣の巨体 そこへありったけの魔翌力を込めたほむらの魔法弾が迫る マミ「これで………っ!!」 パシュン! 大超獣『!!?』 魔法弾が直撃するその瞬間、 マミの両手のメテオールショットから発射した青く輝く六筋の光が大超獣の上空で交差 マミ「………」チャキッ ほむら「………終わりね、化物」 大超獣『こ、これは……ワルプルギスの時の……!!』 巨体を完全に覆い尽くす隔離フィールド、 ワルプルギスの夜を葬ったキャプチャーキューブが発動する ネクサス(J)「…………」 光線の構えを解き、 ゆっくりと腕を下ろすネクサス 大超獣『さ、再生出来ない……!体が……消える……!』 外部から完全に隔離されたバリアー内では、 ほむらの放った魔法弾が大超獣の体を貫くと同時にバリアーの壁面をピンボールのように何度も跳ね返り、 オーバーレイ・シュトロームの直撃を受け、原子レベルにまで分解されかけている体を更に削り取る 大超獣「グ……オォ………!!」 シュゥゥウ…… バリアー内で増幅されたエネルギーを全身に浴び、 青い粒子となって消滅する大超獣 マミ「………倒した……のね」 ほむら「……ええ」 キャプチャーキューブが完全に消え去った後、 風に乗って消えていく青い粒子が勝利を物語っていた ズシン… ネクサス(J)『ここは……もう片付いたみたいだ』 シュイン ティガ『なら話は早い。ほかのチームの救援に行こう』 ダイナ『休んでる暇は無いみてーだな!』 ネクサスが確認するように辺りを見回しながら言い、 それを聞いて通常の形態へとチェンジする二人 ほむら「行くなら街の中心のAチームね……私達を救ったあの光の正体も確かめておきたいわ」 マミ「……なら急ぎましょう!」 ダイナ『おう!』 勝利の余韻に浸る暇もなく、 仲間達の元へと向かう五人 ほむら(まどか………無事でいて……) …………………………………… …………………………………… ~同時刻~ シュゥウ… さやか「……んっ……?」ピクッ 大超獣『!!……』 街の中心から伸びる光がさやかの体に宿り、 ソウルジェムの穢れを浄化、ボロボロに傷付いた体を完全に回復させる さやか「あれ……?もう治ってる……?」 自身の状況に戸惑いつつ、 完治した足を摩りながら立ち上がるさやか さやか「なんで?……だってあたしあんなに……」 ズシン 超獣1「グァルルル……」 超獣2「グゥ………」 さやか「う!?……っくそ!!」バッ 考える暇も与えず、 さやかに向けて振り下ろされる超獣の爪 さやかは咄嗟に剣を拾い上げ、手を添えて守りの姿勢をとる ドガガッ! 超獣1「グッ!!」 超獣2「!?……」 さやか「…………え?」 高速で放たれた光弾が二体の超獣の横っ面に直撃し、攻撃を阻止する さやか「……あ……!!」 ガイア『……間に合った』 コスモス「………」 恐る恐る目を開けると同時に視界に入り込む赤と青、 二人のウルトラマンの姿 その両名ともがカラータイマーに再び輝きを取り戻していた さやか「よ……よかった……二人とも無事だったんだぁ……」 力が抜けたかのように、地面にへたり込む ガイア『大丈夫?さやかちゃん……』 コスモス『怪我は無いみたいだけど………もしかして君も?』 さやか「う、うん……あたしボッコボコにやられてたのに気が付いたら……」グッグッ 目の前の二人の姿を見上げながら、 さやかは体の調子を確かめるように二、三度手を開閉させる ズシン… 大超獣『やれやれ、また君達を倒さなきゃいけないのかい』 超獣1「………」 超獣2「ガゥゥゥウ……!!!」 さやか「!!……」 大地を踏み拉き、三人を見下ろす大超獣 それに続いて攻撃を受けて倒れていた二体も起き上がり、三人に迫る ガイア『……それはこっちの台詞だ!』 コスモス『これ以上お前達の好きにはさせない!』 さやかを後ろに退がらせ、構えを取る二人 大超獣『…………やる気十分だね』 大超獣『美樹さやか、止めなくていいのかな?』 さやか「!……だ、駄目っ!!」 ダッ ガイア「!?」 コスモス『さやかちゃん……?』 攻撃を仕掛けようとする二人の前に飛び出し、 両手を広げて制止するさやか コスモス『何故……』 さやか「あ……あいつの腕に……杏子が…!!」 ガイア『!?…腕の中に?……それは一体…』 さやか「わ、わかんないよ!!……あたしを庇って……腕に飲み込まれて…」 コスモス「………」シュン コスモスの目がほんの一瞬輝き、 集中力を高め、大超獣の左腕に視線を注ぐ コスモス『!……いる……確かに…』 透視能力が発動し、 大超獣の腕の中で胎児のように眠る杏子の姿を見抜く 大超獣『察しのいい君たちならこの意味が解かるだろう?』 超獣1「………」 超獣2「………」 大超獣『もっとも…彼女を[ピーーー]覚悟があるなら別だが』 さやか「!!………」 ガイア『…そんな……』 コスモス『………』 大超獣『どんな手品を使ってエネルギーを取り戻したかは知らない』 大超獣『……だが所詮こんなものさ』 バシュゥン! ガイア「!! ディヤッ!」シュイン 発射された破壊光線 ガイアは咄嗟にバリアーを展開し、その攻撃に備える ドガガガッ! ガイア「グォアッ!?」 さやか「あ……我夢さん!!」 しかしバリアーは易々と砕かれ、 直撃を受けたガイアは吹き飛び、再び瓦礫の上に倒れる 超獣1「グォアアア!!」 コスモス「!! ハァッ!」ガシッ 動き始めた二体の超獣が一気に襲い掛かり、 迫り来る攻撃をコスモスはひたすらに受け流し続ける 超獣2「ガァッ!!」バシュッ コスモス「……!?」 ドガァン! コスモス「グゥア……!」 さやか「む、ムサシさんっ!!」 遠距離から放たれた光弾が背中に直撃し、 倒れたところをもう一方の超獣に蹴り飛ばされる 反撃の許されない二人は防戦一方のまま、 再び追い詰められようとしていた 大超獣『殊勝な心がけだね。よく解かってるじゃないか』 さやか「ッ……く…ぅうう……!!」 唇を噛み締め、大超獣を睨み付けるさやか さやか(どうすれば………どうすればいいの……!?) さやか(せっかく力が戻ったのに……このままじゃまた……) キィィン…… 『……さやか!』 さやか「………!?」 さやか「この声……杏子!?な、なんで……!?」 大超獣『……?』 さやかの頭の中に直接響く声 その声の主を探し、辺りを見回す 『おい……まだ生きてるんだろ!?』 さやか(!…そうか……念話だ……!!) 大超獣の腕の中から、魔法少女の能力でさやかの頭の中へ直接語りかける杏子 その呼び掛けに答えるために、意識を集中する さやか『大丈夫、聞こえてる!』 『!……そうか……まだ無事…か』 さやか『うん、さっきまでへばってたんだけど……なんとか三人とも無事』 さやか『……それよりなんとか脱出出来ないの!?』 『……無理だ。こっちは指一本動かせねぇ』 さやか『……そんな……』 『…………』 わずかな期待を込めた問いはあっさりと否定され、 がっくりと肩を落とすさやか さやか『……でも大丈夫だから!内側からじゃ駄目ならこっちから……』 ドガッ ガイア「グオッ!?」 コスモス「ウォアッ!?」 二人の間で念話が交わされている間も攻撃は続き、 絶望的な状況は何も変わらない さやか「!!……」 『……こっちから外の様子は分からねぇけど…やばいんだろ?』 さやか『!! そ、そんなことないから!絶対なんとか――』 『こいつどうせアタシを盾にして脅し掛けてきてんだろ?』 さやか『っ………!!』 『ほら、図星だろ』 考えを全て見透かしたような、 落ち着いた口調で語りかける杏子 さやかの頭の中に響く声は悲しげで、それでいて何かを決意したかのように力強かった さやか『……まだ……まだ何か方法が……!!』 『いや、もういいんだ』 『アタシごとこいつを叩き切れ』 BACKまどか「…ウルトラマン!」 14 NEXT まどか「…ウルトラマン!」 16
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'.,/ | .|! . i..\/ \ | . |!. i! ." / \ .| . . |!./i! .| \ | . . . . . . l! .| \ | | . . . . . . l! / | ∧ \ | ..| . . . . . . . . . l! ./| | ', \ ´|\ ./ .| . . . . . . ヽ. . . i!.| ‐| ', l\ /\ |\ l | . . . . . . .. \ . .i!.|...___|ヽ{ \| ./ . ァ==メ、`| .| . . . . . \. . .i!.., . |、| __ \ ´ ノ ヽ\| | . . . . .i!.八 |ハ|ァュ、 {人_,.ハ.| | . .. .\ . i! . \ { 〃{ノ_∧ ゚ ノ| .| .\ . ヾ\{! ゙ i ` -‐'゙ , / .| . ヽ. i i! ∧ 乂_,ソ 、 // ./ . . \ i i! .ヘ. ∧ //l // ノ⌒. . . . ヽ .∧ ‐ - /" ノ / / . . .r ヽ ll . . . lili.\}>, .. /ノ/| ,/ . . . r' ヽ \ゞ≡ 彡 ノ/´゙リ -≧ ‐- ... < ,,/ ノ゙ / . ⌒ヽト . \ ヽ j . . | ./ / >ァ个ー ''" /// rイ /⌒ゝ >ーヽ j . r‐ .| / / / `ー ''" {〈 / ,ゞ、、_,..┴ '' ¨ ̄ `` < -=彡''" `丶、__ ,>ァ ‐-=ニ二´ -‐ x</ハ,__////, __,,,>''゙ , / ///////l-‐<// ``=ッ--ッ // / /////////,'}ヽ \\ ∠=-/フ ,! /! | l, \ {/////////リ ヽ ニ\ /, ,! ,! | |、 l、 、\ ハ |///////// ヽ ニニニ\ /' ! ,! l_」斗-┼‐ ゙i,`ヾ、 ! !///////∧ ニニニニ\ /_;. 斗| ゙i_,.,_! | ゙i, ゙i, | |////////ハ ニニニニニニ\ ´ ̄ !{ ⌒ハ\| ゙i,\ ゙i, ゙i, 八/////////}゙i, ニニニニニニニ\ r'゙ ヾ {,杁 .゙i,、 \ ゙i, ゙i,/ 代///////,',! ゙i, ニニニニニニニニニ\ _,,. .,_ } .弋バ ゙i,゙i, ヾ、゙i^i ∨,ゝ、////',! ゙i, \ニニニニニ_,.>‐''´ ヽ _ ヽ、__ .゙i ゙i, ゙i,| ∨//,>x/゙i,、 ヽ、\\,.>'" .\ ,..- ''¨´,∠,,,__ ヽ _x<` '' ‐- !、゙i, ゙i,;/∨/////>i\ ¨¨´ /'' ヾ¨¨´ <,,_ `丶レ'~}⌒)っ、⌒)\ \ ̄ ̄`丶、 ∨///八ノ \ 斗-/ ト、 `丶、 `ヾ¨¨ー-ヒヽ、ヽ \ヽ ヽ, .ヽ-‐'| ゙i, } 、-、彡/ ヾヽ ヽ ) ハ 人 \゜, ハ ! .}リ=-‐ッ''" '´ / ハ .ノ ( (ヾヘハ} ハ } } ゙i,、_ .リ>'゙ / / .} .| / ヽ, ) } } } ,! ,ハ ゝ / .リ | / // / リ ! .,! |7 r.、ノl - - 。., _r 、 _/ ∠ ., , ' ヾ,=- 。,_ / ∠ .,v'l,lヾ,、l,| 'ー' \ /ノl l/=- l -=' l .|r,'.r、 | ' l/レ'上''_ - _ ''_,.l-' '.ll _`'v',_ , -〃'~ {{ }.} 〈_~’ .,λ._ _, ,/ .,{{' {{ }} 'ー、_ _,).、 ,/ {{ {{ }} ヽ, ,/ .{{ {{ }} 'i, ,i {{ {.{ }} 'i, i {{ {.{ }} i i {{ {.{ }} i i {{ {.{ }} i i, {{ {.{ }} i' i, {{ {.{ }} ,i' i, {{ {{ }} ,i' 'i, {{ {{ }} ,i' 'i, {{ {{ }} .,i' \_ '{{,. {{ }} / 〉-ヾ_,_ {.{, }.} _ ._,_/ /, 7_,.i. ,'ー .―'i―-=ニ/=-{, .ソ. r’ '~- '=、_-_'_ , ._ ,/_。'~ '~_,〉 7 /~^'~~i~l^~ ~ / / .l l l__ / ∧__l, / l} 〉 l _,/ |l _/ | (;;;;;;;; /l;i (;;;;;;;;/l 鹿目まどかちゃんを応援しよう鹿目まどかは応援したい可愛い鹿目まどかはそのままで可愛い鹿目まどかは小動物可愛い鹿目ま__どかは二次性徴期カワイイ鹿目まどかは魔法少女カワイイ鹿目まどかは魔法少女カッr _/、  ̄ー_コイイ鹿目まどかはないしょ可愛い鹿目まどかはくりーむ可愛い. ____| l ヽ  ̄\ー鹿目まどかはぱじゃま可愛い鹿目まどかは応援した ./ ̄ ̄ \l ト,_ l ヽいカワイイ鹿目まどかは純白手袋可愛い鹿目まどか./ ̄ ヽ, _l\ l |はおっきろー可愛い鹿目まどかは口半開き可/ l 、 '-='ミ,~ ヽ l |愛い鹿目まどかは背中ハート可愛い鹿目まど /. | l _l___ \ ー┐ \l、|かは魔法少女可愛い鹿目まどかは女__F=l \ l .l |\i. l\\ ', l \\ヽ神可愛い鹿目まどかは笑顔可愛/く // l .|_\_\_. l | \l___ \ L _,=l l |\', い鹿目まどかは概念可愛い鹿目| , \ .' | |. l l/| \\」 l///ハ ',、 ', l从 ',まどかはウェヒヒヒ可愛い鹿目まどかは.| |. | | ll.l ', |  ̄ .弋//.リ ',\ ' \|三位一体可愛い鹿目まどかは赤ほ.|ト,. l L/|, |.l l '| ””” ,, " .ノ, |ヽ',っぺ可愛い鹿目まどかは貧乳可愛い鹿/ .| | | /.l l _, " ./目〉-','-、まどかは相互一体可愛い鹿目まどかは.|. | 'ーヽ. l ,/ ,, ’ , /┐/ ' ' ー- 、マドッヂライン可愛い鹿目まどかは赤 | |l. l \l \ ,, " r,ー' /_ /~^\ / l い靴可愛い鹿目まどかはまた明 l/.|/l /\l\ \____ l l==ニo' / \__//_/ ┐,日可愛い鹿目まどかは赤リボン可 ∨愛い鹿\ヽ目ま_}/l l =| () / ̄ ̄ .|_/ l、どかは胸キュン可愛い鹿目まどかはピンクの水 \/ ̄ | 〈 ' }'l _/ |-~~~\ 着可愛い鹿目まどかは布団コロコロ可愛い鹿目ま| |_ヽ, ' | ̄ ' , | .ど\ \かは赤ちゃん言葉カワイイ鹿目まどかはハイパ./ | 〉-┤ ' , 。 ', |ーアルテ\ \イメットカワイイ鹿目まどかはローソンでアルバイト〈_ \ 'フ从トl ' , ', .| カワイイ鹿\ \目まどかはお姉ちゃん可愛い鹿目ま -=~ ',/ .| '., ', .| ど__かはまヽ、 _ ^lどかわいい鹿目まどかはどや顔 ~~~~7 .| ', ゚ .', |/  ̄ ̄ ̄\\ /ヽかわいい鹿目まどかはフィニトラ・フレテ| | | ', .', .|  ̄ ̄7 ̄ ̄ ̄ ̄\\  ̄ヽィアカワイイ鹿目まどかちゃんを応 l l /\ ', 。', |____/-┐ _ _\ヽl |援しよう鹿目まどかは応援した \ /┌\ ', ', |乂 }_,。=-=ニ \~ " い可愛い鹿目まどかはそのまま ー γ ̄\ ',.。', / ’ー ┘ \ -=、 }で可愛い鹿目まどかは小動物可愛い/__{_Λ\ ', ',/ \ \ノ鹿目まどかは二次性徴期カワイイ鹿目// l_ノ \  ̄ ̄ ̄ ̄ \ |まどかは魔法少女カワイイ鹿目まどか|/ /l__| /ー=ニ___ | |は魔法少女カッコイイ鹿目まどかはな .| /ノ /  ̄ ̄ ̄ ̄ /いしょ可愛い鹿目まどかはくりーむ | /| /l \ | 可愛い鹿目まどかはぱじゃま可愛 .| _// | / | \ /い鹿目まどかは応援したいカワイイ鹿目 | ̄ | | / | \___/まどかは純白手袋可愛い鹿目まどかは| | |/ / おっきろー可愛い鹿目まどかは口半開き可愛\ | | ヽ / い鹿目まどかは背中ハート可愛い鹿目まどかは魔 \__| | \ ___/\ 法少女可愛い鹿目まどかは女神可愛い鹿目まどかは  ̄ ー― 、____r'笑顔\_ \可愛い鹿目まどかは概念可愛い鹿目まどかはウェヒヒヒヒ可愛い鹿目 \ \まどか\_|lは三位一体可愛い鹿目まどかは赤ほっぺ可愛い鹿目まどかは貧乳可愛\ノlヽ、い鹿|.X.|目まどかは相互依存可愛い鹿目まどかはマドッヂライン可愛い鹿目まどかは赤_ ) い |_|靴可愛い鹿 ∧≦!-=ニ..、 ,.. ´ lヽi´ > -‐/; lノ; ミ=_ /|/l/≧ ;' ; ; `,ー'- | < '; lr, ` 7^ー` |- 、 '; lノ;;; ノ \ノ_ノlー〈 r‐'--=ニ ミ , r- 、 / k `-'i | ∧ γ,-、_/j 冫 .l.| \l_l , ´ |.〉-、 `ー-‐ ´. ヽ. 〈ヽi .i `i l,ノヾ、 | /\__ \ | ./////\_ヽ. |///////////∧ , . . .- . . . , , . .' ` ., / ヽ /. '., / ; ; l , ,' l ll l ll, l. , i l l l l ll l_L_l l l l l l_/ヽ / .', l l〆l_ヽl; l. l l l l l / ̄∨. \/ レ'行心ll. l l l l l l 仍兀} 匕乂}l'; .l l. l l rl ll 匕刈} """" |l/ l l. l,l l """" u /l. l l 'l l u )ー, ./l. l l l l. l |ll=ァ 。 ___。 ≦ /'l / l''l l; lll; lノ===___ __l>| /l / l/ ∨〉;l''\ l ~Y r' |ーrl-------l r='__' ` ソ~ ̄ ̄| O。 0 | l \ /.  ̄|. O | l ヽ γl  ̄| 〇 ゚ |  ̄ ̄ ̄ _ _ .,、 __ / ヽ ./ヽ , -- 、_ / ハ ,/_ i i ;^ヽヽ !ヽ< >x! レ/x! ! | !/丶" ヽ | ! __,x <! !/ \/ /\ `フ 人/ ヽ ヽ" 丶 ./ / ,.i ハ .V ヽヽ Y / / ,廴V i __!、_ ハ i 、.ハ ` ノ i ! i "/ .V |、 |ヽ i | .iヽ i. / ィ , .! | ,x=ミV 、 !`,x=ミ、 .! , .| .ヽ、." | i ノ! 、 /ん i ん ハヽ , ./ ! | " i .i 丶.i! i | .| !.i} !/ , .i ,イ ヾ 、iヽ! ゝ-- ' .ゝ--' !! / 、!ヽ ./ .レ' ヽ ,ヽ ヽ''' 、 ァ , イ./ V V ヽj `ヽ ≧ r─── < .レ / {二0二/ ヽ /ヽ,イ L! .Li `.ト ヘ _ ヾ " | ! ` - ' /、__, 、_ノヽ `-rx_x-r-.イ | .| | ̄! .! | .i ./ .弋」 {_./ ', ,/ l /l l | | /| ./ | / ', ,/ l / l l / ./lヽ、 ノ / .| ;| / '. ', ,/ ' l /∨ l /|> , ⌒ , <. |/ .|/ | / ', ,/ ∨ l/| | i ー ≦.i ヽ, |/. ', ,/ | | l ̄ ーi --‐'l ヽ, ', ,/ | | _ノ l. 弋___ ヽ,. ', ,/ γ. | | ̄;ll―-- イ Tー―‐-ll_ ` 、 ヽ, ', ,/ / l | | l ;i ;ノ; 〉 \ヽ, ', ,/ / l.| | l l l ̄ l l / l l i ヽ, '/' , / l| | ヽ; /.l l l l\ / l .l l ヽ, , ' ' , / | | `==l l==l l=ー' l.l 弋,ヽ, ,. ' ' , 〈 \. | | l l l l | 〉ヽ,. ,. ' ' , \ \,_| | l l l l l _ノ/ ヽ, , ' ' 〉 | | l l l l / ̄./ ヽ , ' l | | l l l l / /〉' ' ' 'ヽ,' l l l ,-、  ̄  ̄ i | ' l / ̄\ノ l. | l/ ーγY l | /l ー| ト, l i, _/ .|. -| | | i, i, / | l, i^ノ l .| i, i, | l, \l,_ノ / i, i, \\ / l / i, i, \.`丶、 / / | \ ,..-‐ァ / ./ 〉, \/ / / / / } ._ -┴ ┴-. .、 ,! 〈 _,,.......,,_ / '゙,.. " ,へ ` | ./ ∧ `丶、 |! ヘ/ / | Y \ >''"´ ゞ、ー''ア ,ィ'' ,! / ゙i, ヾヽ! ', ,ィ´ >゜, / | / ,! ∧ |゙i, ヾi,ゝ、__,,.. 斗 | /; / / /| _」∟∟! / . /∟L」_| | l, '.,.\\ \∠_ /,.ィ'゙ ,!/| /''|´ | /|ヘ ∧ ハ | ハ `丶、,! l゙i,. ', \\ 丶.¨ ‐- . ._ /// ,!,! | ,! lヾ,斗ェz.| ,! ∨ _zェz_} ,| ,! ! ゙i '、 \`丶、.,_ ` '' -. ._`_< ./ / / !!| ', ,! |/ .r'!f|` ゙i{ ゙'´.んf|心,| ∧ L l \ ゙i,¨ ‐- . ._ ¨ ‐. 、 { { / |!ヾ.゙i, {、 λ {以| .{廾以,オ / l ハ∨! _ヽ, ``<゙ `丶、`丶、 {゙、.,_,.斗/ /|,! |.゙ヾ、\ l, ゚ー.’ L_ ツ .リ / |l/ .} | /\ ゙i, `丶、 ヽ; ハ 乂__,.斗 / ,! ,! .| ! ,!|ヾ〃〃 ' 〃〃,!/! ,!_,.イ l /\ ヽ!\ \ ノ 丿 / ,! {ヾ! ! |.八 ゙ / /二¨¨7 ゙i, ∧ ゙i,`丶、} ハ ヽ /_,.゙ { l! ゙i, | | / /> ., ´`' ,.. / / ``ヽ, |\! ゙i, ゙i,ト,! lミ} ハ _,._,.´ィi } ゙i, ゙i,\ i,ヾ l_,.! / /_/≧ 。、 ´ _/ / / | l \ \ //_,,斗孑''´ }=|!ェz ゞ、, ,ゝヽ乂.∨ / / 、_ ヤ゙ィ个''''/'",! / ト=ニヽ_\ \´ ゙/ } / /' // `` ,ゝ!{! {/ 、.\ノζ``彡ヲ/, ,. ト、__|__ \ ゞ/_> / / /__,,..∠=┴-'゙ 、 \)乙, _γ/' ,! x/} __∫U_ ー゙'゚>,。<゙ ¨ ‐. ._ / / ¨ ‐- . .‐'' { _\)o ∩ o 0 ,! ¨ ‐、 リ ̄_彑゙i,、 ¨ ‐. ._ ¨ ‐ / / /'゙ 弋_,.'゙`ー゙ { } >., 〉- ノ⌒iノ ζ゙i,\ ¨ ‐. ._ ,! ,! .‐'" __ ヾ ζ^^ ゞx、 \/___レ‐ヽ/ \ / ゙i, \ { ゙i,,ゝ---ァア,! | | ζ)、 ( ゞx、ヾ/ ゝ! ', ヾ、-' ゙i, ゙i, \ .\ / // ,! /! | .!\ ..λ )、 ( / ∫ i |! ,./\ ゙i, ゙i, \¨ ‐. ,_ / /ミ,/ ,! // |. ト、| ヾ \ )、( ~|_ .廴_,.斗、~ \ ゙i, ゙i,、 \ / / { l_// l .l / | | \ \  ̄~''゙ ,`丶,ヽ, \! ゙i,ヽ \ ,! / 廴,,...イ ∨/ l | ヽ \ / .\ヽ、 \ ゙i, ヽ ,! ,! ,! ∥ ,! | ! | ハ \ /,! \ \ `丶、゙i, ヽ l l .,! /,! l | | | ハ 〈 / / .ヽ \ 丶、 ヽ .l ゙, .,! ,! .| i | | | ! /l | ./ .ヽ \ 丶、 .\ \_| ,! | | | ! /! / ! .ヽ | \ ' ,.' ,. ' \/\, ' , ,.' ,. ' , \/\;-, _ _ ,.' ,. ' , ' ‐_,/_/〉 , / \ ' ,.' ,. ' , ' / .〈>-'ノ、 ' / i, ____ ., _ ,.' ,. ' , ' / , )i,''/.|_)__ / i, ` . , ,.' , ' , ' _z=; ミ'ヽ、 _ /∧ \__/ , -.、 i, | '. |'i; i; `ヽ.,_ , ' , ' , ' ,__,,=;-=ニ', 'ミ-" ∨∧ , ' / 'y' \ | | l , | 'i; |; ヽ ,_' ミ=- ,. ' , ' , ー,-/ | ,∨∧ / / i\;ノ | | _|__'i; |ヽ ; | , ' , ' , ' /. / _ノ! ,.| ' .∨∧ .'i\l\ i; | .' | /,` ,.'i | , ' , ' , ' / 'ー=T' . | |. ∨∧ , ./| 'i 'i; \|; l /; 〉、 l;_!' , ' , ' / , ' / 'i ∧ |. , '∨∧ .| ; l 'i 'i; \/ i ,_' ノ, '  ̄l, ' ,. ' /' / ., '. ヽ.i. ∨|\ | i; l. 'i 'i; ' \, ' , ., ' , ' .i , ' , '," ,," ' | | \| | i; l. 〉 ;; 'i; ;.';';', ' , , ' , __' 〉 , ,、 ,," ' / | \ || | /l| ,i /_Tヽi , ';';';';';';'; , ', ' , | ' , / iー' 〉". / \ \|.| l || / l /|/. ー-|; ; ';';';';';';';';';';';' ,' |',-‐/ 〉 〈 ./ l/|/|.| l /./ / 〉; >-ニY';';';';';'i' ' '` ,ノ" l|ノ~ L / |/|/|.|. /// '| / / ー〉|/ | | ,,-=ニ/ ||| .|>; |.イ |/|/|.| /_"_ | / ll/. ニヽ, | /;;;;;/"...__' ,|||ノ-"| 〉 | |/|/|.| /ヽ,> ̄ ̄ ̄l|| __,,〃ノ ' , -.、ヽ、 | l||._,ノ;;;;i; | |/|/|.l/ <,_ ,.. lll,_/'i; 'i, ` O-;、\_ヽ~、≧=, |_ノ" |/|/| / _フ ,. / i,_'iン~- 、_,.乂_)' ./ /~いi_ノ |/|/|, " / _,.=ニ| / .i、iいー'i,'ー-=..,,_゚ニ'_ノ ., iい|i, |/|/|  ̄/ ヽ| / ,i 'iい\ヽ }o} .iい,|i, |/|/| _ _ _ /|l ー=ニ_ - `,,-=- 、 / .|| ,. ´ |l _>-='ー-.ll / |l / \ \ /; / , |l | ヽ; \ // ー/,!_ ,i |l,| i i, _| / i ゛ ,i | ; i‐- _ l ̄ |/-=,,_|. / ,i. . . | | ; ニ=- | | / ,iー., | | | ̄ 〈 |/| ,i )i . | | l | |` | i ´ リ | | l | | | i‐i ' i / i; l l |. 弋 ._ | i 'i i' //i; . l l / `ヽ. | i '-、 /i/ | i; l l / _,、-、_ t|. i‐‐--=ニi_/ | i; l / ri^l i | | />ー´| i=, 、_ 〈 /| / i; l /| ヒ' ' `/ i; i ヾ 、 ̄ i∨. |/ i l; | 〉、,._ /. i;.i ヾ、 'i, i /乂;匕 / γ‐' 乂 ヽ, 'i, / / / / .. .. i, i / / /-,斗 . . . ー,i. 乂_/ /... ノ~ .. . /  ̄ / . / . _ / / γ ´ ./ r ´ / / / _,,,=-'' /. / _,,,=-''' / | __,,,=-''' / ー--‐''' | / | / | /\ | / |. | !、 | \ | \_ | /三\. | /.三.三.\ /| , ' | ヽ, i; ', , l ,r" ;i , |, ,ノ i; | , 〉 ;i l. | |l l, ,/ i, | , ./ l ;i. l; l , .| ,;,;,;,;|,|;|;,;,;,;,;,;,i. | \_ ,ノ^i i,| ,i |. l ,i li; |l |i; |l | || i;. ,'| |; | / ̄ i; i| ,i |. | l. |_,izニ=-| 'i;i 'i; |'i; |_,|,,,,i;_. / | | i; | \ i; l| ,i. | | i;. | 'i; | 'i 'i, | 'i; |. |つ| /''-|/、.i; | \ 〉; | |l | | | i; | _,.i- ‐|-=,_ ヽ; | 'i;.| | ' | i | \/ i;| | |. | |. |i; |; | |\l | \| ` . | | .`| |_i | |. |. | , | |. i; |ヽ; | | | 弋三三シ | | | Y. |、. l |. |. | |i; | . | i, | |'. | | | |. | .lヽ |. i, || /. | |. |. i;. .| |. ヽ; |. | 弋三シ | |. | ,ノ ヽ| | i; | |/ |. | | i, ヽl l; i;| | , """" | . |. |"| | i; | ' |. |l i; |ヽ i; | """" | |. / | | |/ | ' \ | \i 弋, _, -― |/|. / |. | ' | ヽ| i; > , _ノ"| / |. |l i, 'i; | > ,_ ,. <.| | / | |.i; i, 'i;. | | | ' ー .,-_≦ニ==--‐| |. / |. . i, i; i, 'iヽ; |. | | | _| | / |. i, .i, i, | \| | | ノ――==ニ ̄ '‐| / 'i; i, .i, i, , l / ー 、 , -―/ l, 7 /; 'i―――/ / i, ! ./;〃 / i | i’ / ; .l .〉/" / / ! |ー 〉'/ / l | / | | |l \_、,i / ' |___/"/ / | | / /| /|//儿 _ i, i' ;/ /| / ̄/ / |. | | / / / .| /ノ|_/,,,,__/ ̄7 ;.'/ , / |. | || | | |〉__'_/ ノ' ´!' い "ミ/ // ;// |i, | |.| | |; |,z-=z_ 弋 / // ;,イ /l | li,. | | i; |l ';| i,ヽい ', ''///,,. '' イ l. | l'i, i; | i; |i; | i,弋 ;i ´' '´~| || l | l i,. i;| i; |/` i, , , , `__,.,--、 .|. ||| l |. l i,. i| 〉 / i, u 'y' ,) ./. _ |||| l | l i, / / 〉、__ __'ー,,ニ-―/ / ー| l | l i, / / /,=三三 シ"i ./ l 〉' . | l. | l. i, / // / / ,i / l / . |. l. l |. l. i, /;,;,;,// / / ./ / ,i' ;| | |! l. i,  ̄ / / / ./ / ,i' | ;i. |l. | l i, / / / / /. ,i'/. . | ;i. |.|. |. l i、 / ./ / /. /. ,i'" . | ;i /|.|. | l , i ' .、 / / ; ' / / ,i' . |;i / | |. l l , i; ' .、 / / / / / . | / ! |. ! ! ' i; ' .、 _ ,、 _,、 ./|| _ _ ||l, /||||\ / || . . . ' ` ll l, / ||ll_\/.-||' `'-; = ||._  ̄ヽ || l , \l ` , |'/ l. l ; ヽ. i, l |. l. l l l | l ' ; i, l. | l |. l | |l l |; l | '; i, l .| l l. / l /| / i, l | i; | ; | l ; ';i, .l | l l l /ト-=ニ.,_|_/ .i; l l / i; _|,斗'''|; | | i, l |. | l l. l / .| /_レ’ー i; l/ ≦__ i; ||. | |'; | l. |. ||. l l l / .,γ, Yヽ ∨ ,γ, Yヽl|. |l |; '; |l. | / | l / / .|ノ | |ノ | | | l l|i; |l. | / =| l | | | .| | |. / レ' |.ヽ|l | // | l | 弋,__ノ 弋,_.ノ |/l. | ||/ l | l | ......... ...... | ,l | |. \ _|, l | u ノ || |. | i;l. | U / |.| / | i| |ヽ., u (_ノ ,. イ. | |/;| i; | | ≧ ‐ -, ≦ | | i; | r=='======ヽY==-i. | / \| j __ _ | |_|_ ノ|、_ _.| / , '  ̄ > Y Y;; |/'i,- 、 / i; -| i;_ i ヽ.' i, -‐| /‐- | \ i / ̄ i '; / 〉 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その15 その16 その17 その18
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…………………………………… まどか「…あれ?」ガサゴソ 鞄の中を漁るまどか マミ「どうしたの鹿目さん?」 まどか「…学校に忘れ物しちゃいました…取ってきます!」ダッ ガチャ バタン! さやか「行っちゃった…明日取ればいいのにー」 タッタッタッ 我夢「あれ?まどかちゃん出掛けちゃった?」 マミ「?…はい、学校に忘れ物を取りに…」 杏子「え~?せっかく我夢が美味いモン食いに連れて行ってくれるって言ったのに!」 我夢「いや…今から学校への道を遡れば合流できるだろう」 杏子「じゃあ連れてってくれるのか!?」 我夢「もちろん…ハヤタさん達はパトロールに行っちゃってるけどね」 我夢「君達も行こう?」 残りの三人を誘う さやか「え!いいの!?」 ほむら「…悪いわ」 マミ「そうですよ…この人数ですし…」 我夢「まぁまぁ、こうして敵対してた子達が仲良くなったお祝い…とでも思えばいいさ」 杏子「そうそう!行こうぜ!」 さやか「遠慮しないぞ~?」 ほむら「まぁ…まどかも連れて行ってくれるなら…」 マミ「…じゃあお言葉に甘えて…」 我夢「…決まりだね!」 ガチャッ ~学校~ 早乙女「ミライ先生…ご迷惑をおかけしました!」 ミライ「いえいえ!早乙女先生も復帰してくれて生徒達も喜びます!」 早乙女「ふふ…あの子達の相手は大変じゃありませんでした?」 ミライ「確かに…でもいい経験になりました!」 ミライ「僕も短い間でしたけど…楽しかったです!」 早乙女「…行ってしまわれるんですか?」 ミライ「はい…もともとそういう約束でしたから!」 ミライ「…あれ?まどかちゃん…ノート忘れてる」 早乙女「あら…本当ね」 ミライ「僕、帰るついでに届けて来ますよ」 早乙女「…いいんですか?」 ミライ「はい!…それじゃ、さようなら!」ニコッ ガラッ 笑顔であいさつして教室を出ていく 早乙女「…」 早乙女「素敵な笑顔ね…」 …………………………………… まどか(いそげいそげ…) タッタッタッ 学校へ向かって走る まどか(…) まどか(あと数日で…ワルプルギスの夜が…) まどか(…) まどか(わたしは…皆の帰りを待つんだ!) まどか(…それで…いいんだ…) まどか(…待つ) まどか(…) タッタッタッ まどか(…待つ?) まどか(わたしは…) まどか(…待つだけ…?) まどか(…見てるだけ?) まどか(…) QB「それじゃ駄目だよ」 まどか「!!?」ビクッ 道の木の陰からキュウべえが現れる まどか「きゅ…キュウべえ…!」 QB「久しぶりだね」 まどか「な、なに…?何なの…?」 QB「…君は本当は皆と同じ立場になりたいんだろう?」 まどか「!!」 QB「友が傷つくのを安全な所から見ているだけ…」 QB「生きて戻ってくるか分からない人を待ち続ける」 まどか「っ…!やめて…!」 QB「君はそれで満足なんだ?」 まどか「う…うう…!」 QB「よくないなぁそういうのは…」 まどか「…で、でも!」 QB「…?」 まどか「ワルプルギスの夜を倒せば…」 まどか「最後の魔女を倒せば…全て終わるんでしょ!?」 QB「そんなの誰が決めたの?」 まどか「…え?」 QB「そんなことを誰が決めたの…って聞いているんだよ?」 まどか「え…だ、だって…!」 QB「ワルプルギスの夜を倒しても…」 QB「もっと強大な敵が現れるかもよ?」 まどか「っ…!」 QB「君は…そんな敵が現れても…見ているだけかい?」 まどか「!…わたしは」 まどか「わた…し…は…」 まどか「…」 まどか「…」 シュォオオオ… 虚ろな目をしたまどかを絶望の黒い闇が包む QB「…」 アスカ「あれ…まどかじゃ…ないですか?」 ダイゴ「え…?」 二人の視線の先には闇に包まれたまどかがいた ダイゴ「!?…なんだか分からないけど…ただ事じゃなさそうだ!」 アスカ「行きましょう!」 ダダダッ …………………………………… ブゥゥウゥウウン… ダン「ん…!?」 ダン「おい!車を止めろ!!」 キキーッ! 郷「…どうしたんです?急に?」 ダン「あれはまどかじゃないのか!?」 ハヤタ「!!…あれは!?」 北斗「分かりません!しかし異常な事態だということは分かります!」 郷「…急ぎましょう!嫌な予感がする!」 ダダダッ 四人はジープから降り、まどかの元へ向かう ハヤタ「まどか!」ダッ ダン「!…あれは…インキュベーター!」 郷「彼女に何をしたんだ!?」 北斗「なんだ…あの闇は…!」 まどか「…」 虚ろな目のまま身動き一つしないまどか QB「君達か…遅かったじゃないか」 ミライ「まどかちゃん!?」ダッ アスカ「おい!どーなってんだ!?」 ダイゴ「これは…!?」 他の三人が駆けつける ハヤタ「…?」 ハヤタ(なんだ…?誰かに見られている…?) ダダダッ 我夢「なんだ!?あの黒いのは!」 マミ「あれは…鹿目さん!?」 杏子「しかも近くにいるのは…キュウべえじゃねーか!?」 さやか「まどか!何やってんのさ!!」 ほむら「…!?」 QB「おや…こんなに集まっちゃったか…」 QB(…好都合だけどね) シュォオオオオォ! まどか「…」 まどかの周りの闇がより一層濃くなる ダン「いかん!!」 ほむら「ッ…!」 ほむら(時間停止…!) カチン ほむら以外の全ての時間が停止する ほむら「…危なかったわね」 チャキッ キュウべえに向けて銃を構える ほむら「これで…!」 バァン! 銃声が響く ほむら「なっ…くっあ…!?」 ガチャッ 胸に痛みを感じ、銃を落とす ほむら(撃たれた…!?どこから!?) バリィーン! ???「…」 ほむら「な…だ、誰!?」 ほむらの背後の空間に穴が空き、その先から黒いローブを羽織り、銃を構えた男が現れる ???「お前の能力を警戒して別の次元に待機しておいてよかったよ」 ほむら「!!…時間停止の能力から逃れたというの!?」 バンバンッ! ほむら「しまっ…あッ…ぐぅっ!!?」ドシャ 両足を撃ち抜かれ、その場に倒れ込む ???「ふふふ…」スタスタ ガシッ 身動きのできないほむらの横を通り、まどかの髪を掴む男 ほむら「!?…あ…ああ…!!」 ???「ふふ…いい顔だぞ暁美ほむら!」 ???「貴様が絶望しているのがよくわかる」 ほむら「っや…やめて…!彼女に手を出さないでっ!!」 カチン 時間停止が解除され、時が動き始める QB「おや君か…」 ???「準備はいいようだな」 まどか「…」 杏子「!…なんだ!あいつは!?」 さやか「いつの間に!?」 ほむら「ぐ…ぅ…!」 マミ「!? 暁美さん!」 ミライ「あいつは…まさか!!」 ハヤタ「いかん!まどかを助けるんだ!」 ダン「ちぃっ…!」 郷「なぜヤツがここに!?」 北斗「やはり滅びていなかったか…!」 ダッ まどかの元に駆け出す五人 ???「かかった!!」 バキィイイイイイイン!! ハヤタ「!!…しまった…」 ダン「ぬぅっ!」 まどか「!?…」 QB「…」 ???「馬鹿め!貴様達全員をこの空間に引きずりこんでやるわ!」 男を中心とした地面に巨大な穴が開き、助けに入った五人全員が落ちていく ミライ「うわぁああああ!!」 郷「罠か…!?」 北斗「まどかは我々を誘い出すための…!」 ゴォオオオオォ… …………………………………… さやか「っく…うぅ?」 杏子「なにが…起きた…?」 アスカ「ハヤタさん達は…!?」 ダイゴ「あの穴も消えている…」 我夢「そんな…こんな事が…」 マミ「う…そ…」 先ほどあったはずの巨大な穴は消え まるで最初から何も無かったかのように元通りになっていた ほむら「…」ズル…ズル… ほむら「まど…か…!」 仲間達が消えた所へ、這って進むほむら ほむら「まどか…?」 ほむら「まど…か…?」 まどかの姿を探すが、見つからない ほむら「どこに…行ったの…!?」 ほむら「まどか…!」 ほむら「ッ…!!」 ほむら「まどかぁぁああああああっっ!!!!」 BACKまどか「…ウルトラマン!」 5 NEXT まどか「…ウルトラマン!」 7
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~光の国~ ウルトラの父『…プラズマスパークのエネルギーコアが異常な反応を示している…』 ウルトラの母『一ヶ月前より更に…ですか?』 ウルトラの父『うむ…』 異常な輝きを発するプラズマスパーク それはこの宇宙の新たなる脅威の訪れを意味していた ウルトラの父『…地球へ向かわせた者達からのウルトラサインは…?』 ウルトラの母『…』 無言で首を横に振る母 ウルトラの父『……そうか』 ウルトラの母『地球に侵入したインキュベーターという異星人…そして別世界の戦士達…』 ウルトラの母『その情報を最後にそれ以降サインが送られてこないということは…』 ウルトラの母『彼らが非常に切迫した状況下に置かれているということなのではないでしょうか?』 ウルトラの父『…』 母の声色は明らかに不安を露わにしていた ウルトラの母『例えば…ウルトラサインすら出せないほどの…』 ウルトラの父『それは解っている!だからこうして彼ら二人に準備を…』 シュイン ???『果たして…それだけで十分かな?』 ウルトラの母『!…あなたは…』 スタッ キング『自体は我々の想像を遥かに超えているようだ』 眩い光の中、 伝説の超人ウルトラマンキングが降臨する ウルトラの父『?…それはどういう…』 キング『見るがいい…今、地球でどれ程の事態が起ころうとしているか…』 シュンッ ウルトラの母『!!』 ウルトラの父『こ…これは…!』 キングの力によって上空に映し出された巨大なビジョン そこには月の裏側に待機している球状の巨大な宇宙船 そして地球を覆う様に発生した歪みが映し出されていた ウルトラの母『宇宙船…!?それにあの歪みは…?』 キング『…あれは異次元へのゲート』 キング『あの歪みがある場所に亀裂が入り…奴らはそこから超獣を送り込んでくるのだろう』 ウルトラの父『超獣!?…それはつまり…!』 キング『うむ…インキュベーターの背後にはヤプールがいる』 ウルトラの母『……なんてこと…』 ウルトラの父『これ程の状況になるまで察知出来なかったとは…!!』 キング『恐らく奴らの技術で地球人はインキュベーター達の存在を察知することは出来ないのだろう…』 キング『今、あの星で奴らに対抗することが出来るのは…』 キング『数人の魔法少女達とウルトラ戦士だけだ』 キング『どうだ?これ程の敵に対して…地球に送るのはたった二人か…?』 ウルトラの父『……しかしそうなると…』 キングの言葉に閉口し、俯く父 ウルトラの母『……どうかご決断を』 ウルトラの父『…………』 ウルトラの父『…うむ』 静かに頷く父 その視線の先にはプラズマスパークのエネルギーコアに手をかざす二人のウルトラマンがいた …………………………………… …………………………………… ~避難所~ パシィン! ミライ「う……!」 目の前の光景から目を反らすミライ 頬を叩く乾いた音が避難所のロビーに響き渡る 詢子「……」 まどか「……」 叩かれた頬を少し赤く腫れ上がらせて、 怯むことなく詢子を見つめるまどか 詢子「ふざけるんじゃないよ…!アンタの言ってることはワガママじゃ済まされない…!!」 驚き、怒り、悲しみ、戸惑い それらの感情が入り混じった表情でまどかを睨む詢子 詢子「ここ数日…連絡も寄こさず家出紛いのことしておいて……」 詢子「いきなり帰って来たかと思えば……この町に残るだってぇ…!?」 まどか「…うん」 静かに頷くまどか 詢子「……この避難所も危ないかもしれないってことで…この町からの避難指示命令も出てる」 詢子「しかもアンタがこの町に残る理由は言えないと来たもんだ!」 詢子「…なに考えてんだアンタは!!」 ミライ「か、鹿目さん……まどかちゃんは…」 詢子「親子の間に入るなっ!!!」 ミライ「!!…」 激昂した詢子はミライの制止を一蹴し、怒鳴り続ける 詢子「アンタ一人の勝手で周りにどれだけ迷惑を…!」 まどか「解ってるよっ!!」 詢子に張り合うような大声で、彼女の言葉を遮るまどか まどか「みんなが心配してくれてるって……解ってる…」 詢子「……」 詢子「……アンタの他にここに残る奴はいるのかい?」 まどか「?…うん、いるよ」 冷静さを取り戻し、詢子の口調が皮肉めいたものに変わる 詢子「へっ……お友達が残るから…アンタも残るってか?」 まどか「!…違うっ!!」 詢子「!!」 まどか「わたしがこの町に残るのは…みんなを守りたいから…」 まどか「わたしに出来ることを…精一杯やる…!」 詢子「…」 まどか「そして…」 決意の眼差しで、詢子を見つめる まどか「これはわたしが……わたし自身が出した答えだから…!!」 詢子「!……」 ミライ「…」 まどか「ごめんねママ……だからわたしは―――」 ガシッ! まどか「ひゃあっ!?」ゴツン 詢子「……」 詢子がまどかの顔を両手で挟み、 引き寄せて、額と額を優しく合わせる まどか「ま、ママ…?」 詢子「……はぁ」 浅いため息がまどかの顔にかかる 詢子「…今のは本当なんだな?」 まどか「え…?」 詢子「誰かの嘘に踊らされてねぇんだな……!?」 険しい表情、厳しい声音でまどかに問いかける まどか「……うん!」 詢子「…」スッ 詢子「………先生」 ミライ「は、はい!?」 まどかから顔を離した詢子がミライに向き直る 詢子「悪かったね…怒鳴ったりして」 ミライ「い…いえ!こちらこそ…」 詢子「アンタのことは和子からちょっとだけ聞いたよ……信用できそうだ」 ミライ(!……早乙女先生…) 詢子「まどかを……よろしく頼みます」ポン まどか「!…」 ミライ「……はい!任せてください!」 まどかの背中を優しく叩き、詢子が小さく頭を下げる まどか(……ありがとう…ママ…) …………………………………… …………………………………… 詢子「……」 知久「…行ったみたいだよ」スタスタ まどかとミライが立ち去った後、 詢子の隣には二人と入れ替わるようにして知久が現れる 詢子「……悪いね、あたしが勝手に話進めちまったみたいで…さ」 知久「…いや」スッ 首を横に振り、詢子の肩に手を回す 知久「あの子自身が決めて…君が送りだしたんだ」 知久「僕は何も言わないさ」 詢子「……はぁ」 詢子「あいつ…まるで急に大人になったみたいでさ…」 詢子「……なんか…寂しいというか…なんというか…」 知久「……見てごらん」 詢子「…?」 避難所の窓から見える、所々崩壊した町並みを指差す知久 その指示した先には、一片の迷いも無く仲間の元へ走るまどかの姿があった 知久「…大丈夫、きっと無事で帰って来る」 知久「彼女は僕達の子だよ」 詢子「!…」 詢子「………」スッ 少し強張った表情を崩し、知久の胸に身を預ける 詢子「……そうだね」 …………………………………… …………………………………… マミ「……」 冷たい風が吹き荒れる、人の気配が消えた夜の街 目の前に積もった灰と石の山をぼんやりと眺めるマミ タッタッタッ さやか「あ!いたいた!」 杏子「ここかぁ…探したんだぜ?マミ」 郷「冷えるだろう?早く帰って来なさい」 北斗「皆帰りを待っているぞ」 マミ「!…みんな…」 マミを迎えに現れた四人 北斗「む…?これは……?」 さやか「あれ…そういえばここって…?」 目の前の光景を見て、二人が目を丸くする 杏子「あの化物の…亡骸だよな?」 マミ「…ええ」 マミがながめていた灰と石の山 それは灰化して、微かに面影を残したUキラーザウルスの亡骸だった 郷「…あまりここにいない方がいいぞ?」 杏子「え?…なんでだ?」 北斗「この亡骸…灰化したとはいえまだ少し内部にエネルギーの流れを感じる…」 マミ「!!」 さやか「え…えぇ!?」 北斗の答えに驚愕する一同 杏子「それってやばいんじゃないか!?」 さやか「またコイツが復活したり!?」 郷「いや、その心配は無い」 北斗「肉体自体は崩壊しているし、再び動き出すほど莫大なエネルギーがあるわけでもないからな」 さやか「そ、そっか……よかった…」 杏子「…まぁあんまり長居するもんじゃねーな」 安堵し、胸を撫で下ろす二人 郷「こんなところで何を…?」 マミ「あ、いえ…ちょっと考え事を……」 北斗「考え事?」 苦笑し、気恥ずかしそうに答えるマミ 郷「…あの時のヤプールの言葉か?」 マミ「!……はい…」 図星を突かれ、背を向けるマミ 杏子「……人間に絶望したとかなんとか言ってたな…」 さやか「あ、あんなヤツの言う事なんか気にしちゃ駄目ですよマミさん!」 北斗「その通りだ」 北斗「心の隙を突き、負の感情を利用することはヤツの常套手段だからな」 郷「……」 マミ「……それは…解ってるんです」 マミ「……私が…これまで人を守るために戦ってきた理由は…」 郷「…?」 杏子「どうしたんだよマミ…急にさ?」 一同に背を向けたまま、唐突に呟く マミ「……魔法少女になった時…助けられるはずの命を救えなかったから…」 マミ「あの時は自分が助かる事に必死で…」 マミ「だから私は…ただその罪の意識から逃れる為だけに戦ってたのかもしれない」 さやか「マミさん…」 マミ「でも…鹿目さんや美樹さん…」 マミ「それに…守るために戦い続ける皆さんを見て……私も純粋な気持ちで戦えるようになったんです」 郷「…」 北斗「……」 マミ「だから尚更…人の嫌なところを見て…あんな言葉を掛けられたら…」 さやか「あ……」 数日前の学校での出来事が、二人の脳裏を過ぎる マミ「私怖いんです…!」 マミ「もしかしたら私のやってきた事は…全部無駄だったんじゃないかって思うと…」 杏子「…」 心の奥底から溢れ出しそうな感情の波を抑え、 肩を震わせながら話し続けるマミ 北斗「……」 郷「……それでいいんだ、マミ」 マミ「っ…!?」 予想外の言葉に驚き、咄嗟に振り返る 杏子「…どういうことだ?」 郷「護るべきものを見つけ、守る」 郷「そのためには相手を……人間を知らなければならない」 さやか「人間を…知る?」 郷の言葉に、少女達は首を傾げる 郷「…人間の強さも、弱さも、美しさも醜さも…」 郷「相反する両面を知らなければ…守ることは出来ない」 マミ「!!」 郷「その両面を知った上で、俺たち兄弟は戦い続けてきた」 郷「人間が…守るに値するものと信じて」 遠い星空を眺めながら、郷が語る さやか「……難しいんだね、守るって事はさ」 杏子「ああ…ブチ壊すのは一瞬なのにな…」 崩壊した街の光景を見回しながら さやかの言葉に付け足すように呟く杏子 マミ「…」 北斗「俺が思うに…お前達は人の悪い面にばかり目が行きがちなのかもしれないな」 さやか「?…そ、そう…かな?」 北斗「お前達の周りには…心配してくれる人や、優しく接してくれる大人はいなかったのか?」 さやか「うーん…」 マミ「……」 さやか(……そういやちょっと前に行った花屋のおばちゃん…いい人だったなぁ) マミ(そういえばスーパーに閉じ込められた時のあの店員さん……優しかったな…) さやか(仁美も恭介も……なんだかんだで心配してくれてるし) マミ(アスカさん達も…文句一つ言わずに私達を助けてくれている…) 北斗「どうだ?探せば色々出てくるもんだろう」 さやか「まぁ…言われてみれば」 マミ「……なんだか気が楽になりました」 郷「それはよかった」 杏子「……あ!」 杏子「なぁなぁみんな!あれ見てみろよ!」 満点の夜空に一際美しく輝く星を指差し、 興奮した様子で大声を上げる杏子 郷「……どうした、急に」 北斗「!…あれは…」 さやか「あ!なにあの星!」 マミ「ほんと……すっごく綺麗…」 北斗「おぉ!……お前達あれが見えるんだな?」 嬉々とした表情で少女達を見つめる マミ「え?…何か知ってるんですか?」 北斗「ああ…あれはウルトラの星と言ってな…」 さやか「ウルトラの星?」 杏子「なんだそりゃ?」 聞きなれない言葉に興味を示し、三人が北斗の話に耳を傾ける 北斗「あの星はな、辛い事があっても負けるもんか…って思った者にだけ見えるんだ」 郷「君達が人として成長し、目指すべきもの、守るべきものを見つけた強い者になった証……といったところか」 杏子「へぇ…」 マミ「ウルトラの星…かぁ」 さやか(あたし…強くなれたのかな?) …………………………………… …………………………………… ~廃工場~ ガコン 孤門「よし……こんなもんかな?」 ほむら「……」 孤門「…どう?使えそう?」 廃工場の各所に空のドラム缶を設置する孤門 その作業を終え、資材の上に座り込んで盾の砂時計を弄るほむらを呼ぶ ほむら「…駄目ね。やっぱり発動しないわ」 孤門「そうか…」 ほむら「…まぁ解っていた事だけど」 ほむら「時間停止が使えなくなったのは…ね」 孤門「え?原因は解ってるんだ?」 ほむら「ええ…これを見て」カチャ 魔法少女の姿のほむらが孤門の目の前に盾を突き出し、 砂の落ち切った砂時計を指差す 孤門「それは?…砂、もう無いみたいだけど?」 ほむら「そうよ」 ほむら「この砂時計に流れ続ける砂を止めることで発動する時間停止能力」 ほむら「砂が落ち切ってしまった時、新たに補充するには……」 孤門「!……砂時計を回転させる…?」 ほむら「御名答よ」シューン 変身を解除し、髪を手で流す ほむら「それはつまり…もう一度時間を巻き戻すということ」 ほむら「元々この能力は一ヶ月限定みたいなものよ」 孤門「…一ヶ月?」 ほむら「……私が退院して……まどかとの出会いをやり直すために契約するまでの期間よ」 孤門「…ごめん、嫌な事思い出させたね……」 自身の失言に視線を落とし、詫びる ほむら「構わないわ。とにかくこの能力はもう使えない」 ほむら「だから…あなたにこんなこと頼んでるのよ」 広い工場内を見渡すほむら 各所に設置されたドラム缶 ペンキで壁に描かれたバツ印の的 全て孤門が彼女に頼まれて用意した物だった 孤門「でもまさか訓練の教官役になれってのはなぁ……」 少し恥ずかしそうに頭を掻く孤門 ほむら「あなた元の世界では特殊部隊に入っていたんでしょう?」 ほむら「その時に受けた射撃訓練だけでも私に……」 孤門「それは構わないんだけどさ…」 孤門(あの突貫工事みたいな訓練を……ねぇ) 我夢「話は終わった?」スタスタ ほむら「!…我夢」 工場の奥から、ディバイトランチャーを腕から提げた我夢が現れる 孤門「お疲れ様。どうだった?」 我夢「銃口部分が少し痛んでいたから少し手を加えました」 我夢「はい、ほむらちゃん」ガチャ ほむら「ありがとう…助かったわ」 修理が完了したディバイトランチャーがほむらの手に戻る 我夢「……だけど大丈夫なの?撃つ度に魔力を消費する武器で訓練なんて…」 ほむら「その点については色々考えてあるわ」 盾に武器を収納し、再び髪を流す ほむら「奴らが来るのにあと五日と考えて……ランチャーを使った訓練は前日にしましょう」 ほむら「その日の訓練終了と同時にグリーフシードを使用する」 我夢「そして次の日に万全の態勢で決戦に…ってわけだね」 ほむら「残り少ないグリーフシードを皆で分ける事を考えたらこうなるわね」 孤門「まぁ、とにかく…教えるとなったら全力でやるからね」 ほむら「ええ」 我夢「…とりあえず今日は帰ろう?」 …………………………………… …………………………………… ミライ「あれ?」 まどか「あ…」 マミ「あら、みんな…」 杏子「よう!お前らも戻ってきたところか」 さやか「なーんだみんな出掛けてたんだ!」 郷「改めて見ると凄い人数だな」 北斗「この家に入りきるのか…?」 ほむら「悪いわね、マミ」 孤門「この人数に加えて……あと五人?」 我夢「マミさんにはお世話になりっぱなしだなぁ…」 マミの家であるマンションの一室 その前で総勢十名の者達が鉢合わせになる マミ「ロクに使ってない部屋もありますから大丈夫ですよ……さぁ、入りましょう?」 ~マミホーム~ 杏子「ただいま~っと!」 マミ「はい、お帰りなさい」 嬉しそうに靴を脱ぎ散らかし、早足で上がり込む杏子 その後ろ姿に、マミが少し微笑みながら挨拶を返す まどか「お邪魔しまーす…」 さやか「うわぁ…やっぱ広いなぁ」 ほむら「……」 少し躊躇いながら、続いて上がり込む少女達 その手には着替えの服や必要な物が詰まった鞄を提げていた ハヤタ「お帰り」 ダン「帰って来たか」 ドタドタドタ… アスカ「お帰り!待ちくたびれたぞー!」 リビングの奥から駆けて来たアスカが、 少し険しい表情で出迎える 郷「なんだ?やけに騒がしいが…」 マミ「何かあったんですか…?」 ダイゴ「えぇっと…ね」 ほむら「…?」 ダイゴが苦笑いを浮かべ、アスカに視線を移す アスカ「いや~ダイゴさん達が晩飯作ってくれたのにさ、ムサシが皆が戻って来るまで待とうってさぁ…」 ムサシ「だってその方が良いじゃないですか!皆で食べたほうが…」 アスカ「とにかく俺はすっげぇ腹減ったの!!」 広いリビングにアスカの大声が響く 北斗「そんなことか……」 ダン「こいつはさっきからこればっかりでな…」 ほむら「何かと思えば…」 呆れた様子で額に手を当て、ため息を吐くほむら まどか「……あははっ…!」 マミ「……ぷっ…」 杏子「…っはははは!!なんだそりゃ!」 さやか「ぶ、ぶれないぁ…!この人…!」 予想外の答えに、まどかとマミが思わず吹き出し、 杏子とさやかが腹を抱えて笑いだす 郷「…やれやれ」 ほむら「…………ふふっ」 つられるように可笑しさが込み上げ、 呆れ気味だったほむらの口から小さく笑みがこぼれる ハヤタ(おや…) まどか「あっ!」 アスカ「お!やっと笑ったじゃん!」 ほむら「え…?」 驚いた一同が、普段見せる事の無いほむらの笑顔に釘付けになる ムサシ「やっぱり人間、笑顔が一番だよ!」 杏子「そういやアンタの笑ったとこ見たの初めてかもな」 ダン(強い者ほど笑顔は優しいものだ…) ほむら「ちょ…ちょっと…やめなさい……」 杏子にまじまじと顔を見つめられ、 ほむらは羞恥に頬を少し赤く染める さやか「仏頂面ばっかりだからね~……結構イケてるのにもったいない…」 まどか「……そうだ!」 ゴソゴソ マミ「鹿目さん…?」 まどか「えー……っと」ゴソゴソ 唐突に声を上げ、 自分の手に提げられた鞄の中を楽しそうに漁り始める まどか「あった!……はいっ、ほむらちゃん!」 ほむら「…あ……これって?」 ピンク色のリボンを取り出し、ほむらに突き出すまどか さやか「お揃いじゃん!」 まどか「うん、わたしの予備……ほむらちゃんに似合うかなって…」 ダイゴ「この年頃の子は少しくらいお洒落してもいいんじゃないかな?」 杏子「アタシが結んでやるよ!ほらほらこーして……」 ほむら「あ!ちょ、ちょっと!?」 シュルッ ほむら「………」 孤門「………」 ハヤタ「……まぁ、何と言うか…」 マミ「その……」 頭に巻いたピンクのリボンを巻いて、 まどかと同じ髪型にしたほむらが少し照れ臭そうに視線を泳がせる その姿を見て、気まずそうに目を逸らす一同 さやか「ん~…」 アスカ「あれ?あんまり似合ってないんじゃねぇの?」 杏子「まぁ…ちょっとな」 ほむら「!!」ピクッ まどか「ひ、酷いよみんな!あんまりだよ!!」 ムサシ「あはは…」 ほむら「………」シュルッ まどか「ほ、ほむらちゃん…」 頭のリボンを解くほむら 二つにまとめ上げられた髪が下に垂れる まどか「な、何かごめんね…」 ほむら「いえ……ありがとう」 まどか「……」 二人の間に気まずい空気が流れる 孤門「ま…まぁ明日から訓練だからね!」 孤門「せっかくもらったリボンなんだ!ボロボロになっちゃ不味いだろ?」 まどか「そ、そっか…そうだよね…!」 ほむら「え…ええ…」 孤門が焦った様子でその場を取り繕う ハヤタ「…とにかく明日から忙しくなりそうだ」 ダン「さやか、杏子……明日、お前達は俺と特訓だからな」 さやか・杏子「「え?」」 まどか「マミさん……あの…」 マミ「大丈夫、解ってるわよ」 まどか「!……よろしくお願いします!!」 我夢「じゃあムサシさん…明日は当日の作戦について…」 ムサシ「あ、はい!奴らの行動パターンなんかもある程度は……」 アスカ「何でもいいから早く食おうぜ!」 …………………………………… …………………………………… ~翌日~ ダン「この辺でいいだろう…もう降りていいぞ」 ワルプルギスの夜、そしてUキラーザウルスの暴れ回った爪痕が特に酷く残っている地域 そこにジープを止めて下車するダン それに続き、後部座席の二人が明らかに不満そうな顔で下車する ガチャッ 杏子「なんだよこんなとこ連れて来て…」 さやか「特訓って言ってもたった数日で……」 ダン「まずは変身。話はそれからだ」 さやか「…?」シューン 杏子「はいよっと」シューン ダンの言葉通りに変身する二人 杏子「ほれ!変身したぜ!」 さやか「それで?これからどうやって?」 ダン「うむ……ではこれを着て貰おうか」ガチャ ジープのトランクを開けるダン さやか「?…それは…」 …………………………………… …………………………………… 杏子(ギア)「……おい、何だこりゃ」 さやか(ギア)「矯正ギプスみたいなヤツ?ちょっと重いけど…」 トランクから取り出された鎧を着込む二人 その鎧は数本のパイプで胸と背中の鉄板を固定し、 黒いバイザーが付いた兜が付属した歪な物だった 杏子(ギア)「……勿体つけずに教えろよ!こんなんで強く――――」 ダン「ふんっ!」バッ ガシュン! 杏子(ギア)「なっ!?」 さやか(ギア)「重っ…!!」 ダン「それは訓練用アーマー……テクターギアだ」 ダンがウルトラ念力で鎧の力を発動させると同時にパイプがオレンジ色に発光、 胸と背中の鉄板が二人の身体を圧迫し、急激に重量が増加する 杏子(ギア)「ふざっ……けんな…!」 ググッ アーマーの重さに耐え、体を持ち上げる杏子 杏子(ギア)「おいっ!これ外せよーっ!!」 さやか(ギア)「えーっと…動けないんですけど…」 ダン「甘えるな!!」 さやか(ギア)「!?」ビクッ ダン「いくらお前達が魔法少女の力を自在に使えると言っても…!」 ダン「敵はこちらのデータを解析して強化された超獣なんだぞ!!」 ダン「今のお前たちが戦っても…ただ殺されに行くようなものだ!!」 落ち着いた口調で話していたダンが突然声を荒げ、 二人に檄を飛ばす 杏子(ギア)「なんだよ……」 杏子(ギア)「鍛えよ!勝つために!………ってか?」 ダン「そういうことだ……まずはそれを装備したままで自在に動けるようになれ!」 ダン「…安心しろ。風呂の時くらいはアーマーを脱ぐ事を許可する」 さやか(ギア)「そうは言っても……これじゃ普通に動くだけで疲れそうだなぁ…」 ガチャ バタン ダン「嫌でも全力で走れるようになるしかないぞ……!!」 さやか(ギア)「え?」 ダンがジープに乗り込み、 エンジンを掛け、二人に向かって走り出す ブゥゥウウン…… 杏子(ギア)「おいおいおい…!!冗談だろ!?」 さやか(ギア)「うそぉ…!?」 ダン「この訓練が終われば最終日に俺と組み手だ!乗り切って見せろ!!」 ブゥゥウウン!! さやか(ギア)「目がマジだよ!?こ、殺されるー!!!」 杏子(ギア)「くっそぉお!!超スパルタ特訓ってワケか!走れ走れ!!」 ガチャガチャガチャ… アーマーが擦れる金属音を鳴らしながら、二人は全力で走りだした …………………………………… …………………………………… ~廃工場~ タッタッタッ… バァン! ガキンッ! ほむら「っ……外した!」 孤門「速く撃つ事を考えないで!まずはしっかり狙って!!」 工場内の決められたルートを走り、各所に設置された的を狙うほむら 孤門は資材の上で仁王立ちになり、その姿に声を飛ばす ほむら「次……!」チャキ バンッ! 孤門「肩上がり過ぎ!飛んだら着地と同時に重心をもう少し下げて!!」 ほむら「わ、分かって………あっ!?」 ガシャーン! 孤門「あ……」 重心を下げ過ぎた事により、下半身のバランスが取れず その場に豪快に転がるほむら 孤門「大丈夫?…ほら」 ほむら「………御免なさい」 孤門がほむらの服に付いた土埃を払い、 手を差し出して起き上がらせる 孤門「難しいもんだろ?動き回りながら撃つってのはさ」 ほむら「ええ……でも時間停止が出来ない以上、立ち止まって撃つのは難しいわね」 その場に座り込む二人 ほむら「それに魔法で銃を撃った時の反動はある程度軽減できるけど…」 孤門「微妙なブレを完全に消すことは出来ない…かな」 ほむら「……時間停止に頼りきった戦い方のツケね」 ほむらが肩を落とし、左手の盾を見つめる 孤門「まぁこればっかりは特訓あるのみだね…」 …………………………………… …………………………………… まどか「………」 マミ「そう…落ち着いて呼吸を整えて…」 荒廃した街で変身し、お互いに向かい合って目を瞑る二人 まどかは弓、マミはマスケット銃を持ち、魔力を集中させる マミ「いくわよ………それっ!!」 シュン! マミの魔力を帯びた黄色いリボンがマスケット銃を包み、 巨大な大砲へと変化する まどか「………はっ!!」 シュゥン… マミ「…!」 まどか「あ…あれ…?」 まどかがマミに続いて魔力を弓に纏わせる しかしその魔力は小さく弱い光を放ち、音を立てて拡散してしまう まどか「駄目だ……マミさんごめんなさい…」 小さく頭を下げるまどか マミ「いえ…初めてでここまで出来るなんて正直驚かされたわ」 まどか「でも…」 タッタッタッ… ハヤタ「おぉ…ここにいたのかマミ」 まどか「ハヤタさん!」 マミ「?………あっ!当日の作戦についてですか?」 ハヤタ「そうだ。済まないが一度戻って来てくれないか?」 マミ「分かりました………鹿目さん!」シューン ハヤタの言葉に返事をするや否や、 変身を解除し、まどかに向き直るマミ まどか「はい?」 マミ「大事なのはまず魔力のコントロールに慣れる事よ……頑張って!」 まどか「!…分かりました!頑張りますっ!」 ハヤタ「無理をしすぎないようにね……それじゃ行こうか」 タッタッタッ… まどか(よーし………)グッ …………………………………… …………………………………… ヤプール「どうだ……準備は進んでいるのか?」 インキュベーター「回収したデータを全インキュベーターに行き渡るにはもう少し時間が掛りそうだね」 ヤプール「そうか……」 インキュベーター「…彼らを仕留める事ができれば…」 インキュベーター「僕達の肉体を改造するために使った分のエネルギーは完全に補える」 ヤプール「……」ニヤリ インキュベーター「そしたら直ぐに計画の実行といこう!」 ヤプール「ああ…そうだな」 ヤプール「インキュベーター…よく聞け」 インキュベーター「?…なんだい?」 ヤプール「他者を支配し、管理する為に必要な物は『力』だ」 ヤプール「力を持つ者だけが、支配する権利を持つのだ…」 インキュベーター「当たり前じゃないか!今更何を言っているんだい!」 インキュベーター「支配する為に一番効率的な方法は力で抑えつけること!君達のデータから学んだことだろう?」 ヤプール「ふふふ……その通りだ…」 ヤプール「強き者が弱き存在を滅ぼす。それこそが宇宙の真理だ……忘れるなよ…」 ヤプール「ふ…くくく…」 …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… …………………………………… ~決戦前日~ ガキィン! 杏子(ギア)「おっ…!?」 さやか(ギア)「へへ~……やっと…止めたよ…!」 ダン「!……」 杏子の強烈な一撃をさやかが剣を前に突き出してで完全に受け止める 鍔迫り合いの形へと持ち込み、お互いに睨み合う 杏子(ギア)「やるじゃねーか……昨日まではコレでぶっ飛ばされてたのに……さっ!!」バッ ドゴッ! さやか(ギア)「おぶぇっ!?」 杏子の至近距離からの前蹴りがテクターギアの胸プレートに直撃、 さやかはその衝撃に後ずさる さやか(ギア)「だ、ダンさん!今のアリなの!?反則じゃん!」ザザッ ダン「いや、むしろ効果的な方法だ」 杏子(ギア)「そーそー!それによそ見してる暇はないぜ!?」 さやか(ギア)「っ…!?」 特訓を開始して早三日 テクターギアを装備した二人の動きは、すでに通常時の動きを取り戻していた その激しい特訓の成果は二人の驚異的な戦闘技術の向上、 そして所々に傷をつけたテクターギアが物語っていた 杏子(ギア)「いくぜっ!」ダッ さやか(ギア)「!……正面から…!!」 正面から突進する杏子がさやかに向かって槍を長く持ち、一直線に突き出す さやか(ギア)(落ち着いて……目を逸らさずに動きを見て……)チャキッ さやか(ギア)「ていっ!!」 ドギャッ! 杏子(ギア)「なにっ……!?」 槍はさやかの縦に構えた剣に受け流され、プレートに命中する事はなかった 杏子(ギア)「……なんてな!もう一手だ!」 ジャキン! さやか(ギア)「!!」 口の端から八重歯を覗かせ、不敵に笑う杏子 次の瞬間、受け流されたはずの槍が多節棍の如く変形し、重々しい鎖がさやかに襲い掛かる バキィン さやか(ギア)「くっ…あ!」 杏子(ギア)「得物を奪った!コイツで終わりだなぁっ!!」 鎖はさやかの剣を弾き飛ばし、そのまま得物を狙う蛇の様にさやかの周囲を取り囲む 杏子(ギア)「またアタシの勝ちだな!そぉらぁっ!!」グンッ さやか(ギア)「いや…違うね!!」シュンッ 杏子(ギア)「!?」 バキャッ! 杏子(ギア)「げっ!!」 杏子が鎖でさやかを捕らえようとするまでの一瞬、 その間にさやかは新たに剣を生成 そのまま逆手に持った剣を一気に振り上げ、鎖を断ち切る 杏子(ギア)「うっ……!」 予想外の反撃に勢い余ってよろめく杏子 さやか(ギア)「もらったぁーっ!!」 杏子(ギア)「!!!」 さやかが逆手から順手に剣を持ち直し、 杏子の黒いバイザーの着いた兜へ一直線に振り下ろす ダン「…!」 杏子(ギア)「ッ…!!」 シュンッ さやか(ギア)「あ…ありゃっ!!?」 さやか(ギア)「え…!?な、なに…!?」キョロキョロ さやかの振り下ろした剣は完全に杏子の姿を捉えていたはずだった しかし剣の一撃が命中した瞬間杏子の姿は煙の様に消え、 さやかはその姿を見失う ダン「…あそこだ」 さやか(ギア)「…あ!いつの間に!」 ダンが示した方向へ咄嗟に視線を向ける 杏子(ギア)「…………」 そこには信じられない、という表情で自身の手を見つめ 呆然と立ち尽くす杏子の姿があった ダン「…ここまでにしよう。一旦休憩だ」 さやか(ギア)「…ちぇ~……引き分けかぁ…」 ダンの言葉を聞き、分かりやすいくらいに不満を表情を表すさやか ダン「そう不満そうな顔をするな…」 ダン「それより杏子…今のは一体…?」 さやか(ギア)「そうだよ!あんな魔法隠し持ってるなんて!ズルイ!」 杏子(ギア)「……アタシ……アタシは……」 ドシャッ… ダン「!?」 さやか(ギア)「ちょ、ちょっとぉ!?」 …………………………………… …………………………………… 杏子(ギア)「いやー食った食った!ごちそうさん!」ポンポン 訓練の終了から一時間後 そこには気絶から目覚め、 マミや北斗、ダイゴ達が作った弁当を満足気に平らげた杏子の姿があった さやか(ギア)「起きた途端にこれだもんなぁ…」 ダン「そろそろ話してくれないか?さっきの……」 呆れた様子で杏子を見つめ、疑問を投げかける二人 杏子(ギア)「あー……まぁ」 杏子(ギア)「あの魔法…元々アタシが使ってた魔法なんだよ」 さやか(ギア)「元々?」 ダン「…今は使えないということか?」 杏子(ギア)「そう!正解だよ!」 杏子(ギア)「さっき気絶したのは…あれのせいでヤなこと思い出しちゃってさ…」 さやか(ギア)「…?」 ダン「……そこは聞かないでおいたほうがいいのか?」 杏子(ギア)「はは……そっちの方が有り難いね」 遠い目をしていた杏子が二人の顔を見て、精一杯おどけて見せる 杏子(ギア)「とにかくあの幻覚の魔法は…アタシが無意識の内に封印しちゃったみたいでさ」 杏子(ギア)「もう自在に使うことなんて…出来ないと思うな……」 さやか(ギア)「……そっか」 ダン「…」 杏子(ギア)「…あーあ!まったく不便な能力だぜ!」スッ 杏子(ギア)「あんた達ウルトラマンみたいに無敵の力がアタシ達にもありゃあいいんだけどなー」 さやか(ギア)「……」 気まずい空気に耐えかねた杏子が伸びをしながら立ち上がり、 ダンへ視線を移す ダン「……いや…俺達ウルトラマンも決して無敵というわけでもない」 杏子(ギア)「え…?」 さやか(ギア)「それって?」 ダンの言葉に反応を示す ダン「俺達もかつて凶悪な怪獣や邪悪な侵略者に敗れ、力尽きたこともあった」 杏子(ギア)「マジかよ!」 さやか(ギア)「うっそぉ…」 ダンの話に目を丸くして食いつく二人 ダン「だがその度に…幾度となく救われた」 さやか(ギア)「ど、どういうこと?」 杏子(ギア)「……」 ダン「信じられる仲間にな………俺達は一人ではなかった」スッ 杏子(ギア)「!!……」 さやか(ギア)「信じられる……仲間…」 話が終わると同時に、 杏子の様に伸びをして立ち上がるダン ダン「さて、昔話は終わりだ……いよいよ最後は俺との組み手だぞ!準備はいいか!?」 杏子(ギア)「!…よし!やってやるよ!」 さやか(ギア)「一発くらい当ててやるー!」 合図と同時に武器を構えた二人が、ダンへ飛びかかる …………………………………… …………………………………… ~廃工場~ ドガガガッ!! ぶつかり合う技と技 強烈な閃光 辺りに漂う硝煙が晴れた時、そこに立っていたのは 巨大な大砲の上に立ったマミ そして左腕を一直線にマミに向け、残心の構えを取るまどか しかしその手には弓は握られていなかった まどか「ふぅ……完成…かな?」シューン マミ「見事ね……教えた甲斐があったわ」シューン 変身を解除し、息を吐く二人 まどか「今日もありがとうございました!……マミさんも忙しいのに練習に付き合ってもらっちゃって…」 マミ「こちらこそ!良い鍛練になったわ…ありがとう」 頭を下げるまどかに優しく返事をする マミ「可愛い後輩の頼みだもの…ね!」 まどか「!……えへへ」 頬を掻き、照れ臭そうに顔を赤らめ、 まどかが笑う マミ「それより……はいっ、グリーフシード」 まどか「あ!ありがとうございます」 マミ「今日まででかなりソウルジェムに穢れが溜まったでしょう?」 マミ「それに加えてさっきの魔法……かなり威力上げて撃ったんじゃないかしら?」 まどか「はい…だいたい三分の一くらいの威力で」 マミ「!! さ、三分の一!?」 マミ「私……結構本気で撃ったんだけどなぁ…」 まどか「えっ!?…えっ、あっあ…!ちが、違うんです!」 がっくりと肩を落とすマミ その姿を見て、自身の失言に気付いたまどかが弁解する まどか「わ、わたしもここまで威力上げて撃ったのは初めてで……!」 まどか「きっと本気であの魔法使ったら一発でソウルジェムが駄目になっちゃうから…そ、その…えっと…!」 マミ「…………ふふっ」 ポンッ まどか「あ……」 マミ「優しいのね…鹿目さん」 まどか「あ、あの……」 小さく微笑みかけた後、 マミがまどかの頭にそっと手を乗せ、優しく撫でる マミ「私との特訓で強くなってくれたんですもの。こんなに嬉しい事はないわ」 まどか「…うぅ」 タッタッタッ… 孤門「…あ」 ほむら「あら、あなた達も来てたのね」 まどか「あっ!ほむらちゃんだ!」 ほむら「二人ともお疲れ様。どう?特訓は」 工場の奥から、特訓を終えて土埃に塗れた二人が現れる まどか「ばっちり!」 ほむら「!…そう……マミの教えの賜物ね」 孤門「それはよかった……こっちも今終わったところだよ」 マミ「………………」 孤門「……マミさん?」 ぽかんと口を開け、目を丸くして呆然と立ち尽くすマミ まどか「マミさん?どうしたんですか?」 ほむら「マミ…?」 妙な様子を気に掛けた二人がマミの顔を覗きこむ マミ「………暁美さんが『お疲れ様』って言うなんて………」 ほむら「………は?」 予想外の答えに、 ほむらは思わず声を漏らし、小首を傾げる 孤門「そ、そんなことか……」 まどか「び…びっくりしたぁ~……」 何事も無い事が分かり、胸を撫で下ろす二人 ほむら「まったく……驚かさないで」 マミ「だ、だって……」 孤門「まぁ、そんな言葉を掛けられるほど皆に対して好意的になってきたんじゃない?」 ほむら「なっ!?」 まどか「あっ!そっかぁ!」 マミ「へぇ~…なるほど」 意味ありげな笑みを浮かべた二人に見つめられ、 ほむらは頬を赤く染め、焦った様子で視線を泳がす ほむら「わ、私はそんな―――」 マミ「そういえば……暁美さんっていつの間にか皆のこと名前で呼ぶようになったわね」 孤門「あ、ホントだ」 ほむら「そ、それは!いちいち戦闘中にフルネームで呼び合うのは時間が掛るからであって…!!」ビクッ マミ「鹿目さん?どう思う?」 まどか「うっそだぁ~!」 ほむら「~~~~~~ッ!知らないっ!!」ダッ まどか「あ」 タッタッタッ… まどか「行っちゃった…」 畳み掛けられる様に述べられた言葉に、 ほむらは耳まで顔を真っ赤に染めて走り去る マミ「ほら!鹿目さん、早く追い掛けてあげないと!」 孤門「どんどん離されちゃうよ?」 まどか「はい!…それじゃ、お先に失礼します!」 タッタッタッ… まどかがどんどん小さくなるほむらの後ろ姿を目指し、駆けだす 孤門「……それじゃマミさん、僕達も帰ろうか」 マミ「……あの、帰りながらでもいいんで聞いてもらえますか?」 孤門「!……なに?」 先程まで柔和な表情をしていた孤門 しかし、深刻そうな声音で話すマミを見てすぐに険しい表情へ変わる マミ「明日の作戦について……」 孤門「…確かチームを三つに分けるんだっけ?」 孤門「ほむらの特訓に付き合ってたからあんまり聞けなかったけど…」 マミ「はい…まず鹿目さんは…」 二人が話し合いながら、ゆっくりと工場の出口へ歩きだす …………………………………… …………………………………… ~マミホーム~ ハヤタ「……うむ、やはり孤門とムサシは別々の班に分けるべきだな」 ムサシ「はい、僕達はある程度奴らの攻撃方法を把握していますから」 我夢「なるほど…」 円形のテーブルを囲む男達が三枚の紙にそれぞれの名を書き加える その顔はまさに真剣そのものだった 北斗「しかしそうなるとこっちの班はどうなる?人数が一番少なくなりそうだが…」 ダン「なら杏子とさやかをそこに入れる」カキカキ 名前が二つしか書き込まれていない紙に、ダンが杏子とさやかの名を書き加える ダン「こいつらは二人揃って真価を発揮する……相当腕を上げたぞ。俺が保障しよう」 ミライ「セブン兄さんのお墨付き……!」ゴクリ ダンの自身に満ちた言葉にミライが思わず息を呑む 郷「ではここの班は……ほむらとマミか?」 孤門「そうなりますね。それからここに三人加える……っと」カキカキ 完全に名前で埋まる二枚の紙 ムサシ「…あれ?じゃあこれは……」 最後に残った『鹿目まどか』と書かれた紙を手に取り 首を傾げるムサシ ハヤタ「…我々だな」カキカキ アスカ「うおお……五人全員かよ」 まどかの名前の下に次々に書き連ねていくハヤタ ダイゴ「…少し戦力が偏ってませんか?」 我夢「い、いえ。これがベストだと思います」 ハヤタ「うむ…奴らはどういうわけかまどかを我々と同じイレギュラー要素として認識しているようだ」 アスカ「あー!エネルギー取れなくてどうとか言ってたもんなぁ」パシン 納得の表情で膝を手で打つアスカ 北斗「まどかの存在は奴等にとって俺達と同じくらい面倒ということか…」 郷「………こんなところか?」 孤門「決まりですね……」グッ 紙に全員の名前を書き終え、 孤門が腕を伸ばし、体を反らせて伸びをする アスカ「……あれ?そういえばあいつらは?」 ダイゴ「みんなで風呂に入るんだってさ」 …………………………………… …………………………………… ~脱衣所~ ほむら「な、なにも皆で入ること無いんじゃ……!?」 杏子「まーだ言ってやんの……馬鹿みたいな人数なんだから纏めて入っちまった方がいいだろ?」 マミ「ちょっと窮屈だけどね…」 次々に服を脱ぎ、 床に置かれた大きいバスケットの中に放りこんでいく まどか「なんかわたしこういうの初めてだなぁ…」 さやか「杏子、アンタ前までその日暮らしだったんでしょ?風呂とかロクに入ってなかったんじゃない?」 白い歯を見せ、悪戯な笑みを浮かべるさやか 杏子「ば、馬鹿にすんなぁ!銭湯に忍び込んだりしてだな…」 まどか「ちょ、ちょっと杏子ちゃんそんな暴れて…!」 ほむら「そんな胸を張って言うこと…?」 マミ「いいじゃない!佐倉さんの家はもうここなんだから!」 チャリン… さやか「ん?まどか……それ」 まどか「?…どうしたのさやかちゃん?」 さやかがまどかの胸元に掛けられたペンダントに気付き、 疑問の声を漏らす まどか「あ!これ?」チャラ ペンダントを首から外し、四人に見せる マミ「あら、不思議な形の………石?」 杏子「なんか地味だな。それ」 さやか「それまだ着けてたんだ!………でも何か色変わってない?」 まどか「……ちょっと無くして戻ってきた時には何故かね」 さやか「ふーん…」 ほむら「なぜそんな物を?」 年頃の娘には到底似合わない、灰色の地味な石ころ 妙に不釣り合いな組み合わせにほむらは疑問を感じる まどか「うん…なんだか持ってるとほっとするっていうか……」 杏子「お守りみたいなもんか」 マミ「それより…早く入らないと風邪引いちゃうわよ?」 さやか「みんな裸だしね」 まどか「失礼しまーす……」 ガララッ …………………………………… …………………………………… ~その夜~ まどか「ほむらちゃん電気消すよー?」 ほむら「ええ、お願い」 カチッ まどか「よいしょ…っと」モゾモゾ ほむら「……」 壁に備え付けられたスイッチを押し、消灯 二つ並べられた布団の片方に潜り込むまどか ほむら「………ふふ」 まどか「?…ほむらちゃん、どうしたの?」 布団の中で仰向けになり、天井を見上げ、 ほむらがくすりと笑う ほむら「なんだか……不思議ね」 まどか「え?何が?」 横向きに寝返りを打ち、すぐ隣のまどかの顔を見つめる ほむら「明日が決戦だっていうのに……」 ほむら「私、こんな時間がずっと続けばいいなって思ってる……」 まどか「!……」 その言葉に気付き、まどかも同じようにほむらの顔を見つめる まどか「えへへ…それ、わたしも解かるよ」 ほむら「そう?……ふふっ」 お互いの顔を見つめ、笑い合う ほむら「もしかしたら…あした負けて……死んじゃうかもしれないのにね…」 まどか「!!」 ほむらの笑顔がその言葉を発した途端に悲しい ほむら「でも……今は…」 ほむら「今だけは……」 スッ ほむら「!……あ……」 まどか「………」 ほむら「ま、まどか…?」 ほむらの布団の中に入り込むまどかの右手 それがほむらの左手の上に優しく添えられる まどか「続くよ……続かせようよ…!」 ほむら「え……」 まどかがほむらに微笑み掛ける まどか「明日を……みんなで乗り切って……!」 まどか「それでこれからも……こんな時間過ごそうよ……」 まどか「みんなで……一緒に!」 ほむら「!!………」 グッ ほむら「約束だよ……まどか」 まどか「うん……約束!」 お互いの手を強く握り締め、 明日の為に二人はゆっくりと目を閉じた …………………………………… …………………………………… さやか「杏子……もう寝た?」モゾモゾ 杏子「……寝たよ」 さやか「起きてんじゃんか!」 杏子「うるせーなー……早く寝ろよ!」 杏子「せっかくマミが部屋と布団用意してくれたのに……」 寝返りを打ち、杏子を見つめるさやか しかし杏子はさやかに背を向けたまま小さく呟くのみだった さやか「だってさ……明日もし負けたらさ……その……」 杏子「……死ぬかも…ってか?」 さやか「……ん」コクリ 小さく声を漏らし、頷くさやか さやか「だからちょっと気になってたこと聞きたくてさ………ダメ?」 杏子「………はぁ~」 豪快にため息を吐く杏子 杏子「なっさけねぇなぁ………戦う前から負ける心配かよ…」 さやか「う、うっさいな……」 ゴロン 杏子「いいぜ……なに聞きたいかは知らねーけどさ」 さやか「!……ありがと」 寝返りを打ち、さやかと見つめ合う杏子 杏子「………で?なんだよ?」 さやか「うん…えっとさ」 さやか「あたしよく考えたら……」 さやか「アンタがなんであたしを助けに来てくれたのか……まだ聞いてなかった」 杏子「!……それか…」 さやか「うん……何か急に気になってさ」 杏子「……はぁ」 再び小さくため息を吐く 杏子「…………なんかさ、魔法少女になりたてで…意気込んでるアンタ見てたらさ」 杏子「昔のアタシの姿と妙にダブって見えたんだよ」 さやか「昔の……?」 杏子「ああ……」 杏子「………………」スゥ 決意を固めるかのように小さく深呼吸をする 杏子「アタシの親父はさー………教会で神父やっててさ」 さやか「?」 杏子「もうほんっと超が付くほどのお人好しでさ」 杏子「新聞の悪いニュース見るだけで涙流すような人だったんだよ」 さやか「へぇ~……すごいね」 さやかが小さく驚きの声を上げる 杏子「……でもある時…教義に無い事まで説教するようになっちまった」 さやか「…!」 杏子「当然信者の足はパッタリ途絶えた……アタシの家族はその日の食事も満足に食えない日もあった」 さやか「………」 口を開き、杏子の話に聞き入る 杏子「親父は何も間違ったことは言っちゃいなかった……」 杏子「けど誰も親父の話には耳を貸そうとしなかった」 杏子「だから願ったのさ…奇跡をな」 さやか「!…それって…」 杏子「そう…アタシのキュウべえへの願い…」 杏子「皆が親父の話を真剣に聞いてくれますようにってな」 さやか「……」 杏子「そしたら次の日から信者がポンポン増えてさぁ!アタシも意気込んだよ……」 杏子「アタシの魔法……親父の説教…表と裏から世の中を良くしていくんだってな」 杏子「……でも」 嬉々とした表情で話していた杏子 しかし表情は突如として暗いものになる 杏子「ある時カラクリがバレた」 さやか「!」 杏子「親父はブチ切れて……そりゃあもう殺すかって勢いで殴られたよ」 杏子「その後親父は酒に溺れて……壊れた」 杏子「一家を道連れに無理心中……さ」 さやか「!!…うそ……」 杏子「アタシの願いがみんなを壊した……笑顔を奪った…!!」ギリッ さやか「……」 過去の出来事に、 きつく歯を食いしばる杏子 杏子「奇跡ってのは……願った分だけ絶望を撒き散らしちまうのさ」 杏子「だからアタシは誓った……もう人の為に魔法を使うことは止めようってな」 さやか「!…だからアンタ……あの幻覚の魔法……」 杏子「…まぁな」ゴロン 再び寝返りを打ち、さやかに背を向ける杏子 杏子「でも………」 さやか「?」 杏子「頑なに誰かの為に……とか言ってるアンタやマミ……」 杏子「それに……一銭の得にもなりゃしないのに誰かの為に戦い続けるアイツら……」 さやか「別の世界の人とかもいるのにね」 杏子「ああ………なんかそれ見てたらさ…」 杏子「もう一度……誰かの為にやってみようかなって思ってさ……」 さやか「……」 杏子「……………とまぁこんな感じだ!」 杏子「わ…笑っちまうだろ…?なんだかんだ言ってアタシも……」 話を終え、明るい口調に戻る杏子 だがその声は明らかに震え、涙声だった さやか「……」 ガバッ 杏子「っ……!?」 杏子「さやか……?」 さやかが杏子の背中から腹の辺りへ両手を回し、 優しく抱きしめる さやか「ずっと……独りぼっちだったんだね」 杏子「………」 杏子の耳元で小さく呟く さやか「へへ………でもこれからは…」 ギュッ さやか「…あたし達が一緒にいてやるよっ!」 杏子「!!……………」 杏子を抱きしめる手を更に強める 杏子「………」グスッ さやか「お!?おぉ!!もしかして泣いてんの!?」 ギュゥウ… 急におどけた口調になり、杏子を更に力強く抱きしめるさやか 杏子「!! な、泣いてねぇよっ!もう早く寝ろ!」バッ さやか「はいはい~………っと」 さやかを振り払い、布団の中に潜り込む 杏子(………ありがとな) …………………………………… …………………………………… マミ「……ふぅ」 月明かりの射す、静かな時間の中 マミはベランダに出て夜風に当たっていた ガララッ ダイゴ「眠れないのかい?」 マミ「!……ダイゴさん」 マミが振り向くと、そこには窓にもたれ掛かって立つダイゴの姿があった ダイゴ「まぁ……凄い事になってるからね」 部屋の中を振り返り、小さく笑うダイゴ 視線の先の部屋の中は、ダイゴを除いた九人の男達が雑魚寝状態でいびきをかいていた マミ「い、いえ!皆さん私の寝るスペースは確保してくれていますし……」 ダイゴ「?……じゃあどうして?」 マミ「……なんだかいろいろ心に引っ掛かってて」 ダイゴ「……聞いていいかな?」 手すりに手を掛け、マミの横に並ぶダイゴ マミ「はい……あの、鹿目さんとの特訓で…才能の差ってやつをちょっと感じて」 ダイゴ「才能?……魔法少女の才能って……たしか」 マミ「ち、違うんです……何というか…上手く説明できないんですけど」 マミ「もっと根源的なものというか……」 ダイゴ「……それで?」 マミ「……私は今まで彼女達より長く魔法少女をやってきました」 ダイゴ「確かに戦闘経験には長けてるだろうね」 頷き、マミの言葉に同意する マミ「でも…」 ダイゴ「?」 マミ「私……多分その先輩って立場に…正直言って自惚れてました」 ダイゴ「……」 視線を逸らし、星空を見上げながら話し続けるマミ マミ「だから私、最初にアスカさんと会った時みたいなミスしちゃうし…」 ダイゴ「…うーん」 マミ「なんか……こんな自分が嫌になったというか」 肩を落とし、失意の中俯く ダイゴ「いや……」 ダイゴ「自惚れてもいいと思うよ」 マミ「えっ…?」 ダイゴの返答に驚き、顔を上げる ダイゴ「力に溺れるとね、必ず自分の力の限界を知る時が来る」 マミ「あ……」 数時間前の特訓の風景がマミの頭を過ぎる ダイゴ「でも…それは自分の未熟さを知り、初めて自分の立場を実感できるってことだよ」 マミ「……でも、そのせいで事故でも起きたら…」 少し微笑みながら話し続けるダイゴへ、 不安げな顔をしたマミが言葉を投げ掛ける ダイゴ「うーん…」ボリボリ 考えるように、頭を掻く ダイゴ「先輩になるって言うのはそんな厄介事を引き受けることじゃないかな?」 マミ「!!……」 ガララッ 窓を開き、部屋の中へ向かうダイゴ ダイゴ「まぁ一人が熱くなってミスしそうになれば、逆にもう一人は醒めてくるものさ」 ダイゴ「…だけど彼女達相手じゃ君もなかなか熱くなれないかな?………なんてね」 マミ「ぷっ………あはははは…!」 マミの顔に笑顔が戻る マミ「はぁーあ……」 マミ「………なんだか胸がスッとしました」 ダイゴ「力になれてなによりだよ」 マミ「ダイゴさん達って不思議ですね」 ダイゴ「不思議?どんな風に?」 マミ「んー……」 頬をに指を当て、考え込むマミ マミ「なんだかお父さんみたいで!」 ダイゴ「ははは…それは光栄」 ダイゴ「冷えてきた………そろそろ寝た方が良い」 マミ「はい!……おやすみなさい」 ダイゴ「おやすみ」 タッタッタッ… マミ(………私は私に出来ることをやろう) BACKまどか「…ウルトラマン!」 12 NEXT まどか「…ウルトラマン!」 14